【電子ピアノ】2022年夏 最新比較!電子ピアノの正しい選び方・おすすめ定番機種!

ららぽーと磐田店

ららぽーと磐田店店舗記事一覧

2020年11月12日

===top=== **お詫び [!!電子ピアノは各社商品の供給が不安定なモデルあり、お届けに際してご希望に沿えない場合がございます。皆様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。!!] また、一部モデルにおいて生産完了のアナウンスがございます。新しいモデルは発表になりました […]

お詫び

電子ピアノは各社商品の供給が不安定なモデルあり、お届けに際してご希望に沿えない場合がございます。皆様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。

また、一部モデルにおいて生産完了のアナウンスがございます。新しいモデルは発表になりましたら随時ご案内致します。

島村楽器ららぽーと磐田店は磐田・浜松・袋井・掛川・島田・豊橋・豊川など静岡県西部~愛知県東部を中心に様々なエリアよりお越し頂いております。
ピアノの購入、選び方でお悩みの方は当店にお任せください!

絶対失敗したくない!電子ピアノの正しい選び方

 島村楽器ららぽーと磐田店では、全メーカーより豊富な品揃え、専門スタッフがお客様お一人お一人に合わせて機種選びから納品まで完全サポート!
 ピアノに詳しいスタッフが常駐しておりますので、ピアノのについてのご質問はしっかりとお答え致します。
 ららぽーと館内にはお子様が楽しめるスペースも充実しておりますので、ご家族でのお買い物もゆったりお楽しみ頂けます。
 ピアノ選びは島村楽器ららぽーと磐田店にお任せください。!


電子ピアノ 延長保証制度「もしもの安心保証」

 
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「電子ピアノ もしもの安心保証」は、電源が入らない・音が出ない・操作ボタンが反応しないなどの自然故障保証に加え、総合楽器店では初めて(※2017年10月時点)となる、偶発的事故を保証するアクシデンタル保証を兼ね備えた、5年間の延長保証サービスです。

電子ピアノの下取り・買取致します

ご自宅にございます使わなくなった電子ピアノ、下取・買取のご相談承ります!

※モデルや発売時期、状態により下取・買取ができない場合がございます。何卒ご了承ください。



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メニュー コンテンツ
「電子ピアノ」という楽器について 「ピアノレッスン」について
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「良い電子ピアノ」の見極め方 「スピーカー」
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先生も実はよく知らない?「電子ピアノ」という楽器

EP?

 こんにちは、ピアノ担当の松下です!このページでは、電子ピアノ選びに関するお悩み・疑問にお答えいたします!

 ららぽーと磐田店には地域でピアノ教室を開いておられる先生方も多くご来店くださるのですが、よく相談されるのが「生徒が電子ピアノを買いたいらしいんだけど、電子ピアノのことはよく分からなくて…」というお悩み。ピアノレッスンは殆どがグランドかアップライトピアノですから、中には電子ピアノはしっかり触った事がないという方もおられます。

 実は私も、最初は電子ピアノなんてどれも一緒だと思っていました。確かに、本物のピアノと構造が全く違う電子ピアノはあくまで「グランドピアノを真似る」事しか出来ないんですよね。

 とはいえ電子ピアノは「音量調整が出来る」「楽しい機能が入っている」「場所を取らない」「調律が要らない」「安い」など、電子ピアノにしかない素晴らしいメリットがあり、多くのご家庭でご自宅の練習用に電子ピアノが選ばれています。また近年(ここ3~5年くらい)はかなり本物のピアノタッチ・響きに近いものも出ており、決して侮れません!電子ピアノメーカーの開発努力、恐るべしです…!

 ただし「電子ピアノ」と一言で言っても、メーカー・価格共に沢山あります。一度ついた弾き癖を治すのってとっても大変なんです!何度も買い替えが出来るようなものじゃないから、しっかり使い方や違いを理解した上で、ピアノに近い失敗しないピアノ選びをしたいですね。


遠方の方もご安心下さい!

当店は静岡県西部にございます。「なかなかそこまでは行けない…」という地域にお住いの皆様もご安心ください!いろいろな方法でお手伝い可能です!

