こんにちは！管楽器担当の髙島（たかしま）です。

自分の楽器が欲しい！けれどどうやって選んだらいいかわからない・・・という方、いらっしゃいませんか？？

今回は、サックスの選び方ポイントをご紹介していきたいと思います(^^♪

材質の違い

サックスは真鍮（しんちゅう）という材質で作られているのが多く、真鍮の中でも様々な種類があります。

〇イエローブラス

銅が70％、亜鉛30％の素材でよく使用されるブラスの中でも更に最もよく使用される、まさに王道中の王道！

明るく張りのある音色です。

〇ゴールドブラス

銅が多く配合された材質で、イエローブラスに比べてより幅のあるふくよかな音色が特徴。

〇レッドブラス

更に多く銅が配合された材質で、ゴールドブラスに比べてよりまろやかで温かみのある音色が特徴。

塗装の違い

表面仕上げには主にラッカーとメッキの2種類があります。ラッカーは本体の金属への塗装、メッキは本体の金属にさらに金属を付着させています。

ラッカーは素材を保護する重要な役割があり、傷やサビから楽器を守ります。そしてラッカーの種類によっても音色に変化が現れます。逆にラッカーをかけないノーラッカー（アンラッカー）のモデルもあります。　

〇ゴールドラッカー

華やかな見た目とシャープでパワフルな音色が特徴。最も多くサックスに使われている塗装です。

初めてサックスを持ちたい！という方におすすめです！

〇クリアラッカー

ゴールドラッカーに比べて少し明るい色です。バランスの取れた音色で音抜けが良いのが特徴です。

〇アンラッカー

ラッカーなし、真鍮むき出しのものです。

金属がむき出しなので酸化、錆びやすいですが、抵抗感が少なくなり、管本来の音色が出るのでジャズをする方におすすめです。

〇銀メッキ（シルバープレート）

ラッカーより厚さが薄いので、柔らかく明るめな音色が特徴。

銀は酸化しやすいため、手入れをしないと黒ずんだり、くすんだりします。

〇金メッキ（ゴールドプレート）

華やかで芯のあるパワフルな音色です。

ラッカー塗装に比べると抵抗感がありますが、より遠くまで音が響くような吹奏感です。

〇ピンクゴールドメッキ

見た目は華やかで可愛らしいですが、芯のある、太いサウンドです。

金メッキに銅などを少量加えた仕上がりです。

〇ブラックニッケルメッキ

銀や金に比べて明るく軽い音色が特徴。ニッケルと錫を混ぜた仕上がりで、配合によって音色が変わります。

おすすめモデルをご紹介！

明るく豊かな音色を持つYAS-62をベースに、軽快な操作性を追求することで更に高度な音楽表現を可能にするために前モデルYAS-62LSEをブラッシュアップした島村楽器限定モデルです！

音をこだわるために上位機種で使用されているカスタムE1ネック、ネックレシーバーには洋白素材を使うことで繊細な表現かつパワフルな響きでスムーズな吹奏感が特徴。

また、プラスチックとメタルの混合レゾネーターをセッティングすることによりYAMAHAならではの温かみのある音色に加え、エッジの効いたブリリアントな音色を生み出すことが出来ます。

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記事：管楽器担当髙島

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