【管楽器】サックスの選び方

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2023年12月10日

CONTENTS管楽器担当者紹介木管楽器編・サックスの選び方サックスとはサックスに使われている材質の違い塗装による違いベルの製法の違いレゾネータの違いお勧めメーカーぴったりのサックス探しサポートします♪サックス教室開講しておりますお問い合わせ管楽器担当者紹介 木管楽器編・サックスの選び方 こちらでは […]

管楽器担当者紹介

管楽器アドバイザー・ピアノアドバイザー池田(いけだ)

管楽器アドバイザー・ピアノアドバイザー池田(いけだ)

フルート歴は15年です♪
中学1年生から吹奏楽部に所属し、マーチングコンテストでは全国大会金賞を受賞しました。高校では吹奏楽コンクール関西大会にて金賞、アンサンブルコンテスト兵庫県大会金賞を受賞しています。国立の教育大学へ進み、フルートを専攻。カルメン幻想曲を卒業研究・演奏し卒業いたしました。愛用楽器はpearlの総銀製カンタービレです♪ 小さなお子様から人生の先輩方まで、一緒にぴったりの管楽器選びをサポートさせていただきます☆彡

木管楽器編・サックスの選び方


こちらではサックスの選び方についてまとめました。
吹奏楽部に入部した方、サックスを始めたいとお考えの方、皆様のお力になれたらと思います✨

サックスとは

1840年代にベルギーのアドルフ・サックスさんという方が発明した楽器がこの「サックス(サクソフォーン)」です。
管楽器の中では比較的新しい楽器のひとつで、その種類も管楽器のなかでは多種類になっています。

高音域から順にご紹介すると下のようになります。

ソプラニッシモサックス
ソプラニーノサックス
ソプラノサックス
アルトサックス
テナーサックス
バリトンサックス

バスサックス
コントラバスサックス
サブコントラバスサックス

他にも現在は製造されていない種類のものもあります。

この中でも現在特によく使用されることが多く、一般的に見ることが多いサックスは
「ソプラノサックス」「アルトサックス」「テナーサックス」「バリトンサックス」です。

サックスに使われている材質の違い

サックスは材質が違えば、吹き心地や音色が大きく変わります。最も多くのサックスに使用されているのは「真鍮(ブラス)」です。

イエローブラス

よく使用されるブラスの中でも更に最もよく使用される、まさに王道中の王道!明るく張りのある音色。

★吹奏楽部の人が初めて持つサックスには一番オススメです!

ブロンズブラス

銅が多く配合された材質で、幅のあるふくよかで暖かい音色が特徴。

レッドブラス

更に多く銅が配合された材質で、まろやかで温かみのある音色が特徴。

塗装による違い

表面仕上げには主にラッカーとメッキの2種類があります。
ラッカーは本体の金属への塗装、メッキは本体の金属にさらに金属を付着させています。

種類ラッカーメッキ
構造本体金属に塗装本体金属に更に金属を重ねる
特長楽器を保護、金属本来の音色を出す抵抗感が生まれ、音色に個性を出せる
安心ポイント楽器を傷やサビから保護できる摩擦や酸化に強く、艶が長持ちし劣化が遅い。
銀メッキはくすみやすいが磨きで復元可能
表面仕上げ艶やかな仕上がり光沢のある仕上がり

ラッカーは素材を保護する重要な役割があり、傷やサビから楽器を守ります。
そしてラッカーの種類によっても音色に変化が現れます。逆にラッカーをかけないノーラッカー(アンラッカー)のモデルもあります。

クリアラッカー

パワフルで音抜けがよく、艶やかな音色。水分や汗を拭き取らないでおくとラッカー剥がれや変色の原因になることもある。

代表モデル

YAMAHAYANAGISAWAHenri SELMER Paris (フランスセルマー)
YAS-280 / YTS-280
YAS-480 / YTS-480
YAS-62 / YTS-62
YAS-875EX / YTS-875EX
A-WO1 / T-WO1
A-WO2 / T-WO2
A-WO10 / T-WO10
A-WO20 / T-WO20
Axos(アクソス)
セリーII(ラッカー仕上げ)
Serie II Jubilee(ラッカー仕上)
Serie III Jubilee(ラッカー仕上)
Reference 54(ラッカー版)
アンラッカー

ジャズをする人には非常にオススメ。

YAMAHAYANAGISAWAHenri SELMER Paris (フランスセルマー)
YAS-82ZUL
YTS-82ZUL
A-WO1UL / T-WO1UL
A-WO10UL / T-WO10UL
Reference 54 "アンラッカー仕上げ"
Serie II / III 限定版 UL仕様(※生産終了含)
金メッキ

サックス本体の表面に薄い金の層を電解メッキ処理でコーティング電着(メッキ)した仕上げ
高級感・音の重厚さ・耐久性が非常に高い
音色の傾向として「太く温かで艶があり、しっとりとコントロール性が高い」と言われます

GPモデルは基本的に受注生産または限定販売ですので事前に要お問い合わせください!

