みなさん、電子ドラムについてご存じでしょうか？
今では楽器店に足を運べば必ずと言っていいほど、展示されている電子ドラム。
数年前までは存在すらあまり知られていませんでしたが、今では学生さんから
大人の方まで幅広い世代でドラムを楽しむ方に愛されている楽器なのです!
価格もお手頃なモデルで2万～、本格的なモデルで70万～と様々なモデルが
販売されています。
今回はこれからドラムにチャレンジしようと思っている方、数年ぶりにまたドラムを
始めようとされてる方に、電子ドラムの違いや選び方を分かりやすくご紹介いたします!!

電子ドラムとは
初心者でも知って得する電子ドラムのしくみ
電子ドラムの違い
電子ドラムと一緒に買おう!必須・便利アイテム(付属品の確認)

電子ドラムとは

電子ドラムとは簡単に言うと電気的に音を鳴らすことのできるドラムセットの
ことを言います。
なので叩いた音を聴く方法もスピーカーやヘッドホンを接続して音を聴きます。
生のドラムでは部屋を防音にするか、スタジオでレンタルするかなど限られた
環境・条件でないと楽しむ事が出来ませんでしたが、電子ドラムではその心配
はありません!!
では通常のドラムセットと比較しメリット・デメリットを検証しましょう!

メリットは？

①音量の調節ができるので場所や時間を気にせず練習が出来る。
②生ドラムに比べてコンパクトなので少ないスペースでセッティング可能。

③様々なドラムの音色が設定出来るから楽しい!!
④トレーニング機能が充実。
⑤スマホやミュージックプレーヤーを接続して好きな曲に合わせて演奏できる。
⑥チューニングは不要。メンテナンスもほとんどなし。

デメリットは？

①叩き心地が少し違う

デメリットがあまり思い浮かびませんでした!w
というのも強いて言えば、モデルによってパッドが小さいことや、強弱の再現の
限界などあることにはありますが、先程挙げたメリットを考えると、あまり気にならな
いかもしれません。
現在ではパッドも大型のモデルが発売されていますし、音の表現力も実際に
録音したものを聴き比べてみるとほとんど違いが分からない程進化しています。
メーカーやモデルの違いもありますが、電子ドラムはこれまでのドラマーの悩みを
ほとんどクリアした素晴らしい楽器なのです。

初心者でも知って得する電子ドラムのしくみ

電子ドラムの構造は実は意外とシンプル!
音を発生させる音源とその音を発音・コントロールするパッド(センサー)。
そしてこれらを固定する為のラックでできています。

つまりその電子ドラムの音質や表現力は音源とそれをコントロールするパッドの
種類によって違いがあります。
またラックもモデルによって様々あり、コンパクトなタイプや
実際のドラムと同じようなセッティングが可能なフルサイズのタイプがあります。
価格だけではなく、サイズや機能性も考慮して自分にぴったりなモデルをみつけましょう!

電子ドラムの違い

では実際に何を重視して選んだらいいのか、具体的にポイントを絞ってご紹介します!

ペダルの構造

ドラムセットには主に2つのペダルが存在します。
1つは右足で踏むキックペダル。バスドラムを鳴らす為のペダルです。
もう1つは左足で踏むハイハット(スタンド)ペダルです。
電子ドラムには実際に生ドラムで使うものと同じペダル(ハイハットの場合はスタンド)を
使用しパッドを叩くタイプとセンサーが内蔵されたペダル型のコントローラーを使用
するタイプがあります。

通常のペダルを使用したモデルの場合

　　　　

踏み込む感覚は実際のドラムと全く変わらないので、しっかりとバスドラムの
リズムトレーニングが可能。
ハイハットの場合も同様に踏み込む感覚や実際にハイハットシンバルパッドが
上下に動くので叩き心地もリアルです。
床への振動の心配はありますが、専用防振マットやRoland製ノイズイーターを使用
すれば殆ど気になりません。

コントロールタイプのペダルを使用したモデルの場合

床への衝撃は少なく通常のペダルよりも静かです。

環境的に打音が気になる場合はこちらがオススメ!

パッドの違い

電子ドラムのパッドは主にラバータイプとメッシュタイプがあり、叩き心地や打音の
静粛性の高さからメッシュパッドのタイプが人気です。

また張りの強さもお好みで調整でき、スティックの跳ね返りが
とても自然なので、正しい演奏方法がしっかりと
身に付きます!

シンバルの枚数

スタジオやライブハウス等に設置されている従来のドラムセットにはシンバルが
いくつセットされているかご存知ですか？
答えはハイハット・ライド・クラッシュ①・クラッシュ②の計4つ。

実は電子ドラムの一部のモデルはクラッシュシンバルが1枚しか付属していない
ものもあります。つまり1枚足りません。
ジャンルや叩きたい楽曲・自分の演奏スタイルに合わせて、しっかりと確認しましょう!

セッティングの自由度

セッティングの自由度とは、ドラムを叩くときのパッドやペダルの位置(距離や角度)を
どれだけ自由に動かす事が出来るかという点です。
これは人それぞれ好みがあるので自由にセッティングが出来るモデル程良い!
というわけではありません。
例えば比較的お手頃なモデルではコンパクトかつコストパフォーマンスされており、
パッドをラックに固定する部分は非常にシンプルな構造になっています。
逆に10万円以上のモデルになると、ラックも比較的大きくなりパッド類の固定方法も
メーカーによって様々です。中にはボールクランプというパーツを使用し
360度自由に角度調整ができるタイプもあります。
カタログやHPの画像では確認し辛い部分でもありますので、ぜひ店頭で直接確認してみましょう!!

　　　

電子ドラムの頭脳「音源」

音源は電子ドラムのとても重要なポイントの一つです。
各メーカーの電子ドラムはこの音源によってシリーズが異なります。
ドラムは叩いて音を奏でるというとてもシンプルな楽器です。
電子ドラムは価格が上がるほど、そのサウンドもより自然で表現豊かになります。
また機能面でもビギナー向けに、テンポキープや表現力を身に着けるための
トレーニング機能が充実したモデルや、経験者の方向けに、各パッドの
音色の切り替え、チューニングやマイキング等の細かい設定ができオリジナルのセットを
作り上げる機能を装備したモデルなど、音源一つにしても
使用目的に応じて沢山のタイプがあります。
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電子ドラムと一緒に買おう!必須・便利アイテム(付属品の確認)

演奏する上で必ず必要なアイテムやあるととっても便利なアイテムをご紹介します!
また電子ドラムの価格に含まれていない別売りのアイテムも様々。
「えっ！？コレ付属じゃないの？」とならない様にご注意ください。

基本付属していないアイテム

ドラムスティック

ドラムスローン(ドラム専用イス)

ヘッドホン・スピーカー

モデルによって必要なアイテム

キックペダル

ハイハットスタンド

スネアスタンド

あると便利なオススメアイテム

電子ドラム専用防振マット

インシュレーター（スタンド用・ペダル用）

外部入力用オーディオケーブル

いかがだったでしょうか？
島村楽器海老名店にも、ここで紹介した様々なタイプの電子ドラムが
展示されています。
ぜひ一度店頭で、見て!叩いて!電子ドラムの楽しさを体感してみてください!

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お問合せ	046-236-2180 営業時間10:00～21:00