![オカリナが一体どういった楽器なのか...この記事で皆さまがオカリナにとても詳しくなり、そして始めてみたいと思うはずです。 [!!『この記事を見ればオカリナのすべてが分かる!!』!!]という盛りだくさんな内容でお送りいたしますので、ぜひ飽きずに見ていただければ幸いです。 ===z=== +[#a:ti […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/expocity/wp-content/uploads/sites/171/2017/11/20171109-yh0006880.jpg)
オカリナが一体どういった楽器なのか...この記事で皆さまがオカリナにとても詳しくなり、そして始めてみたいと思うはずです。
『この記事を見ればオカリナのすべてが分かる!!』という盛りだくさんな内容でお送りいたしますので、ぜひ飽きずに見ていただければ幸いです。
- そもそもオカリナって?
- C管・F管?ソプラノ・アルト?といった種類
- 値段による違いって何?
- これで間違いなし!オススメのオカリナ
- エキスポシティ店に展示しているオカリナ一覧
- これから始める方にオススメの本
オカリナって・・・?
19世紀後半にイタリアの菓子職人によって、土笛に西洋音階(ドレミ)を付けたものを作り、ガチョウの子供を意味する「オカリーナ」と名付けたのが始まりです。単語でみてみると、ガチョウを意味する「oca」に、可愛らしい・小さいを意味する「-ino」が組み合わさり「ocarina」となりました。
『土笛はいつできたのか』というハテナが私に生まれたので、さっそく調べました。なんとメソポタミア文明の時代から存在していたそうです。見た目は全く違うのですが、原型となっている楽器が原始時代とは...歴史の長さと改良への努力を実感します。
また、オカリナは閉管楽器に属します。初めて知る単語が出てきましたので、簡単に説明すると、音の出口がある開管楽器と出口のない閉管楽器ということです。閉管楽器の特徴は、縦笛ほど音の立ち上がりが鋭くないので、音の輪郭を出すためタンギング(舌つき)が必要になってきます。
オカリナの種類
オカリナには大きく分けて、ソプラノ管・アルト管・バス管の3種類の管があります。さらにその中にG管・F管・C管と、たくさんの調子に分かれています。
最初に購入するオカリナとしてアルトC管が圧倒的に人気&オススメです。なぜなら、アルトC管は音階が「ドレミファソ」のハ長調であることと、音域が「高すぎず低すぎず」で大変おすすめです。初心者の方が初めて購入するのはアルトC管で間違いありません。
ちょこっと小話1
ではそのほかのアルト管・バス管あるいはG管・F管はいつ使うのでしょうか?
その他の管は、音域を高くしたり低くしたりするときはもちろん、オカリナでアンサンブルをするときに使用します。オカリナは音域が1オクターブ半と非常に狭いため、1曲を1つのオカリナで吹ききることが難しいことがあります。その際、曲の途中で調の違うオカリナに持ち替え音域を補います。アンサンブルでは、メロディーを「ソプラノF管」、中音域の内声部分を「アルトC管」と「アルトF管」でコーラスを付け、ベースを「バスC管」という具合に担当わけをします。ですから、2本目にF管やG管を持つと演奏の幅が広がり楽しめます。
値段の違い
オカリナを店頭やネットで見たときに、500円から5万円(あるいはもっと高いもの)と、そのふり幅に驚きます。なぜこんなにも値段に差が出てくるのでしょうか。
陶磁器のオカリナ
他の楽器にはない音色の良さを感じ取った愛好家や製作者が陶磁器にこだわっており、一般的にオカリナは陶磁器であるといっても過言ではないだろう。
プラスチック製オカリナ
陶磁器だと落とした時に割れてしまう・高価・1本1本の音色が異なるというデメリットがありました。もっと身近にオカリナを体感してほしいという想いから研究を重ね多くのプラスチック製オカリナが販売されています。
ちなみに上記写真のオカリナは『お米のオカリナ』といって米粉を用いて作られています。詳しくはエキスポシティ店のお米のオカリナページをご覧ください。
木製オカリナ
陶器の音のような温かみを感じる素材に近いものとして、木製オカリナもございます。ハーモニカでも同様なのですが、木製のものは初心者の方には比較的難しいと言われています。
金属製オカリナ
極めて珍しく、現在ではほぼ普及していない状況となっています。
竹製オカリナ