ご自宅でクレジットカード決済

・店頭に直接ご来店いただかなくても、商品をクレジットカード支払いにて購入することが出来るようになりました!
1.お電話にてご購入の商品についてご連絡ください。
2.店舗より、お支払い合計金額とお手続き用のリンクをメールにてお伝えいたします。
・詳しくはこちら→【メールでのクレジットカード決済について】

振込みでのお支払いも可能です

・指定の口座にご入金の確認ができ次第の商品発送となります。
・お振込み手数料はお客様負担となります。

地元での試弾をご希望の場合

・店舗での購入をご希望の方で、遠方にお住まいの場合は、お近くの島村楽器の店舗をご紹介する事も可能です。お客様の最寄りの店舗にてご都合に合わせてスムーズな対応ができるよう、私と現地スタッフで打合せ致します。

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Q、「そもそもピアノレッスンってどんなことをするの?」

A,ただ「音符どおりに鍵盤を押せればいい」わけじゃないのです!

 目安ですが、「習い始め、初心者」に多い4~7歳くらいの子供であれば、早い子で2か月、遅い子でも半年ほどで、「両手演奏」「強弱記号」「スタッカート(跳ねるような短い音)」「スラー(音を伸びやかに繋げる)」といった演奏技法を学びます。
 レッスン用ピアノ選びで大切になのは、これらの技法を「出来たつもりにならない」こと。「綺麗な音が出る」というだけの基準で選んでしまうと、「正しく弾けていなくても出来たつもりになってしまう」→「レッスン先のグランドピアノでは弾けないまま」という落とし穴が!指先の微妙な力加減の変化を、正しく音で返してくれるピアノで練習する事が上達のポイントです。

 ここを最初に理解しておくことは、ピアノ選びだけでなくこれからレッスンを上手に続けていく上でも本当に大切です。趣味で楽しむのならともかく、お月謝を払ってレッスンに通う以上、「長く楽しく続けたい」「せっかくなら上手に弾けるようになりたい」という思いは誰にだってあるはず。また子供の習い事であれば、単にピアノを弾けるようになるという事以上に、脳や心の成長にも大きな影響があります。

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Q、どのメーカーが良いの?

A、最初にメーカーを絞って選ばないで!

 この質問は本当によく聞かれるのですが、ズバリ…最初にメーカーを絞って選ぶ事はおすすめしません!当店では全てのメーカーを取扱い・展示しているのですが、同じメーカーの中でも機種によって全然特徴が違います。ご検討の価格帯によって、どのメーカーの機種がおすすめかは変わってきます!

 「このメーカーの音が大好き!」という選び方も決して悪くないのですが、電子ピアノ、特にレッスン用となればやはり「どれだけ本物のピアノに近い演奏感か」で選ぶ方が長くお使い頂けるんじゃないかな、と思います。

 もちろん、メーカーによって音色やタッチに個性はあります。あくまで参考程度にご覧ください。

メーカー 特徴
ヤマハ 言わずと知れた国内最大手楽器メーカー。
音源にもヤマハ最高峰グランドピアノの音を収録しています。
すっきりとしたクリアな音色が特徴。
レッスンモデルの「クラビノーバ」シリーズのほか、
本物のピアノと同じ鍵盤アクション構造を搭載した「ハイブリッドピアノ」が人気です。
カワイ 海外でも人気の高い、大手国内楽器メーカー。
カワイグランドの重厚感のある低音とキラキラした高音が特徴です。
特に鍵盤にこだわりがあり、白鍵だけでなく黒鍵も木製にしているモデルがあるのは
カワイの大きな魅力。
シーソー構造の鍵盤を採用することにより、違和感のない自然なタッチを実現しています。
ローランド 電子ピアノでは最も長い歴史を持つ、日本が誇る電子楽器専門メーカー。
電子ピアノがアコースティックピアノのような振る舞いをする為の最新技術・
ノウハウがあります。現在モデリング音源を採用している唯一のメーカーです。
伸びやかな音で表現力に定評があります。
立体音響も手掛けている会社なので、小さい音やヘッドホンで聴いた時の
音の立体感、強弱変化はNo.1です。
伴奏やBluetoothなど楽しい機能が充実しています。
筐体がコンパクトなモデルが多いことも特徴です。
カシオ キーボードでは物足りないという方に絶大な人気を誇るCASIO。
コンパクトなデザインやリーズナブルな価格帯が多いのも魅力。
シャープではっきりした音が特徴です。
上位機種「Celviano」シリーズは世界屈指のピアノブランドとコラボレーション
しており、本格派ピアノをお探しの方にも注目度の高いメーカーです。
欧米では楽器メーカーとしてしっかりと地位を築いています。
コルグ 日本のメーカーです。昔は京王技研を名乗っていた電子楽器メーカーで、
シンセサイザーは世界的にも一目置かれています。
現在はリーズナブルな価格の電子ピアノが充実しています。
趣味で弾く方にも人気のメーカー。
どのモデルもコンパクトですが、明るくて力強い響きです。
モダンでお洒落なデザインが多いのも特徴です。
以前はハイグレードモデルまで作っていました。アップライトピアノやグランドピアノの後付け消音ユニットも有名です。

