ジャズやファンク J-POP等、ライトミュージックを演奏する時に欠かせない、かっこよく演奏するために必要な重要な技術といっても過言ではありません。
ハーフタンギングを習得すると、表現力や歌い方のレベルが一気に上がります♪
この記事では、インストラクター山下が普段レッスンで指導している習得に向けた方法を少しだけ公開します!ぜひご一読のほどお願いいたします。
ハーフタンギングとは?
音を強調するための技術!
・強調したい音の1つ前の音に使います。また、フレーズの凸凹を和らげる効果もあります。
・通常のタンギングよりも「ソフトに」舌をリードに当てて、「半分だけ音を出す」という感覚。
・下記画像の楽譜、〇が記されている音で使用します。
後の項目で詳しい解説をします!
吹き方・練習方法
リードの振動を止めないこと!
・前提として、通常のタンギングができている上での話になります。
・喉で音を区切ったり、タンギング時に下唇やあごが大きく動く段階では、やや難しいかもしれません。。
①リードに舌を当てたまま音を出す
・「ちょっと舌がかゆいな、リードの振動を感じるな」位が良いです。
・息の圧力、支えが弱いと音が消えてしまうので、音量をキープするロングトーンの時のように。
・オクターブキィを押さない中低音あたり(サックスでの「ラ」「ソ」「ファ」あたり。)で練習。
②口の形を変えずに!
・ハーフタンギングをするために口の形(アンブシュア)を大きく変える必要はありません。
・「ヴー」「ブー」という音が出たらとりあえずOK。
・最初は音程が低くなり、「変な音・・・」と感じるかも。でも、そこからがスタートです!
③きつすぎる発音はNG(中級レベル)
・①②をクリアしたら、舌を離した時に次の音の発音が「バッ!」「ンベッ!」ときつくならないように練習しましょう。
・舌をつけている時と離した時に音量差がないように心がけます。(次の音を強調できるようになるのはもっと後・・・)
フレーズのイメージトレーニング
・先ほど示した楽譜をもう一度ご覧ください。
・ハーフタンギング無しで吹くと「ファラミレ ドソシラ ソドレファ~」 ですね。
・有りで吹くと「ファ ゥ ミレ ド ゥ シラ ソドレファ~」といった形になります。
※楽譜によっては「ゥ」の部分が休符になっていると思います。
・「ゥ」の際に、意図的に息を減らしたり、音量を下げたりしないことがポイント。
それぞれのやり方がある
・上記の内容はあくまで一例です♪ 何を持ってハーフタンギングなのか・・・人それぞれです(笑)
・リードの左右どちらかに舌を当てる、リードの根本に当てる、「むっ」というイメージ・・・など。
・ひとつお伝えするとすれば、「1日、1週間、1ヶ月程度で成果が出るものではない」ということです。私の場合は、人前でなんとか使えそうだな~と思ったのは練習し始めて半年~1年後でした(笑)もっと早い人もいるはず!
誰かに聞いてもらうこと!
・練習とは孤独が付き物ですが、自分の耳に聞こえてくる音と他人が聞いた音は違います。
・自分では「良し!」と思った音が、周囲からは「うーん・・・」ということもよくありますし、その逆もありますね。
・ご友人やご家族など、誰でも良いので自分の音を聞いてもらい感想を聞くことも上達に欠かせないことです!
インストラクターが丁寧にレッスンいたします♪
・ハーフタンギングやその他の色々なことは、最終的には「自分が納得するかどうか」で練習期間が変わります(笑)
(たぶん私は今も納得してませんが(笑))
・辛抱強くしないといけない時もあるでしょう。そんな時も私はめげずに精一杯サポートをいたします!
・もちろん、通常のタンギングやその他の奏法、練習方法などわかりやすくお伝えいたします。
・生徒様の8割が「全くの初心者、未経験者」です。(この記事を見た方は経験者か、ある程度知識のある方がメインかもしれませんが・・・)
・生徒様のペースに寄り添うレッスンを目指していますので、いつでもお気軽にお問合せください♪
広島パルコ店サックスレッスン詳細 ←よりレッスンの詳細、各種お申込みも可能です。
それでは、また他の記事でお会いしましょう!
この記事を書いた人
担当コース:サックス デジタル管楽器インストラクター:山下航平
広島文化学園大学 学芸学部 音楽学科 サクソフォン専攻 同大学卒業演奏会に出演
中学校、高等学校教諭第一種免許取得
在学中はクラシックを専攻しながら市内ライブハウスでの演奏を始め、アーティストサポート等幅広い分野で活動中。
社内デジタル管楽器コース認定取得。音楽教室アドバイザー。
※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。