YAMAHAYANAGISAWAHenri SELMER Paris (フランスセルマー)
YAS-875EXGP
YTS-875EXGP
YAS-82ZGP(限定流通)
A-WO10GP
T-WO10GP
A-WO20GP / T-WO20GP
Serie II GP(Gold Plate)
Serie III GP
Reference 54 GP(超稀少)
銀メッキ

サックス本体の表面に純銀や高純度の銀を電解メッキ処理でコーティング(電着)した仕上げ方法です。

見た目は鮮やかな白銀色の光沢、耐久性に特長があり、初心者からプロ奏者にまで人気のある仕上げの一種です。ラッカー仕上げよりわずかに重く、鳴りも濃密になる傾向にあります。

酸化して黒ずみが出ることがあるため柔らかいシルバークロスが必須です。

YYAMAHAYANAGISAWAHenri SELMER Paris (フランスセルマー)
YAS-62S
YTS-62S
YAS-875EXS
YTS-875EXS
YAS-82ZS
YTS-82ZS
A-WO1S / T-WO1S
A-WO2S / T-WO2S
A-WO10S / T-WO10S
A-WO20S / T-WO20S
Serie II "Silver-plated"(SA80 II)
Serie III "Silver plated"
Reference 54 "Silver plated"
ピンクゴールドメッキ

金に銅を混ぜることでピンクや赤みを帯びた金属光沢になります。

一般的な金メッキ(イエローゴールド)に比べて柔らかく、上品な外観です。
音色にも若干の変化があり、温かみ・艶やかさ・太さを表現しやすい傾向。
見た目の美しさから、ソロ奏者・ラグジュアリーモデルとして人気
ただし販売台数が非常に少なく、受注生産・限定販売が基本です。

ブラックニッケルメッキ

固めで芯のある太いサウンドが特徴。派手すぎず落ち着いた音色。

外観:深みある黒の光沢と独特の存在感。視覚的インパクトを重視

ベルの製法の違い

サックスのベルは「1枚取り」と「2枚取り」という2種類の製法があります。

吹奏楽部に入部してこれからしっかり使っていきたいと考えている方には、断然1枚取りをオススメします!

レゾネータの違い

レゾネーターとは、パッドの真ん中に付いている反射板の事です。
この反射板によって音を反射させ、ベルから音を出すという仕組みになります。

プラスチック製レゾネーター

柔らかい音色で、低価格帯の本体に装備していることが多い。

メタルレゾネーター

プラスチック製よりも明るめの音色。金属製の為、音の反射が良く、中価格帯~高価格帯のサックスに装備していることが多い。

※左がメタル製、右がプラスチック製

お勧めメーカー

サックスには様々なメーカーがあります。
どのメーカーの特徴も異なるので、ぜひご試奏していただき、吹きやすい、好きな音色などお選びいただけたらと思います。

画像をクリックすると各メーカーのサックスページに飛べます。

H.Selmer

サックスの生みの親、アドルフ・サックスから受け継いだ伝統と先進の技術。

つねにサックス界のトップランナー。
「サックスと言えば…?」と質問されたら、このセルマーを一番に思い浮かべる方が多いほどの老舗王道メーカー。

YAMAHA

世界唯一にして最大、あらゆる楽器を手がける総合メーカーです。
吹奏楽での使用が多い定番のヤマハ。吹きやすさと音程の安定感に定評がある。

Yanagisawa

日本が世界に誇るサックス専門メーカー。美しい彫刻から職人の技術の高さがうかがえます。
その歴史は古く、1896年(明治29年)の創業。

ぴったりのサックス探しサポートします♪

サックス教室開講しております

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店舗島村楽器
イオンモール伊丹昆陽店
電話番号072-787-8840
担当者西本

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