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Q、どれくらいの予算で見れば良いの?

A、レッスン始めの初心者なら20~30万円クラスが一番人気!

 やっぱり気になるのは値段。価格帯によってピアノの特徴も変わってきますので、ご自身の需要に合わせたものをお選びください。レッスン初期であれば、年齢に関係なく20~25万円くらいのクラスが人気です。

価格帯 特徴
5~10万円 ほとんどがスタンド別売りの卓上タイプ。
持ち運びしたい、置き場所を何度も変えて使いたいという方におすすめ。
88鍵盤揃っている電子ピアノとしては最安値の価格帯になります。
音・タッチ共にかなり軽めなので手軽さを最重要視する方におすすめ。
10~15万円 キーボードでは物足りないという方におすすめ。
スピーカーは2つ、鍵盤は樹脂製で軽めです。
小学生であれば、バイエル半ばくらい(習って半年間くらいが目安)までのピアノになります。
強弱変化や表現力といった点では物足りないかも。
買い替えを前提とした、幼稚園くらいのお子様用として人気です。
15~20万円 「レッスンモデル」のエントリーランクがこちら。
ピアノらしい表現力がついてきます。
メーカーによっては木製鍵盤になったり音源の種類が上位機種同等になります。
まだまだ「ピアノ」として満足出来るレベルではないですが、
「レッスンには通っている」けど「出来る限り予算を抑えたい」という方におすすめ。
20~25万円 各メーカーが力を入れている、これからレッスンを始める方に一番売れ筋の価格帯。
スピーカーの数が4~6つになり音に立体感が出ます。
鍵盤も木製パーツを使用したものになり、アコースティックピアノに近い演奏力になります。
レッスン用であれば、「長く続くか分からないし・・・」とお悩みの方でも最低限これくらいがおすすめ。
ピアノの先生から推奨される事が多い価格帯です。
25~30万円 スピーカーの数も6~8つに増え、表現力がかなり増すので本格的な演奏も可能になります。
誰が聴いても違いが分かる程、音の響きに迫力と繊細さが増します。
もう既にある程度弾けるという方、もうワンステップ上を目指す方には必須のラインがこちら。
30万円以上 現時点で技術的には最高峰のクラスでかなりアコースティックピアノに近くなり、
「電子ピアノとアコースティックピアノのハーフ」のような存在のピアノが出てきます。
「本当はアップライトが欲しいけど、場所や音の問題があるから電子ピアノ」という方におすすめ。

※上記の特徴はスタンダードタイプの目安です。インテリア性や機能性の高いタイプのモデルは含まれていません。

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Q、「スタンダード(キャビネット)タイプ」と「コンパクトタイプ」の違いは?

A、置き場所がOKならスタンダードタイプがおすすめ!

