クラリネットのお手入れ方法をご紹介!

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2022年11月24日

CONTENTSお手入はなぜ必要?演奏前の注意演奏後のお手入れ月に1度のお手入れ季節の変わり目のお手入れこんな時はどうする?お手入はなぜ必要? クラリネットの主な材質は「グラナディラ」という木材です。 そのため、温度や湿度の変化に影響を受けやすい非常にデリケートな楽器です。 こまめなお手入れをするこ […]

お手入はなぜ必要?

クラリネットの主な材質は「グラナディラ」という木材です。

そのため、温度や湿度の変化に影響を受けやすい非常にデリケートな楽器です。

こまめなお手入れをすることにより、管体割れなどのトラブルを予防することができます。

演奏前の注意

組み立ての前に

ジョイントのコルクにコルクグリスを薄く塗りましょう。
それでもきつくて入らない場合は、リペアマンのいる楽器店に相談をしましょう。
緩すぎて抜けそうになる場合も同様です。

組立て方

組み立てる際は、キイに力がかかって曲がらないよう注意しましょう。
上管と下管を繋げる際は左手でキイを抑え、連絡キイの位置を揃えましょう。

マウスピースとリードは先端を傷つけないように、注意して組み立てましょう。
リガチャーは落とさないようにしましょう。

楽器の置き方

楽器を置く場合はスタンドに立てるか、人や物がぶつからない安全で安定した場所に置きましょう。
椅子や机に置く時は、トーンホールやキイが下にならないように置きましょう。

演奏後のお手入れ

スワブが管内で詰まらないよう、スワブのしわを伸ばしゆっくり通しましょう。
万が一詰まりそうになったらそれ以上ひっぱらず、入れた方向に戻しましょう。

タンポとトーンホールの間に水分が溜まるとタンポが傷む原因となります。
クリーニングペーパーを挟んで水分を取り去りましょう。
キイを閉じた状態でペーパーを引っ張ると、タンポが傷む原因になるので注意しましょう。

タンポがベタつく場合は、タンポが乾いてからパウダーペーパーを使いましょう。
パウダーがタンポに付くよう、ペーパーの向きに気を付けましょう。

楽器の表面に付いた指紋や汚れをポリシングクロスで拭きとりましょう。

ケースにしまう前に、ガーゼなどでグリスをふき取りましょう。

月に1度のお手入れ

キイを支える部分と動く部分の間にある隙間に、キイオイル(ミディアム、バスクラリネット以上はヘヴィー)を少量注ぎます。
キイを動かして馴染ませ、はみ出た分はポリシングガーゼやトーンホールクリーナーなどで拭き取ります。

季節の変わり目のお手入れ

主な素材が木材であるクラリネットは、湿度の変化に敏感です。
管体割れの予防に「ボアオイル」が有効です。

スワブに数滴垂らし、何度かゆっくり通しましょう。
使用済みのスワブは洗濯しましょう。

こんな時はどうする?

楽器が黒っぽくなってきたら…?

シルバーポリッシュやシルバークロス、シルバークリーナー等で優しく磨いてください。

ポリッシュを使用する場合は、ポリッシュがタンポに触れないよう注意しましょう。

ニッケルメッキの場合は、メタルポリッシュを使用しましょう。

右手の親指が痛いときは…?

「サムレストクッション」を使用する事で負担を軽減することが可能です。

モデルによって合うサイズが異なりますので、確認しましょう。

リードの保管方法は…?

演奏後は水分を取り除き、リードケースに保管しましょう。

リードは1枚のリードを毎回使うのではなく、複数本をローテーションさせて使用する事により長持ちします。

店名島村楽器イオンモール福岡店
電話番号092-939-1670

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