「バンブーオカリナ」と呼ばれており、7穴式オカリナでほとんどの楽器店で販売されていないため珍しい素材のオカリナです。
ガラス製オカリナ
こちらもほぼ市場には出回っていないオカリナです。
ちょこっと小話2
後半はほぼほぼ聞いたことがないオカリナで、わたしもたくさん勉強になりました。
ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございます。いよいよ本題、おすすめオカリナをご紹介します。ここからもお付き合いくださいませ。
おすすめオカリナ
初めての方にお薦めするのは『吹きやすい』オカリナです。少量の息でも、「すっ」と鳴ってくれるオカリナを選ぶとこをおすすめします。
初心者おすすめ
お米のオカリナ
素材がなんとお米という驚き!これなら手から滑り落ちても割れないので、初心者の方でも安心して練習することが可能です。ピッチもかなり安定しているので吹きやすく音色もキレイです。カラーバリエーションも豊富なので皆さまお好きなお色でオカリナを楽しめますよ☆
メーカー | 品番 | 商品名 | 販売価格(税込) |
---|---|---|---|
長峰製作所 | オコメオカリナ | お米のオカリナ | ¥4,180 |
ティアーモ スタンダード
他のオカリナと比較しても平べったいので、比較的手になじむ印象です。ですので、他と比較して操作性が高いです。また、癖のないな色でとてもしっとりしています。
メーカー | 品番 | 商品名 | 販売価格(税込) |
---|---|---|---|
ティアーモ | T-ACWH | スタンダードアルトC | 売約済み |
アケタ ソネット
このオカリナは工房の調律師たちが調律の際に様々な観点から「自分の気に入った楽器」として選別したモデルとなっているので、気軽に本格的なオカリナを楽しめるものとなっております。
メーカー | 品番 | 商品名 | 販売価格(税込) |
---|---|---|---|
アケタ | S5C | ソネットアルトC | ¥12,100 |
空海の土笛
オカリナによっては、たくさん息量がいるオカリナもあります。例えばティアーモ黒陶モデルの“ソロ用”。このオカリナは大変優れもののオカリナですが、初心者で息の量が少ない人が吹くとピッチが合わず(あがらず)他の楽器とうまく合わない可能性があります。オカリナは「高ければ良い」というのではなく、自分に合った楽器を選ぶことが大切です。
お値段は若干...いや結構上がりますが、吹いた瞬間にその理由がお分かりいただけると思います。スッと音が出てキンキンせず音程も安定する最高のオカリナです。
メーカー | 品番 | 商品名 | 販売価格(税込) |
---|---|---|---|
空海の土笛 | JAC-P | 素焼き プロ仕様 アルトC 潤子モデル | 売約済み |
空海の土笛 | ウルシ アルトC ジュンコ ツバキ | 漆シリーズ 潤子モデル 黒地に椿柄 | ¥43,200 |
空海の土笛 | ウルシ アルトC ジュンコ | 漆シリーズ 潤子モデル 赤地に梅柄 | ¥43,810 |
エキスポシティ店のオカリナ一覧
メーカー | 商品名 | 販売価格(税込) |
---|---|---|
ティアーモ | スタンダードアルトC | ¥売約済み |
アケタ | T5C | ¥11,000 |
アケタ | S5C | ¥12,100 |
空海の土笛 | 素焼き プロ仕様 アルトC 潤子モデル | ¥売約済み |
空海の土笛 | 漆シリーズ 潤子モデル 黒地に椿柄 | ¥43,200 |
空海の土笛 | 漆シリーズ 潤子モデル 赤地に梅柄 | ¥43,810 |
お子さま用のプラスチック製のオカリナや上記でご紹介しましたお米のオカリナもございます。
オススメの楽譜
はじめよう!オカリナ | 続はじめよう!オカリナ |
¥1,078 | ¥1,320(税込) |
オカリナを一から始めたい方にオススメの2冊です!持ち方・音の出し方・楽譜の読み方といった基礎の基礎からはじめ、レパートリーで実践的に学び、より多くの曲が吹けるようになる楽譜となっています。
この記事の詳細、お問い合わせはこちらまで
店名 | 島村楽器 ららぽーとEXPOCITY店 |
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店長 | 上崎(うわさき) |
担当 | 石本 |
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