 鍵盤の数(88鍵)はどのモデルも変わらないのでどのタイプも幅はさほど変わらないのですが、違いが出るのは奥行き。スタンダード(キャビネット)タイプは平均45cm、コンパクトタイプは平均31cm、ちなみに本物のアップライトピアノは60cmくらいです。

 コンパクトタイプはデザインもスタイリッシュなものが多いので、圧迫感が無くすっきりして見えますね。ただし椅子を収納できるスペースが無いので、実際にお部屋に置いたときに必要となる面積はスタンダードタイプとあまり変わらないので要注意です。

 「ピアノとしてどうか」という点ですが、同じ価格帯で比べるのであればやはりスタンダードタイプの方が性能は高くなります。ピアノの音の響きはスピーカーが大きく影響するので、コンパクトタイプの場合それ以外のスペックが同じでも音の響き方に違いは出てきます。

 とはいえ…ピアノを置いたときのお部屋の雰囲気も大事ですよね!どうしても置き場所に困っているというわけでなければスタンダードタイプをおすすめしたいところですが、無理のない範囲でお選び頂ければと思います。

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「良い電子ピアノ」の見極め方

ピアノは”表現力”が命!

 電子に限らず、「ピアノとしての演奏性の高さ」を左右する重要なポイントの一つが「表現力」。強弱とそれに伴う音質の変化が、自分の思うようについてくれるかどうかが大切です。

 ピアノレッスンって必ず宿題が出ますよね。まだ小さい子供、幼稚園くらいのうちから、「この曲は明るい雰囲気だから、元気に力強く弾いてみよう」「でもここは優しく柔らかいかんじで弾いてみよう」などなど、ただ楽譜にある音符をなぞるだけではない、まさに「表現力」の練習が求められます。

 教室や発表会にあるグランドピアノは、子供の成長具合やその日の気分、「あっ最近練習サボってるなー?」という事まで分かるほど、弾き手によって音色の変化を感じることができる表現力があります。やっぱり「出来た!」「褒めてもらった!」という経験が子どもにとっては最大のやる気に繋がりますよね。「練習はいっぱいしたのに、褒めてもらえなかった…」というのは、もしかしたらピアノのせいかも??

 だからこそ、グランドピアノほどでは無くても、ピアニシモの優しく繊細な音色から力強く鋭いフォルテシモまでがしっかり表現できるかどうかというのは、レッスン用のピアノを選ぶ際には必ず気を付けたいポイントです。特にレッスン用でお探しの場合は、誰がどう弾いても同じように綺麗な音が鳴るピアノでは勿体無いですよね。

電子ピアノは「総合力」で選ぼう!

 この「表現力」を左右するのが「スピーカー」「鍵盤」「音源」です。よく「鍵盤が本物のピアノに近いものが良い」と言われる事が多いですが、「音」の部分が満足点に達していないのに鍵盤だけやたら重い・・・というピアノは逆に弾きにくくて仕方ありません(汗)。どれか一つに特化して(お金をかけて)作られたものより、「総合点の高さ」で選ぶのがポイントです。ここをしっかり理解した上で、ご予算やメーカーなどを絞っていくと良いですよ。ひとつずつチェックしてみましょう。

「スピーカー」のはなし

スピーカーは4つ以上がおすすめ!

 電子ピアノの場合、この表現力(音の強弱や音色の変化)を大きく左右するのが、スピーカーです。良い電子ピアノほど大きなスピーカーを4つや6つもしくはそれ以上搭載しており、その分表現力の幅が本物のピアノに近くなっています。私は電子ピアノの場合は鍵盤がどうこうよりもむしろスピーカーの方が重要度が高いとさえ思っています。グランドピアノのように、高音は上から降り注ぐように、低音は足元から響くように鳴るのが理想的。

 これは、「うちは小さい音かヘッドホンでしか弾かない」という方にとっては特に重要なポイントになります。実は多くの電子ピアノは、ボリュームを小さくして弾くと全く強弱がつかなくなってしまうんです!!マンションにお住まいの方や夜間の練習も今後増えそうな方は、ボリュームを小さくしても強弱の練習が出来るかどうかは要チェックです。

