この記事を書いたインストラクター・寺﨑安泉
コルクグリスとは?
クラリネットのコルクグリス(コルクオイル)は、クラリネットのジョイント部分に使用する潤滑剤です。クラリネットは木製の楽器で、ジョイント(管同士をつなげる部分)にはコルクが使われています。このコルク部分に適切にグリスを塗ることで、パーツがスムーズに嵌め合い、外れにくく、また楽器の組み立てや分解がしやすくなります。
YAMAHA
私がクラリネットを始めたは当時はYAMAHAのものを使っていました。
冬場は少し固くなりますが、みなさん一度は使った事がある物だと思います。
同じスティックタイプでいうと、クランポンのグリスです。こちらも私は何年か愛用しておりました。
柔らかいテクスチャーで、すんなり溶け、使いやすい物でした。
BUFFET CRAMPON
Hetman
今現在、私が、使用しているものが、Hetman(ヘットマン)のコルクグリスです。
Hetmanと聞くと、金管のオイルをイメージしますが、実は木管コルク用もありまして、私は10年以上愛用しております。
固形グリスと何が違うのか…。
まず、透明のジェルタイプになっており、ほんの少量をコルクに乗せ指でのばしていきます。
とても伸びが良く、スルっと組み立てが出来る感覚。
そして、何よりコルクに優しく長持ちします。
ベタ付きが気になるというお声もありますが、それは付けすぎです!
本当に少量で充分。
私が楽器を吹く時は、毎回グリスを使いますが一本一年持ちます。
グリスを使うと、音も丸みを帯び聞こえ方も随分変わります。
グリスを使わずにガチガチと組み立てるのは大変危険です。
吹き終わった後は、毎回コルク部分もキレイにティッシュオフしましょう。
当店では、Hetmanのコルクグリスを取り扱っております。是非、一度お試し下さい。
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