【アコースティックギター】Martinフェア2025 inSUMMER 終了しました!

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2025年06月28日

こんにちは!島村楽器イオンモール浜松市野店アコースティックギター担当の土屋です! 6/13(金)から実施していたMartinフェアが無事終了いたしました。ご来店いただいた皆さまありがとうございました! 最終日6/22(日)に実施しましたギター調整会・トークショーの様子をレポートです! CONTENT […]

こんにちは!島村楽器イオンモール浜松市野店アコースティックギター担当の土屋です!

6/13(金)から実施していたMartinフェアが無事終了いたしました。ご来店いただいた皆さまありがとうございました!

最終日6/22(日)に実施しましたギター調整会・トークショーの様子をレポートです!

Martinギター調整会

Martin Club Japan梅田様に来ていただいての調整会。

昨年12月の実施から約半年ということで、リピートの方、今回初参加の方と様々でした。

内容も様々で、弦交換のレクチャーを受ける方もいれば、楽器の不具合が発覚して、このまま修理に出された方も!

大事な愛器を長く使って頂くために、楽器の状態を直接、しかも無料で診てもらえる貴重な機会となりました。

トークショー

今回で3回目となる梅田様によるトークショー。今回のテーマはずばり「今年のMartinの新製品」!

今年1月に開催された「NAMM Show 2025」で発表されたMartinの新製品についてのお話しを伺いました。

①NAMM Showとは

年に2回行われる、世界最大の楽器の展示会。毎年多くのメーカーが参加するイベントで、ここで新製品を発表することが多いそう。Martinもたくさんの新製品、限定モデルをこのイベントで発表しました。

実際の会場の様子の写真も見せて頂きましたが、多くの人でにぎわっており、注目度の高さが伺えました。

②2025年のMartin新製品紹介 Standardシリーズ編

2025年はMartinの定番シリーズ、「Standardシリーズ」がすべてリニューアル!全体的にビンテージを模倣しつつも、現代のトレンドも捉えた仕様になりました。

一番左が2025年に新しくなったD-28、その右隣は昨年までの仕様のD-28、さらに右がD-18、隠れてしまっていますがさらに右には2025年の新作モデルDE Retro Plus Mahoganyが。この4本は形こそ同じですが、それぞれ異なった特徴をもつので、参加者の皆さんに実際に触って頂きつつ、お話しをうかがいました。

D-28の新しくなった部分は主に3点で

(1)ブレーシング (2)ネック (3)細かいパーツ類の変更 が挙げられます。

(1)ブレーシングは従来の「ノンスキャロップド(削り込みがない)」仕様から、最も上位モデルであるD-45などと同じ「スキャロップ」仕様に!削り込みが入ることでボディが振動しやすく、音が減衰しやすくなり、軽く弾いてもよく鳴るギターになりました。これは、最近の新品でもしっかり最初からなる楽器が人気なところを踏まえているそう。老舗のMartinも時代の流れに合わせて変化をしていくのが良く分かる仕様変更です。

(2)ネックが形が変更に。従来の形よりも質量を抑え、角もより丸くなっています。さらに指板も薄くなっているので、握りやすくなりました。

(3)ナットやブリッジピンは、プラスチックに使っていた従来モデルから、牛骨製にパーツが変更。輪郭がはっきりとしたサウンドに!他にもブリッジの形が少し変わったりと、細かい部分もいくつか仕様変更になりました。

ぱっと見ではちょっと分かりにくいかもしれませんが、ネックなどの形が微妙にかわってるんです...!

③2025年Martin新製品紹介 最新モデル編

②で少し名前がでた「DE Retro Plus Mahogany」、実は今回の新製品の1つ。D-18をベースにメキシコで製造される「Roadシリーズ」の新たなモデルとして誕生しました。メキシコ製ということで、お値段は抑えつつ、D-18と出来るだけ同じ仕様になっているので、徐々に人気が出ているそう。トップ材には「トレファイドスプルース」を使用。特殊に加工されたこの材は、長時間乾燥させた木材のような響きを実現できる材として開発されたもの。ブレーシングなどは新しくなったD-18にならった仕様になっています。

さらにMartinの定番の形である「000 トリプルオー」のボディと「D ドレッドノート」のネックを掛け合わせたサイズ「OM オーケストラモデル」として「OM-45」が、さらにオールマホガニーの「000-17」や「D-17」も登場と、とにかく今年は例年よりも多くの新製品が発表されました!

まとめ

最後には質疑応答の時間も設けられ、皆さま気になっていたMartinについての質問をぶつけていました!

約1時間とても和気あいあいとした雰囲気で進んだトークショー。

担当も楽しくなってしまい、写真を撮り忘れました…。

次回のトークショーは質問でも話題になった「Martinの工場ってどんなところ?」というお話を伺います🙌

以前は1年に1回、冬の開催でしたが、今後は夏冬の年2回の開催となる予定ですのでお楽しみに💫

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