 参考までに、各メーカー人気モデルのスピーカー搭載数を比較してみましょう。

価格帯 2スピーカー 4スピーカー 6スピーカー それ以上
~10万円
クラス
カシオ:PX-770
ヤマハ:YDP145
ヤマハ:YDP165
カワイ:CN29
ローランド:RP701
カシオ:PX-2000GP
15~20万円
クラス
ヤマハ:CLP-735
ヤマハ:SCLP-7350
ヤマハ:CSP-150
ローランド:HP702
ローランド:HP704
カワイ:CN39
カワイ:CA49
カワイ:CA4900GP
20~25万円
クラス
ヤマハ:CLP-745
ヤマハ:SCLP-7450
ヤマハ:CSP-170
カワイ:CA59
ローランド:LX705
ローランド:LX705GP
25万円以上
クラス
ヤマハ:NU1X ヤマハ:CLP-775
ヤマハ:CLP-785
カワイ:CA79
ローランド:LX706
ローランド:LX706GP
カシオ:GP-310
カシオ:GP-510
カシオ:GP-1000
カワイ:CA99
カワイ:CA9900GP
ローランド:LX708
ローランド:LX708GP

余談ですが、ヘッドホンを使用する場合はヘッドホンにも気を付けてみましょう。グレードによって表現力が大きく異なりそのままタッチに影響します!最高グレードのヘッドホンは着けていることを忘れるほどです!こちらも磐田店でお試しいただくことができますのでぜひ体験してください!


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「鍵盤タッチ」のはなし

軽すぎる鍵盤に注意!

 「家のピアノとレッスン先のピアノで鍵盤が違いすぎて、練習にならない!」という悲鳴をよく聞きます。確かに軽すぎる鍵盤で練習すると指の力が養われず、悪い癖がついてアコースティックピアノが弾けなくなってしまいます。特にこれから指の力を養っていく子供であれば尚更そのギャップは大きく感じていることでしょう。

 ピアノレッスンでは指先の繊細な力の入れ具合の違いを学び、表現力を身に付けます。電子ピアノの場合、
 ・鍵盤を弾いたニュアンス(例えば弱さ強さ)を感じとるセンサーの数(精度)
 ・鍵盤の素材(構造)

これらが鍵盤タッチの良し悪しを左右しています。そしてそれ以外に「音」の部分も影響してきます。優しく弾いてあげれば、楽器は優しい音で返事をしてくれます。そういった指先と音のバランスで「タッチ”感”」はできています。

 一生懸命練習していても、レッスン先や発表会で成果を発揮できないと悲しいですよね。ただ鍵盤が重ければ良いというわけでもありませんが、なるべく普段から本物のピアノの鍵盤に近いもので指先を慣れさせてあげれば、本番でもギャップを感じる事なくのびのびと演奏ができ、音楽がもっと楽しくなります。

レッスン用であれば木製パーツを使用した鍵盤のピアノを選びましょう

 センサーの良し悪しは連打性などに出てくるのですが、ピアノを弾かない方や習い始めの子供には違いが分かりづらいですよね。でも鍵盤構造は鍵盤の側面見ればすぐ分かるので、「良い鍵盤」の簡単な見分け方としておすすめです(カタログのスペック表でも分かりますね)。電子ピアノの鍵盤構造は大きく分けて3種類あります。

■ 樹脂鍵盤

 およそ15万円までのピアノに多いプラスチック製の鍵盤。軽いタッチのものが多く、爪が当たる時のカチカチ音が目立ちやすい傾向があります。決して「プラスチックだから悪い」とは一概に言えませんが、グランドピアノやアップライトなど本物のピアノを弾いたときにギャップを感じる方は多いです。

■ 木製鍵盤/木製パーツ使用鍵盤

 今はどのメーカーも20万円以上のレッスンモデルは木製パーツを使用した鍵盤を搭載しており、ピアノらしい弾き心地になってます。鍵盤をどこか一つ押して側面を見ると木製かどうか分かります。これも「木製だったら良い」というわけではないのですが、各メーカーがリアルな鍵盤タッチの再現に力を注いだ結果として、鍵盤の素材に木材を使用しているということでしょう。程よい重さがあり連打性にも優れるので、悪い癖をつけない為にもおすすめです。上位機種になればなるほど、鍵盤の長さや1鍵1鍵の重さ(本物のピアノは低音と高音で重さが違うんです!)がグランドピアノに近い構造になっています。

■ ハイブリッド鍵盤

 木製鍵盤というだけでなく、グランドピアノやアップライトピアノの鍵盤アクションの構造をそのまま搭載したピアノです。音はスピーカーから出るので電子ピアノですが、鍵盤部分は本物のピアノのつくりなので、いわば「電子ピアノとアコースティックピアノのハーフ」のような存在です。スピーカーのシステムだけを見れば他の上位機種の電子ピアノの方が良いものもありますが、鍵盤にはとことんこだわりたいという方にはとてもおすすめです。
 → YAMAHA AvantGrand、KAWAI CA9900GP(CA99)、CASIO GP1000など

音源のはなし

最新の音源が入っているものを使いましょう!

