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クラリネットお取り扱いの8つのポイント
皆さまこんにちは!
今回は、普段何気なくやっているお手入れで見落としがちなポイントをまとめてみました!
今一度確認して、常にいい状態で楽器を演奏しましょう!
≪その2≫上管・下管のジョイントをするときはリングキイを押す
≪その4≫ジョイントコルクのグリスはガーゼやティッシュで拭きとる(スワブはNG)
≪その1≫手のひらで温めてから楽器に息を入れる。
クラリネットは木製の為急激な温度変化に非常に敏感です。
気温の変化で管体が膨張・収縮をすることで、ひび割れたり、動作不良を起こしたりします。
室内の温度に慣れさせた後、手の平で温めてから息を吹き込みましょう。
≪その2≫上管・下管のジョイントをするときはリングキイを押す
リングキイを押しながらジョイントしないとキイが当たって曲がったり、貼ってあるコルクが剥がれたりしてしまいます。
≪その3≫バレル・下管のくぼみに残った水分を拭き取る
演奏後、バレルや下管のくぼみにある水分はガーゼやティッシュで拭いましょう。
ここからひび割れすることもあります。
≪その4≫ジョイントコルクのグリスはガーゼやティッシュで拭きとる(スワブはNG)
コルクグリスが接着剤を弱らせて、ジョイントコルクが剥がれやすくなります。
片づけるときはしっかり拭いましょう。
※グリスが付くと水分を吸わなくなるためスワブは使用しないでください。
≪その5≫トーンホールについた水分を息で吹き飛ばす
上管の閉まっているキイは水分がたまりやすいです。
その水分を抜くには、まずスワブを通した後、上管だけ持って、左手でトーンホールを全て塞ぎ(この時、ドの指使いになるようにし)ます。
次に右手で上管下側の穴をふさぎます。
その後上から息を吹き込み、一つずつ閉じたキイを開け閉めして水分を飛ばします。その際、あらかじめクリーニングペーパーを挟んでおき、出てきた水分を吸収させます。
音に一番影響するトーンホール周りは、とくにひび割れしやすいです。念には念を入れてしっかり水分を取り除きましょう。
≪その6≫ネジはむやみに触らない
クラリネット上管のラの音のキイのところにあるネジにはあらかじめソ♯の音のキイとの間に少し隙間が出来るよう調整してあります。
ここを誤ってネジを締めてしまう方がたまにいます。
専門知識を持った技術者がベストな位置で止めているので、むやみに触るとバランスが崩れ、音が出なくなってしまいます。
ネジに関して、回しても大丈夫なのか、判断が不安な場合は楽器店に相談しましょう。
≪その7≫スワブやクロスをケースの中に入れない
キイに無理な力が加わり変形する恐れがあります。
また、もしスワブやクロスが濡れていたら、タンポが変形・劣化する原因になります。
≪その8≫クロスを週に1回洗う
演奏後に毎回使用する指紋・皮脂を拭うためのクロスですが、汚れ・ゴミが付いたまま磨いていると、逆に楽器に汚れ・キズが付いてしまいます。
週一くらいで洗濯しましょう。
通常のネル素材のポリシングクロスは洗濯すると生地が傷むので、洗い替えには向いていません。
毎日のお手入れには洗濯しても傷みにくいマイクロファイバーのクロスを使用しましょう。
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『プリマ ミクロディア』
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とにかく指紋・皮脂がきれいに落ちます!静電気が起こりにくくなっていて、小さなゴミ・汚れもしっかり拭きとれます。洗っても効果が長続きする優れモノです。
お手入れに関してご不明な点などございましたら、店頭またはお電話にてお気軽にご相談ください。皆さまの大切な楽器を長持ちさせるため、精一杯サポートさせて頂きます!!
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