フルートのお手入れ方法をご紹介!

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2022年11月22日

CONTENTSお手入れはなぜ必要?演奏前の注意演奏後のお手入れ月に1度のお手入れこんな時はどうする?お問合せお手入れはなぜ必要? フルートはメカニズムが精妙でデリケートな楽器です。 気温や湿度・天気、使用状況・保管状況などの様々な影響を受け、日々状態が変化していきます。使用後のお手入れ不足が楽器を […]

お手入れはなぜ必要?

フルートはメカニズムが精妙でデリケートな楽器です。

気温や湿度・天気、使用状況・保管状況などの様々な影響を受け、日々状態が変化していきます。
使用後のお手入れ不足が楽器を傷める原因にもなりますので、大切な楽器が長生きできるよう、こまめにお手入れをしてあげましょう。

演奏前の注意

組立て

ゴミやホコリが着いたままだとキズの原因になります。 綺麗なクロスでジョイントを軽く拭いてから組み立てましょう。

組み立てる時はキイや唄口を握らないようにしましょう。
ヤマハのフルートは、各管にアジャストマークが刻印されています。
ヤマハのロゴを合わせると、正しい向きに組立てができます。

楽器の置き方

楽器を置く場合はスタンドに立てるか、人や物がぶつからない安全で安定した場所に置きましょう。
椅子や机に置く時は、トーンホールやキイが下にならないように置きましょう。

演奏後のお手入れ

クリーニングロッドに、ガーゼまたはインナークロスを巻き、管内の汚れを取り除きましょう。
ガーゼでロッドの先頭を覆い、管内に当たらないよう注意しましょう。
ゆっくり回しながら出し入れをします。

タンポとトーンホールの間に水分が溜まるとタンポが傷む原因となります。
クリーニングペーパーを挟んで水分を取り去りましょう。
キイを閉じた状態でペーパーを引っ張ると、タンポが痛む原因になるので注意しましょう。

タンポがベタつく場合は、タンポが乾いてからパウダーペーパーを使いましょう。
パウダーがタンポに付くよう、ペーパーの向きに気をつけましょう。

フルートは酸化して黒ずみやすいです。
予防のためにも、楽器の表面に付いた指紋や汚れをポリシングクロスで拭きとりましょう。

月に1度のお手入れ

キイを支える部分と動く部分の間にある隙間に、キイオイル(ライト)を少量注ぎます。
キイを動かして馴染ませ、はみ出た分はポリシング
ガーゼやトーンホールクリーナーなどで拭き取ります。

こんな時はどうする?

楽器が黒っぽくなってきたら…?

シルバーポリッシュやシルバークロス、シルバークリーナー等で優しく磨いてください。

ポリッシュを使用する場合は、ポリッシュがタンポに触れないよう注意しましょう。

ジョイントが固くて差し込みにくい時はグリスを塗って良い…?

固いのは管の変形や汚れが原因の可能性があります。

グリスを塗る事で汚れが固着する可能性があるので、無理に差し込んだりグリスを塗ったりせず、技術者のいる楽器店に相談しましょう。

お問合せ

店名島村楽器イオンモール福岡店
電話番号092-939-1670

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。