 電子ピアノの場合、鍵盤を押すと本当に中でハンマーが弦を叩いているわけではなく、本物のピアノの音を録音したものを再生しています。どのメーカーも最高級といわれるグランドピアノの88鍵全てを一つ一つ録音する「サンプリング」という技術を使っています。ただ録音された音を再生するのではなく、ピアノの響きを、より忠実に・より臨場感を持ってスピーカーから流す技術はどんどん進化しています。
また、ここ3年以内に発表されたレッスンモデルの中には「モデリング」という新しい技術をつかっているものも多くあります。録音された音を再生するのではなく電子機器の中で演算して音を作ります。仮想空間の中にあるピアノを演奏しているので音の混ざりや伸びが非常に自然です。弾くたびにリアルタイムで変化する生きた音を体感できます。
これから電子ピアノの購入をお考えの方は、ぜひ最新の音源を試してみてください。

 メーカーによって録音したピアノや再生技術は違いますから、当然音色も多少違います。ここは好みの問題が分かれるところですね。もろちん同じメーカー内でもランクによって聴こえ方は変わりますが、おおまかな音源と音色の特徴は以下の通りです。店頭で比べる時は同じ価格帯同士で比べてみてくださいね。

メーカー 音源 特徴
YAMAHA ヤマハ最高級コンサートグランドCFX 全体的に明るく爽やかな音
KAWAI カワイフルコンサートグランドピアノEX 重厚感のある低音とキラキラした高音
Roland 世界中の有名なコンサートグランドの音を分析 広がりのある伸びやかな音
CASIO 世界3大ピアノメーカーのグランドピアノ シャープではっきりした音
KORG 特に表記なし 明るく力強い音

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みんなが選んでいるのはこれ!「電子ピアノ人気ランキングベスト5」

全国に160店舗ほどある島村楽器でお客様に選ばれている電子ピアノはこちら!(2022年4月時点)

※2022年4月現在、各社製品において世界的な新型感染症拡大に伴い、納期が遅くなるモデルが多く、通常時期と比べてランキング作成が難しい状況がございます。何卒ご了承ください。

第①位!Roland(ローランド) LX705GP(LX705)

メーカー 品番 定価 販売価格(税込)
Roland LX705GP オープン ¥249,700

高低自在椅子・楽譜2冊付属、基本配送設置無料!
「鍵盤・音源・スピーカー」の3要素のバランスがとても良いピアノ。スピーカーは4つですが、正面に向いた設置位置と特殊な構造で音域の分離もよく空気感がリアルに再現されています。このグレードでは奥行きが薄く作られていることも人気です。ボリュームを小さくした時にもちゃんと強弱変化がついてくれるので幅広い年齢層、環境に対応できるピアノで、先生方からも「宿題が出しやすい」と喜ばれています。ヘッドホン使用時も「え、これ本当に外に聞こえてないの?」と思うほど自然な奥行を感じる音で、長時間の練習でも耳が痛くならず心地良く演奏が出来ます。伴奏機能や右手/左手切り替えなど操作も簡単で便利。
※GPモデルは島村楽器限定カラー(黒色木目/KURO・白色木目/SHIRO)、音色バリエーションが通常モデルに比べ充実しております。

第②位!YAMAHA(ヤマハ) SCLP-7450(CLP745)

