![こんにちは!ピアノ調律師の植木です。]]こちらのコーナーではお客様宅へ調律に伺った際によく聞かれる質問をご紹介していきます。]]素朴な疑問から専門的な質問まで、問題解決の参考になれば幸いです。 **Q20.除湿剤は毎年入れた方がいいですか? ***A.ピアノにとって理想的な湿度は50~60%です。] […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/fukuoka/wp-content/uploads/sites/66/2022/04/20220427-unnamed-17.jpg)
こんにちは!ピアノ調律師の植木です。
こちらのコーナーではお客様宅へ調律に伺った際によく聞かれる質問をご紹介していきます。
素朴な疑問から専門的な質問まで、問題解決の参考になれば幸いです。
Q20.除湿剤は毎年入れた方がいいですか?
A.ピアノにとって理想的な湿度は50~60%です。
ピアノは木やフェルトなどの素材が使われているため、湿度の影響で不具合が発生する場合があります。
湿度が高い部屋や北側の日当たりの悪いお部屋に設置されている場合は除湿剤や除湿器の使用をお勧めしています。
ピアノの中に除湿剤を入れる
アップライトピアノは下前板を開けると右側に空きスペースがありますので、ここに除湿剤を設置します。
板バネを持ち上げて取っ手を引っ張れば簡単に外れますが、重たいのでご注意ください。
半年から一年で交換が必要です。
ピアノスカット(ピアノ用乾燥剤)
メーカー | 商品名 | 価格(税込) |
ピーコック | ピアノスカット(ピアノ用乾燥剤) | ¥1,320 |
ピアノエスコート(ピアノ用防虫防錆剤)
メーカー | 商品名 | 価格(税込) |
ピーコック | ピアノエスコート(ピアノ用防虫防錆剤) | ¥880 |
※店頭に在庫あります。
ピアノ専用除湿機を設置する
ダンプチェイサーとは
アメリカ・カナダ・イギリスなど世界50か国で愛用されているピアノ専用除湿機です。
湿度自動調節機により湿度が高くなると自動でスイッチが入り、湿度が低くなるとスイッチが切れるため、ピアノ内部の湿度を一定の範囲で安定させることが出来ます。
ピアノの木部に接近した状態での使用になりますが、ヒーター本体の熱では発火点には至りませんのでご安心ください。
表面温度が、ほぼ55℃にて安定し、それ以上高くなっていくことはございません。
電気代も一日僅かな料金(一カ月200円前後)しかかかりません。
除湿剤よりも効果が得られますので、湿度の高い部屋にピアノを設置している方にお勧めです。
メーカー | 商品名 | 価格(税込) |
吉澤 | ダンプチェイサー 標準セット(除湿器+温度自動調節器)アップライト・グランドピアノ兼用 | ¥28,600 |
※お取り寄せとなります。
※別途取り付け費用(¥6,600)がかかります。
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