新開発センサーで繊細な表現まで再現。アコースティックピアノをいつでも快適に
『トランスアコースティック™ピアノ』、『サイレントピアノ™』の新ラインアップは、新開発の「アーティキュレーション・センサーシステム」を搭載し、ピアノ本来のタッチ感を損なう事なく、演奏者が思い描く細やかなニュアンスの表現を正確に検出し、忠実に再現することができます。また、独自のシミュレーション技術により、タッチの細かな違いで音色の変化を弾き分けられ、本格的な演奏表現が可能です。さらに、古楽器「フォルテピアノ」の音色を搭載し、モーツァルトやベートーヴェン、ショパンといった作曲家たちが楽譜に込めた意図を感じながら演奏を楽しめます。その他、Bluetooth(AUDIO/MIDI)がすべての機種に搭載され、アプリ「スマートピアニスト」とのスムーズな連携により、快適な演奏体験を提供します。
サイレントピアノ™「SC3」シリーズ
発売日 | 2022年11月15日 |
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出荷開始日 | 2023年2月(予定) |
アップライトピアノ (bシリーズ) | ベースモデル+¥180,000(税別) |
トランスアコースティック™ピアノ「TA3」シリーズ
発売日 | 2022年9月15日 |
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出荷開始日 | 2022年12月(予定) |
価格 | ベースモデル+¥420,000(税別) |
主な特徴
新開発の「アーティキュレーション・センサーシステム」を搭載し、細かな演奏表現をより正確に検出
電子式「アーティキュレーション・センサーシステム」を新たに開発しました。88鍵すべての鍵盤の下に搭載されたセンサーのワイヤレスコミュニケーションにより、ピアノ本来のタッチ感を損なう事なく、自然な演奏が可能です。また、鍵盤の打鍵・離鍵の動きを常に正確に把握し、スタッカート演奏時など細やかな鍵盤の動きを、従来よりもさらに正確に検出することが可能になりました。
独自のシミュレーション技術により多彩な音色や響きなど細やかなニュアンスまで表現
グランドピアノでは、繊細なタッチの違いに対して、ハンマーやダンパー、弦などの内部機構がその都度異なる動きをしながら相互に影響し合うことで、無限大の音色が生まれます。この多彩な音色変化を再現するシミュレーション技術が「グランド・エクスプレッション・モデリング」です。これにより、演奏者が思い描く細やかなニュアンスを忠実に再現する表現力を実現しました。指で鍵盤を押してから離すまでのタッチの強弱に加え、タッチのスピードや鍵盤を押すときの深さに応じた音色の変化も弾き分けられるため、さまざまな奏法に応じた音色表現ができ、本格的な演奏を楽しめます。
幅広い表現を叶える2大コンサートグランドピアノとフォルテピアノ音色を搭載
ヤマハのコンサートグランドピアノ「CFX」と、ベーゼンドルファーのフラッグシップモデル「インペリアル」のサンプリング音源を改良しました。また、演奏者の耳と同じ位置に特殊なマイクを置いてピアノ音を収録する録音手法「バイノーラルサンプリング」を、従来の「CFX」音源に加えて新たに「インペリアル」音源でも採用しました。ヘッドホン着用時でもあたかもピアノ本体から音が響いてくるような臨場感を得られ心地よく演奏できます。さらに、ピアノの原型である18~19世紀の「フォルテピアノ」の音色を、TA3・SH3タイプに4種類搭載しました。
全ての機種にBluetooth(AUDIO/MIDI)を搭載し、アプリと連携しやすく、使いやすさが向上
Bluetoothオーディオ接続に加え、Bluetooth MIDI接続にも新たに対応しました。Bluetooth対応のスマートデバイスと楽器をワイヤレスで接続し、デバイス内のオーディオデータを再生しながらアンサンブル演奏が楽しめます。また、当社の無料アプリ「スマートピアニスト」でメトロノーム等を操作したり、内蔵曲の楽譜をスマートデバイス上で見ながら演奏したりと、手軽にさまざまな楽しみ方が可能です。
サイレントピアノ™とは
アコースティックピアノの構造はそのままに、独自の消音機能を付加したピアノです。消音モードに切り替えると、鍵盤を弾いた際にハンマーの動きが打弦直前の位置で止まり、弦が鳴らない仕組みとなっています。センサーで演奏者の表現を精緻に検出し、電子音源をヘッドホンから発音することで、消音時でもアコースティックピアノさながらの豊かで快適な演奏ができます。
トランスアコースティック™ピアノとは
アコースティックピアノでの演奏体験に加えて、響板で電子音源を発音して自然な響きで演奏できるテクノロジーを搭載したピアノです。トランスデューサー(加振器)が電子音源の情報を振動に変換して響板に伝えることで、響板が振動し、それに弦の共鳴効果も加わってピアノ全体が共鳴体となり音を響かせます。これによって、電子音源をピアノ全体から自然な響きで発音することができ、ヘッドホンを使用しなくても音量をコントロールして演奏することが可能です。
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