【講師トーク】声楽科・ミュージカルソングコース・ソルフェージュ科 加藤洋一の部屋~音大受験のQ&A~

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2014年10月24日

第28回目は、声楽科・ミュージカルソグコース科・ソルフェージュ科講師 
加藤 洋一先生です!

皆様こんにちは!今回は、音大受験を考えている学生の皆様、その保護者様必見!受験対策に関するトークです。当店でも音大受験を考えられている生徒様からのお問い合わせを多く頂いております。
声楽科・ミュージカルソングコース・ソルフェージュ科担当の加藤洋一先生は、音大受験の対策にとても力を入れている先生です。
そんな加藤先生に、音大受験について色々と聞いてみました!


音楽大学受験にまつわるQ&A

大学受験は様々な準備が必要ですが、音大受験ではどのような準備が必要なのでしょうか?

「実技試験の科目が受験する学科や専攻により違います。
例えば、声楽科なら歌の試験、作曲科であれば作曲の試験。これが専攻実技試験です。
一般的に楽譜の読解力に関する試験(聴音、視唱、楽典など)が共通実技試験になります。実技試験の準備は個人差がありますが、音楽のトレーニングを初めて行う方は準備期間を充分にとる必要があります。」


日本全国にたくさんの音大がありますが、音大はどのように選べばよいのでしょうか?

音楽大学・学校案内

「まず、施設や通っている学生のレベルを知ることです。練習室の数、図書館の充実度、ホール、学生の演奏や公演機会がどれだけあるか、どんな公演か、等ですね。」


オープンキャンパスに行くと資料ももらえますし、実際の施設を見る事が出来ますね!国立大学と私立大学とがありますが、受験レベルや内容に違いはありますか?

「授業料が違います。私立大学は高額です。
受験のレベルは、伝統や実績(卒業生の活躍)、定員数、実技試験の科目数、等により国公立、私立を問わず変わってきます。」


なるほど、そうなんですね。受験勉強はいつから始めたほうが良いのでしょうか?

「基礎力を身につけることは早期に始めて損はありません。受験対策は科目により異なりますが、基礎力がどれだけあるかが重要です。
聴音などは幼少期に始めると苦労することはないようです。」


早めの対策が大切なんですね。1日にどれ位の勉強時間が必要でしょうか?

「1日にかける時間より、継続して、丁寧に、問題点を確認して、集中できるトレーニングが大事です。
時間に余裕がある時に問題点にたっぷり時間をかけると良いです。」


継続は力なりですね。先生のお勧めのテキストはありますか?

「絶版の楽譜になりますが、共同音楽出版社から出ている下田和男著の「楽典(理論と実際)」がお勧めです。
ソルフェージュのレッスンでは、受験校別に講師がアレンジしています。楽典、受験校の過去問集、オープンキャンパスで渡される資料、他校の過去問、等々をブレンドしてレッスンします。」


1人1人の受験対策に合わせてレッスンが出来ると言う事ですね!
それでは最後に、音大受験を考えている方に向けてメッセージをお願い致します!

「自分の好きな事を諦めない覚悟をしっかりと持ちましょう。音大卒業後、様々な形で音楽に携わる仕事をしている人は沢山います。仕事の上では、一生勉強していくつもりでいないと成長や発展がありません。音大で勉強する事は、未完成な自分を知り、今後自分自身の勉強の取り組みや、経験をどう積んで行くかを知る、その土台を作るものです。」

加藤先生ありがとうございました!

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