【講師トーク】ピアノ科・近藤 栄理子の部屋~ピアノを通して伝えたいこと~

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2014年06月20日

第16回目はピアノ科 近藤 栄理子先生です!

皆様こんにちは!今回はピアノ科・近藤 栄理子先生とのトークをお届け致します!
ピアノを始めたきっかけから話を掘り下げて伺いました。

ピアノを始めたきっかけを教えて下さい!

「小さい頃の習い事としてピアノは王道だと思うのですが、私の場合は母親が音楽好きな為、4歳ごろからピアノ教室に通い始めました。ピアノのレッスンがある日は、教室がある大きなセンターまで電車で通っていましたね。通いだしてからは本当に音楽漬けの毎日でしたし、でも小さい頃から音楽のある生活をさせてもらえたのはすごく嬉しいです。」

小さい頃からピアノを始められたんですね!その後はどうされたんですか?

「中学生時代ももちろんピアノ教室を続けていて、それに加えて吹奏楽部でフルートを始めました。フルートは中学で吹奏楽、高校ではオーケストラで計6年担当しました。なので、こう見えて管楽器演奏歴があるんです(笑)」


そうだったんですね!同じく私も吹奏学部だったので、なんだか嬉しいです!

「とはいってもフルートは部活の引退とともに辞めてしまったのですけどね。私は音楽科のある高校に進学したのですが、打って変わってピアノはというと、それがとても素晴らしい恩師といえる先生に出会ったのがこの高校時代だったんです。」


すごく気になります!では、その恩師について教えて下さい!

「とっても熱心にご指導くださる女性の先生なのですが、ピアノに対する姿勢が熱く、ピアノの指使いやフレージングまで、とにかく細かく!ご指導してくださります。私は先生のご自宅で個人レッスンを受けていたのですが、レッスン時間は2時間半ほどにもなっていました。時には1小節に30分かけてご指摘を受けつつ音を作る作業をしたり、音の出し方1つにこだわりを持ったレッスンをしていました。思い出すと、頑張ったなと思います。」


こだわりと熱心さがレッスンの内容から伝わってきます・・・!

でもそれだけ細かく且つ丁寧なレッスンを受けられたからこそ、今の自分がいるような気がします。それだけレッスンではいつも試行錯誤して、重ね重ねレッスンをすることで気持ちのこもった演奏を作り上げていきました。」


高校を卒業されてからはどうされたのですか?

「卒業後は大学のピアノ専攻へ進学しました。」


フルートの演奏では大学を目指さなかったのですか?

「吹奏学部のパートとしてフルートは演奏していましたけれど、ピアノの方が歴も長いですし、なんといっても恩師に出会ったことに、ピアノの方が思い入れが強かったのもあり、大学ではピアノの演奏技術を磨くことに決めました。」


やはり恩師との出会いは大きいですよね。

大学時代の演奏会にて



学生を卒業した後・・・

さて大学4年間を過ごし、いよいよ学生を卒業することになりますが、何か夢などはあったのですか?

「こうしてピアノの演奏をしてきて、人にピアノを教えたいと思うようになりました。それもお子様へピアノの楽しさを教えることで、ピアノに特化するのではなく、音楽全体を好きになってほしい、好きでいて欲しいという私の素朴な希望もあって・・・。小さい頃というのは飲みこみも早いですし、それだけ習い事をするなら最適な年齢だと思いますので。そう思うと、「ピアノの先生」というものに憧れを抱くようになり、それが夢へと変わって・・・そして、島村楽器のピアノ科講師になりました。」


「音楽を好きになってほしい、好きでいて欲しい・・・」というところがとても大事ですね。

「そうですね。習い事って単にやっているだけだと、最初の方は楽しくてもだんだんと強制されているように感じてしまう時があると思うんですよね。小さい頃だと特に、「好きで通っている」よりも「通わされている感」が上回ってしまうと、どうしても続けるのは難しくなってしまう・・・。そんなことにならないよう、音楽を嫌いにならないようなレッスンの工夫が鍵となるのではないでしょうか。


それってとても大事なことですね。年齢に合わせたレッスンということでしょうか!

「年齢だけに限らず、生徒様お一人お一人の状況を把握することが、レッスンをする上で大切なことだと思いますね。」

とても素敵な考えですね。
そして、近藤先生といえば講師傍らブライダルピアニストのご経験があるそうですが、
どのくらいご活躍されていたんですか?

「ブライダルピアニストは2、3年ほどの経歴でしょうか。」


ブライダルピアニストというとどんなことをされるのでしょうか。

「主に披露宴にて、BGMのような役割といったらいいでしょうか。2時間から3時間ほどある披露宴の会場で、ピアノ演奏とCD音源を交互に使ってその場を盛り上げます。」


なるほど~!この仕事で大変だったことはなんでしょうか。

実際にブライダルピアニストで使っていたレパートリー集

「披露宴ですから、来賓入場から最後のお見送りまであるんですね。私はこの期間で約100組ほどの披露宴を担当しましたが、中でも曲のリクエストが多く、それに見合った音楽を見つけたり、膨大な量の楽譜をさらうのが大変でしたね・・・。大体は自分のレパートリーを作って演奏するのですが、そのレパートリーにないようなジャンルのリクエストがきたりすると大変です。」


それは大変ですね・・・でも良かったこともありましたか?

「多彩なリクエストを頂いたおかで、大体のジャンルの曲は弾けるようになりました。クラシックはもちろん、ポピュラーやジャズなどのリクエストにもお応えしていましたからね。」

尊敬します!色んなジャンルに対応できるのは素晴らしいですね。
そして現在も、島村楽器のピアノ科講師としてご指導されていらっしゃるということですね!
ピアノ科講師の、大変なところはどんなところでしょうか。

「まず、ブライダルピアニストのような演奏する仕事と、演奏を教える仕事というのは同じ「音楽」でも全く異なる職業だということが身に染みて感じました。教える仕事は、今まで自分で学んできたことを、生徒が理解できるように噛み砕いて教えるということが難しいところだと思います。」


それでも理解してくれた時というのは嬉しいですよね。

「そうですね。大人になってもずっと音楽を好きでいてもらえるようなレッスンをしたいと思っています。私のレッスンを受けていただけるとしたら、年齢は問いません。また、ピアノのレッスンで音楽が嫌いにならないようなレッスン内容で進めることも心掛けるようにしています。」


そうですね。そして、私達スタッフからも皆様のレッスンをサポートさせて頂きます!


編集後記

近藤先生ありがとうございました!私も母親のススメで4歳からピアノのレッスンを始めたのですが、やはり小さい頃というのはどれだけ音楽に関心を持ってもらえるかが大切ですよね。
先生のように、音楽を好きになってもらえるように、私達スタッフもサポートさせていただきます!


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