ギターの違い、わかりますか?
「ギターって、エレキギターとフォークギターだけでしょ?」そうお思いの方もいらっしゃるのでは?
エレキギター以外の木でできているギターにも、
- アコースティックギター(フォークギター)
- クラシックギター
- フラメンコギター
と種類があるんです。今回は、アコースティックギターとクラシックギターの見分け方をご紹介します。
ここが見分けポイント!
いくつかのポイントで見極めることができます。ご自宅に眠っているギター,学校で触ったことのあるギター,テレビやライブで見たギター、以下の点を気にして見比べてみましょう。
弦
アコースティックギターはスチール弦を使用しているのに対し、クラシックギターはナイロン弦を使用しています。もちろん音色も全然違います!スチール絃は金属弦ですので音量が期待できます。それに対してナイロン弦はやわらかい音質が魅力です。
ネック
ネックの幅が約10㎜違います。アコースティックギターと比べるとクラシックギターのネックの幅が広いのは弦と弦の間隔を確保して単音を押さえるのに適しています(隣の弦に触らないで演奏できるように)。これに対してアコースティックギターは和音(コード)を押さえて6弦を一度に鳴らすのに適しています。
以上のことからクラシックギターとアコースティックギターではこの特徴を活かして主に演奏する音楽ジャンルの方向性が違ってきます。
クラシックギターはクラシックやボサノバなどのラテン音楽、演歌など。アコースティックギターではPOPS、ロック、フォークソングなどを弾き語りやソロ演奏で。
ピックガード
アコースティックギターはピックで演奏することもあり、表板をピックで傷つかないように守るピックガードと呼ばれるプレートがついています。
対して、クラシックギターは指で演奏するためこのガードがついていません。
また、クラシックギターの仲間・フラメンコギターには、「ゴルペ板」と呼ばれる透明のガードがついていることがあります。これは、フラメンコの奏法でボディをたたくことがあるためです。
糸巻
アコースティックギターは1本ずつ独立した糸巻(ペグ)なのに対し、クラシックギターは1~3弦・4~6弦で3弦分つながったタイプが左右についています。また、中には装飾が施されているものもあり、見た目にも美しいです。
弦の巻き方
アコースティックギターはペグ穴に弦の先端を通したら縦に巻いていくのに対して、クラシックギターは横に巻いていきます。ギターヘッドの中央が空いているのもクラシックギターの特徴ですね。
実際に店頭でご確認ください!
江原先生の抱えているギター、100%クラシックギターで間違いないですね!
これで今日からみなさんもアコースティックギターとクラシックギターを見分けられるようになりましたね。
当店では、100本を超えるギターを展示しております。ぜひ、実物で見比べてみてください。
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