【管楽器】管楽器の選び方~クラリネット編~♪

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2020年02月08日

みなさま、こんにちは!管楽器担当の能瀬です。 今回はクラリネットの選び方についてご案内です!クラリネットを始めたい方のお力になれたら幸いでございます! *クラリネットとは モーツァルトがこよなく愛したと言われるクラリネット。 木管楽器では一番広い音域を誇り、キュートな音色から重厚な響きまで、多彩な表 […]

みなさま、こんにちは!管楽器担当の能瀬です。

今回はクラリネットの選び方についてご案内です!クラリネットを始めたい方のお力になれたら幸いでございます!

クラリネットとは

モーツァルトがこよなく愛したと言われるクラリネット。 木管楽器では一番広い音域を誇り、キュートな音色から重厚な響きまで、多彩な表現力を持っています。 室内楽や吹奏楽・ビッグバンドジャズに至るまで、花形として活躍するマルチプレイヤーです。

各パーツを組み合わせています

本体は「マウスピース」「バレル」「管体」「ベル」の4つに分割することができ、管体は殆ど一定の太さとなっています。

クラリネットは種類が豊富です!

・E♭(エス)クラリネット

・B♭(ベー)クラリネット←吹奏楽

・A(アー)クラリネット←オーケストラ

・アルトクラリネット

・バスクラリネット

・コントラバスクラリネット

クラリネットは移調楽器と呼ばれる、楽譜上の音符と実際出る音が違う楽器です。

例えばB♭管(シ♭)の場合、楽譜上の「ド」の音を吹くと、実際はドではなくシ♭が出ます。

フルート・オーボエ・ファゴットは実音表記のC管、クラリネットはB♭管orA管なので、楽譜上の音が異なります。

吹奏楽で多く用いられるのはB♭管。オーケストラに使われる標準的なクラリネットはA管。間違えて選ばないように、まずはココを抑えておきましょう!

どの種類を買うのかが分かったらお次に気にしたいのは…?

クラリネットの選び方

【重要ポイント☝】使用されている材質の違い

大きく分けるとABS樹脂、グラナディラという木材の楽器が多いです。

樹脂製は湿度や気温に左右されにくいため、マーチングなど屋外の本番の際に扱いやすいです。

一方、木材であるグラナディラはクラリネット本来の深みやあたたかみのある音色が魅力です。普段はこちらをメインで使うと良いでしょう。

ABS樹脂

重が軽く温度・湿度変化に強い素材。

初心者にも比較的扱いやすく入門機種の多くに採用されています。

グラナディラ

グラナディラという黒色の木材が一般的です。

ABS樹脂よりも比重が重く比較的柔らかいので、多くのクラリネットが木製です。硬くて丈夫な木材なので、複雑なクラリネットのキィシステムを支えるのに適しています。


メーカーの特徴

YAMAHA

樹脂製の入門機種”YCL-255”から、プロ奏者の愛用する最上級機種”イデアル”まで、幅広いラインナップを誇ります。安定した音程、バランスも優れています。暖かくふくよかな音色とパワフルな響きを兼ね備える”SE-Vmaster”も人気機種です。

BuffetCrampon(ビュッフェ・クランポン)

特に木の使い方には定評があり、国内外の各メーカーが様々な面で手本としているメーカーです。人気機種といたしましては、世界的な上級スタンダードモデルとなっているR-13などがあります。

最近は吹奏楽ユースでもハイグレードな管楽器が採用されている事もあり、輸入ブランドを含めてご検討というケースも多いのですが、その中でも特に人気の高いトップブランドです。

H.Selmer(ヘンリー・セルマー)

クラリネットが大きな進化を遂げた19世紀後半のパリで活躍したのが、セルマー社の礎となるヘンリー(アンリ)・セルマーでした。その流れを受け継ぐH.セルマー社のクラリネットは、コンパクトに計算されたメカニズム、豊潤な響きを持つ”オデッセイ””アルテア”などの機種を揃え、世界のトッププロらにも愛用されています。

吹奏楽部にオススメのクラリネット

30万円以上

楽器自体の耐久性が高く、音質・表現力ともに上級者でもご満足頂ける性能を備えています。

木管楽器本来の柔らかい音・響きを表現したい方にお勧め致します。

BuffetCrampon R13

ビュッフェクランポンの中心モデル。大人気の機種です!

アフリカ産上質グレナディラ材使用。その音色は豊かで芯があり、すべての音域におけるバランスのとれた高い柔軟性と力強い表現を可能にします。吹奏楽をやっている学生さんや、吹奏楽団のクラリネットプレイヤーに自信をもっておすすめ出来るモデルです。

メーカー 型名 価格(税込)
BuffetCrampon R13 ¥431,200(税込)

10万~20万円

材質の違いでもご紹介しましたグラナディラという木で作られています。その中でも10万円から20万円ぐらいのものは初心者向けに開発されており、鳴りやすく扱いやすい楽器が多いのですが、表現力や耐久性は上級モデルに比べ限界があります。

BuffetCrampon E13

アフリカ産グレナディラ材使用。ステューデント・モデルの代表格

吹きやすく、独特の良い響きを持ち、クラリネットらしい、柔らかな明るい音色を実感頂けます。少ない息でも大きな音量が出しやすく、初級者の方にも鳴らやすい設計です。

メーカー 型名 価格(税込)
BuffetCrampon E13/inB ¥299,200
YAMAHA YCL-650

高級グラナディラ材を採用。プロフェッショナルモデル

充実した響きの中に、音色と優れた鳴りのバランスを実現しています。ほどよい抵抗感を持ち、吹き応えがあるのが特徴で、概観もカスタムモデルと同様の高級感あふれる仕上げとなっています。

メーカー 型名 価格(税込)
YAMAHA YCL-650 ¥232,650

★当店管楽器展示品のご紹介★

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素材や作りによって吹き心地や音色が変わります!

試奏・選定の際は防音の試奏室をご用意します。部活で使うのか、趣味で使うのか、そのようなことからヒアリングした上で楽器のご紹介をさせて頂きます。ゆっくり時間をかけてパートナーとなる楽器を選びましょう!

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皆様のご来店を心よりお待ちしております!

店舗名 電話番号 管楽器担当
イオンモール日の出店 042-588-8606 能瀬

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