メーカー 品番 定価(税抜) 販売価格(税込)
YAMAHA SCLP-7450 オープン ¥231,000

高低自在椅子・ヘッドホン・楽譜付属、基本配送設置無料!
スピーカーを4つ搭載しており、木製鍵盤の弾きごたえと厚みのあるサウンドを楽しめる人気のレッスンモデルです。ひとつ下のモデル「CLP-735」「SCLP-7350」と比べると響きに重厚感が増し、音に表情を付ける演奏が可能になっています。ヤマハらしいクリアな音で聴き心地は良いと思います。
※SCLPモデルは島村楽器限定カラー(ダークアルダー/ホワイトウッド)、内蔵曲・音色が更に充実し、操作面がお子様にも使い易い日本語表記になっています。

第③位!CASIO(カシオ) GP-1000(GP-510)

CASIO×C.ベヒシュタイン コラボレーション電子ピアノに島村楽器限定モデル「GP-1000」が新登場!

メーカー 品番 定価(税抜) 販売価格(税込)
CASIO GP-1000 オープン ¥434,500

高低自在椅子・ヘッドホン・楽譜付属、基本配送設置無料!
GP-1000は、よりピアノサウンドにこだわりたい方のためにデザインされたモデルです。
世界三大ピアノメーカーのひとつ C.ベヒシュタイン社共同開発の鍵盤、音を搭載しました。良質なオーストリア産のスプルース材に、グランドピアノと同じ乾燥・加工を施し、鍵盤として形成したものを搭載しています。また、従来、デジタルピアノでは難しいとされていた弱打の表現力を高め、pppからfffまで、自然で豊かな表現力を実現しました。
※島村楽器限定モデル・GP-1000は、グランドピアノと同機構の木製鍵盤を持つGP-510をベースに楽器専門店としてのノウハウやお客様のご要望にお応えした機能を投入しております。ピアノ音色の追加や操作パネルの変更、ヘッドホン使用時の響きにもこだわりました。

第④位!KAWAI(カワイ) CA4900GP(CA49)

CA4900GP

メーカー 品番 定価(税抜) 販売価格(税込)
KAWAI CA4900GP オープン ¥182,600

高低自在椅子・ヘッドホン・楽譜付属、基本配送設置無料!
グランドピアノ演奏に、一切妥協なし。
音域ごとに重さの異なるフル木製鍵盤、カワイグランドピアノ音源、そして4つのスピーカーを搭載。
グランドピアノとの違和感を無くし、プライスを超えた品質を実現するモデルです。
※GPモデルは島村楽器限定カラー(ピュアホワイト/モダンブラック)、音色が通常モデルに比べ更に充実しております。

第⑤位!Roland(ローランド) LX706GP(LX706)

メーカー 品番 定価 販売価格(税込)
Roland LX706GP オープン ¥315,700

高低自在椅子・楽譜2冊付属、基本配送設置無料!
Roland社史上最大の長さを誇る最新鍵盤を搭載した上位モデル。期待を裏切らないクオリティの高さです。一度音を聴き比べて頂ければ差がすぐに分かると思います。スピーカー数は6つ。足元正面にボックススピーカーがついているので低音の響きや全体的な音の立体感が全然違います!表現力が本当に豊かなので、「下手に弾けばちゃんと下手に聴こえる」というのが本物のピアノらしくて凄い!レッスン用でお探しの方には是非一度ご検討頂きたいモデルです。
※GPモデルは島村楽器限定カラー(黒色木目/KURO・白色木目/SHIRO)、音色バリエーションが通常モデルに比べ充実しております。

電子ピアノは基本配送料サービス

ららぽーと磐田店では電子ピアノの配送設置・いらなくなった電子ピアノのお引き取りは無料となっています。
電子ピアノをご検討中のお客様は、ららぽーと磐田店へお越しくださいませ。
※一部対象外商品もございます。

基本配送料金 階段での運搬作業(税込) 引取り処分料
無料 2階まで¥4,320~(一度ご相談ください) 無料引取り致します(対象外の場合もございますのでお問い合わせください)

●「電話で相談したい/お店で実物を見ながら詳しく聞きたい」という方へ

→お気軽に松下(0538-59-0390)までお電話ください!
事前にご来店希望日をお伝え頂ければ、出勤時間の調整も可能です。下見での気軽なご相談も大歓迎です、皆様のご来店お待ちしております!

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。