【フルートの選び方】はじめてフルートを購入する方必見!インストラクター山本が心掛ける楽器選びのポイント

岩田屋福岡店

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2023年05月14日

フルートを始めるにあたって購入を考えている際、「違いが分からない」「そもそもいくらの楽器を買えばいいの?」「相場ってどれくらい?」「自分に合うものが分からない」など、疑問点も多くあるかと思います。その疑問を、私フルートインストラクター山本が一緒に解決させて頂きます! CONTENTSフルート選びのポ […]

フルートを始めるにあたって購入を考えている際、「違いが分からない」「そもそもいくらの楽器を買えばいいの?」「相場ってどれくらい?」「自分に合うものが分からない」など、疑問点も多くあるかと思います。その疑問を、私フルートインストラクター山本が一緒に解決させて頂きます!

フルート選びのポイント

①好きな音色

自分が好きな音色や好きなアーティストの音をイメージしておくと楽器選びがスムーズです。また、どんな演奏をしたいか、ソロで演奏したい・吹奏楽やオーケストラで演奏したい・ジャズを演奏したい等もある程度分かっていると良いです。

②価格帯

フルートは5万円台~1000万円以上と幅広く展開しています。楽器選びのポイントとして注意して頂きたい点は、「初心者だから安いものでいい」というような理由で購入されるのはとても危険です。ネットなどで安く購入した楽器というのは長く演奏する楽器というよりも、買い替えを前提とし、部品も出回っていない修理不可能な楽器がほとんどです。せっかく購入されるのならば、長く使える楽器を選びましょう。参考までに、例えば初心者で初めてフルートを購入する方は20万円~30万円台をおすすめします。上達してきた際に少しの抵抗感やコントロールのしやすさが出てくるのはこのくらいのスペックからが多いです。初心者の時期は短いため、その時期に合わせて購入するのはすこし飽きが出てくることがあります。

③吹き心地

楽器によって音程が合いやすいもの・高音低音が響くもの・息が通りやすいもの等、人によって自分に合う楽器というものがあります。試奏をした際に、力まず楽に演奏できるものが良いでしょう。また初心者の方は、頭部管や一音だけ吹いてみて、比べることをおすすめします。その一音の中で吹き心地が良いもの、音色が好みのものを選びましょう。

フルートのメーカー

【メーカー】【特徴】【愛用フルーティスト/使用楽器】
ムラマツ日本で初めてフルートを製造。すべてのモデルがハンドメイドであり、しなやかで温かい音色を持つ。程よい抵抗感から満足感のある吹き心地。
初心者からプロまで多くの方に愛用されています。
・上野由恵/18K GOLD・萩原貴子/14K ALL GOLD・酒井秀明/SR MODEL
パウエル90年にわたる世界最高峰のフルートメーカー。華やかな音色でホール全体を響かせる。誰もが憧れるフルートメーカーであり、世界でも多くのフルーティストが愛用している。・上野星矢/14K ROSEGOLD、GRENADILLA WOOD、HANDMADE CUSTOM PICCOLO
ミヤザワ優しい息遣いで奏でられ、軽やかな吹き心地と柔らかな音色を持っており、初心者の方からももちろん、上級者からも愛されている。・赤木りえ/AZ Special #62101・Aaron Leung/BR 9K-3RH(inline)
三響フルートと言えばでイメージされる、明るく華やかで煌びやかな音色はどこにも負けないと言っても過言ではない。こだわりの彫刻も人気の一つ。・藤井香織/SANKYO 14K・多久潤一朗/Ag950ハンドメイドDT(リング5K)、木管、アルト、ピッコロ(P201N)
ヤマハ癖が無く、自分好みの音色を作り上げていくことができる。入門モデルから上級モデルまで幅広く展開している。
・工藤重典/YFL-994CMV 14Kゴールド、YFL-994CBJ 18Kゴールド、YFL-894W・前田綾子/YFL-887、YFL-884BJ
パールフルートのカスタムが豊富で、自分好みのフルートを選ぶことが出来る。見た目の華やかさからも老若男女様々な方からの人気がある。・神田寛明/総銀製ハンドメイド“オペラ”・大村友樹/管体14k金製ハンドメイドマエスタ
アルタス操作性に優れており、早いパッセージでも抵抗なく奏でられる。独自のスケール「アルタススケール」を用いり、安定した倍音感、音程感を持つ。・William Bennett/AL model・Denis Bouriakov/PS model・Karen Jones/AL model

