【Newスタッフ白井のおススメ楽器】Part.4 Taylor/814ce V-Class

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2020年05月13日

皆さん、こんにちは。Newスタッフ白井です!]]本日はおススメのアコースティックギターをご紹介します!!]]皆さんご存知のTaylorギターを個人的に「これは良いな!」と思った部分をご紹介致します!! *Part.4 全ての人におススメ。オールラウンダーなギター!! ***Taylor/814ce  […]

皆さん、こんにちは。Newスタッフ白井です!
本日はおススメのアコースティックギターをご紹介します!!
皆さんご存知のTaylorギターを個人的に「これは良いな!」と思った部分をご紹介致します!!

Part.4 全ての人におススメ。オールラウンダーなギター!!

Taylor/814ce V-Class

ブランド 品番 販売価格(税込) 詳細
Taylor 814ce V-Class ¥501,600 ギタセレ
Taylor

カリフォルニア州エルカホンに拠点を置くアメリカのギターメーカー。1974年設立と比較的歴史の浅いメーカーながら、電子制御の工作機械を積極的に導入し、個体差に悩まされない均一性のある生産を続けています。今やマーチンやギブソンと並ぶ3大ギターブランドとなり、数多くのアーティストからの支持を得ている。

おススメポイント

①均一な品質
→Taylorは機械を使用した製作をメインに行っているので、完成品の品質が均一となっております。製作を行っている職人の体調の良し悪しに左右されずに製作が可能となっているため、安定した高品質のギター製作が可能となっております。

②ボルトオンネック
→通常、アコースティックギターのネックは接着剤によって固定されています。しかし、Taylorのネックは外すことが可能なボルトオンネックになっています。ボルトオンネックには賛否両論ありますが、大きなメリットがあります。
まず、各種調整が簡単に出来ます。アコースティックギターは通常、弦高調整はサドルを削るor作り直すことで調整をおこないます。しかしTaylorのギターはネックを外し、木製(サペリ)のスペーサーを挟むことによって簡単に弦高調整が可能となっています。
つまり、調整にかかるコストを下げることが出来るのです。この特殊な機構によって調整の料金も下がることになりました。
次に、1本のギターを長く大切に使用可能となりました。通常のアコースティックギターはサドルの調整限界に達した場合、それ以上の手を打つことが出来ませんでした。正確には手の打ちようはあるのですが、多大な時間と費用が掛かるので滅多に行われることがありません。ですが前述の通り、ネックを外した調整の場合はこの限界値がほとんど無くなりました。結果として、ギターを長く使用することが可能となりました。

③生音
→814ce V-Classの特徴的な音色は「明るい煌びやかなサウンド」です。Gibsonの様な音が欲しい方には向いておりませんが、それ以外の音を求めているのであれば間違いないと思います。ストロークで弾いた場合には全体が程よいバランスで鳴り、アルペジオでは高音のサスティーンが非常に美しいです。店頭にある814ce V-Classは弾き込みが足りていないので低音が物足りなく感じますが、弾けば弾くほどに音が良くなることが感じ取れます。とはいえ現状でもしっかりとした鳴りが感じ取ることが出来ます。是非店頭でお試しください!!

④独自開発のピックアップ ※少し難しい話になります。
→Taylorでは独自に開発したピエゾピックアップを採用しています。通常のピエゾピックアップはサドルの下に仕込む事によって機能しています。Taylorはサドルの下ではなく、サドルの後ろに配置してあります。Taylorでの研究結果によると、ブリッジサドルは縦方向の弦振動だけでなく、前後にも弦振動が伝わっている事がわかりました。この研究結果を基にピックアップを開発し、奥行きのあるトーンを得ることが出来ました。
利点はもう一つあります。ピックアップには常に70㎏程度の圧力が常時かかることになります。(弦の張力による圧力)Taylorはサドルの後方に埋め込むという手法を用い、ピックアップに掛かる圧力を軽減しました。これにより、ピックアップの故障頻度を下げる事が出来ました。

⑤環境保護活動
→Taylorはメーカーとして環境保護活動を行っております。製作中に出た木くずやおがくずの再利用は勿論、植林活動も行っています。実は絶滅の危機にあったエボニーを救ったメーカーなのです。
エボニーとは一般的に真っ黒という認識をされていますが実は違います。真っ黒のエボニーは10本切り倒して1本しかとることが出来ません。では真っ黒以外がどうなっていたのかというと、全て捨てられていたのです。このことを知ったボブ・テイラーは売り物にならなかったスモーキーエボニーを真っ黒のエボニーと同価格で買い取り、積極的に使用し始めました。現在ではカメルーンのエボニー製材工場の共同オーナーとなり、エボニーの保護に努めています。今回ご紹介のギターにもスモーキーエボニーが使用されています。

お店でお試しいただけます!!

今回も難しい話が少しですが出てきましたね。
もっと専門的な知識が知りたいという方はぜひご来店くださいませ!!

お取り置き・試奏のご予約も可能となっておりますので、ご連絡ください!!

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担当 白井(しらい)

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