【ピアノ購入後あるあるQ&A #2】1つの音に対して弦が3本張ってあるのはどうして?

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2021年10月27日

こんにちは!ピアノ調律師の植木です。]]こちらのコーナーではお客様宅へ調律に伺った際によく聞かれる質問をご紹介していきます。]]素朴な疑問から専門的な質問まで、問題解決の参考になれば幸いです。 **Q2.1つの音に対して弦が3本張ってあるのはどうして? ***A.音量確保のため、音を響かせるため ピ […]

こんにちは!ピアノ調律師の植木です。
こちらのコーナーではお客様宅へ調律に伺った際によく聞かれる質問をご紹介していきます。
素朴な疑問から専門的な質問まで、問題解決の参考になれば幸いです。

Q2.1つの音に対して弦が3本張ってあるのはどうして?

A.音量確保のため、音を響かせるため

ピアノの弦は全ての音に対して1本ずつではなく、最低音では1本、低音では2本、中音から高音では3本張られています。
これは、全ての弦を1本にすると音のバランスをみたときに中・高音のボリュームが足りないからです。
弦を2本や3本にすることで低音にも負けない音量を確保することが出来ます。
また、高音では若干音の高さをずらして調律することで、きらびやかな音色をつくることが出来ます。



ちなみに、低音の巻線は上から下まで1本の弦が張られていますが、芯線(しんせん)では弦を折り返して張られています。(一部を除く)


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