フルートの構造〈フルートの素材〉

①素材

素材特徴
白銅銅とニッケルの合金で100円玉に使われている素材。腐食しにくく耐久性があり響きやすいのが特徴。主に管体などのパイプ材に使用されることが多い。
洋銀白銅と亜鉛の合金で500円玉に使われている素材。洋銀と言っても銀は含まれてない。亜鉛が入ることにより加工しやすくなり、キィやポストなど形状が複雑なものに使用されていることが多い。明るい響きを持ち、吹奏感が軽くレスポンスも早い優れた材質のため初心者の方におすすめ。
シルバー(銀)他の金属に比べて明るく柔らかな音色をもち、音色の変化をつけやすい材質。しかし銀は加工するのが柔らかく難しいため、銀以外にも他の素材が混ざっている。そのためカタログなどにはよく、Ag925やAg950など記載されているが、数が大きくなればなるほど銀の含有率が高くなる。
ゴールド(金)ゴールドといっても総銀製のフルートにゴールドメッキや、純度でいえばK9・K14・K24とあり、 K24が最高純度になる。 金は純度によって音色が変わり、華やかで鋭く遠達性に富む音色で、金の純度が多くなるとより音の強さが増す。そのため金のフルートは吹きこなすのにある程度のパワーが必要となってくる。音色は銀製よりも明るく深みがあり、音の輪郭がはっきりしている。

さらに高純度銀を使用した総銀製モデル、プラチナメッキ仕上げや、9金10金などゴールドを使用したモデルもあります。

②リングキイとカバードキイ

以下写真のようにキイに穴が開いているのがリングキイ、穴が開いていないのがカバードキイと言います。フルートが初めての方はカバードキイをおすすめします。本当はリングキーの方が正しい指の位置を習得できると言われていますが、初めての方には難しくなかなか練習が進まないことがあります。まずはカバードキーの楽器で全体的な正しい奏法を身につけ、2本目にお買い替えの時にリングキーにしてみてください。カバードからリングに持ち替えたとき違和感があったり自分の指でうまく塞げなくても心配いりません。リングキープラグという穴を塞ぐ部品を併用しながら徐々に慣れていきましょう。リングキイは毎日きちんと練習していけば1週間~数週間程度で習得できるはずです。また初めの1本目に総銀製など上位モデルの楽器を購入して長く使う予定であれば、リングキーの楽器をお選び頂いた上でリングキープラグで塞いでしまっても構いません。

リングキィ リングキィ
カバードキィ カバードキィ

③オフセットとインライン

どちらが良いのか一言でいうと好みに合わせてどちらでもOKです。オフセットリングキーは管体(主となるメインの管)に設置する部品が増え、僅かながら響きが損なわれると考えられています。しかし実際は極々僅かな違いでありプロでも聴き分けられるかどうかの差です。最近では響きの問題は気にせず演奏しやすい方を選ばれる方が多く、オフセットでも全く問題ありません

オフセットリングキイ オフセットリングキイ
インラインリングキイ インラインリングキイ

使用シーン別おすすめフルート

初心者で続くか分からない…

YAMAHAYFL-412LSE

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¥214200税込

大人の趣味

SANKYO

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¥@@@@税込

吹奏楽部に入部

MURAMASTU(ムラマツ)

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コンクールに出場

Muramastu(ムラマツ)9K

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14KRHESTR

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