電子ピアノ選びで大切なこと
電子ピアノと一口に言っても、メーカーも価格帯も様々で、「結局どんなものを選べばいいか、わからない!!」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?そんな皆様に、是非電子ピアノを選ぶ際に注目して頂きたいポイントをお話致します!
ピアノはそもそも“表現”をする楽器という事を忘れないでください!
ピアノという楽器は、鍵盤をたたくとその奥にあるハンマーが弦を打って、その音が楽器全体に響いて音が作られる楽器です。
優しく鍵盤をたたけば、ふんわり柔らかな優しい音が出ます。反対に、強くたたけば鋭く力強い音が出ます。
ピアノを弾くという事は、単に楽譜に並んだ音を鳴らすという事ではなく、指先でいろんな音を弾き分けて表情豊かに音楽を創り上げていくという事です。
実際にレッスンでは、小さなお子様でも「この部分は小さく優しく弾いてみようね」などと、表現を付ける練習が必ずあります。
つまり、ご自宅でしっかりピアノの練習をしようと思うと、そのピアノが“表現力のあるピアノかどうか”に注目する事がとっても大切です。
表現力のある良い電子ピアノってどんなピアノ?
電子ピアノには、アップライトピアノやグランドピアノ(いわゆる“生”ピアノ)と違って、基本的にはアクションやハンマー、弦はなく、鍵盤を押すとセンサーが反応して、スピーカーから音が出るという仕組みになっています。
そのため、電子ピアノの表現力を左右する要素は以下の3つだと、わたしは考えます!
電子ピアノの表現力の要素その1~鍵盤~
電子ピアノの表現力を左右する要素の1つは【鍵盤】です!
ピアノの鍵盤は木製ですが、電子ピアノの場合、(1)樹脂で出来た鍵盤が搭載されているモデルと、(2)木製鍵盤が搭載されているモデルの、大きく分けると2パターンが存在します。
もし、レッスンの練習用として電子ピアノをお探しの場合は、ぜひ木製鍵盤のモデルをおすすめします。「木製鍵盤=表現力の高いピアノ!」という事ではありませんが、やはり木製鍵盤の方が弾いた時に指先に伝わる感触が、よりグランドピアノやアップライトピアノに近いです。
その微妙な感触を感じ取ることで、優しい音の表現の練習がぐっとしやすくなります。
レッスンで使用しているピアノとのギャップを縮めるためにも、木製鍵盤をおすすめします。
↓↓↓こちらでは、「鍵盤」の違いを詳しくご紹介してます↓↓↓
電子ピアノの表現力の要素その2~スピーカー~
電子ピアノの表現力を左右する要素の2つめは【スピーカー】です!
スピーカーは目には見えない分かりづらい部分ですが、実はとってもとっても大事な要素です!
上述したように、鍵盤が木製鍵盤=表現力が高いピアノ!という訳ではありません。そのピアノに搭載されているスピーカーによって、表現力の幅の広さは大きく左右されます。
電子ピアノのスピーカーは2スピーカー搭載モデルから、多いものだと8スピーカー搭載しているモデルまで、メーカーによっても価格帯によっても様々です。
スピーカーが多くなると、強弱表現がぐっと付けやすくなります。つまり、優しい音から鋭い音まで、表現できる幅がぐんと広くなるという事です!
もしレッスンの練習用で電子ピアノをお探しの場合は、4スピーカー以上搭載されているモデルがおすすめです。
表現をつけて楽しくピアノを弾くためにも、4スピーカー以上搭載モデルをおすすめします。
↓↓↓こちらでは、「スピーカー」の違いを詳しくご紹介してます↓↓↓
電子ピアノの表現力の要素その3~音源~
電子ピアノの表現力を左右する要素の最後3つめは【音源】です!
電子ピアノも年々進化を遂げており、その音もまるで生ピアノのような響きをもったものに変わってきています。
音の減衰のスピードがリアルで、硬い音・柔らかい音まで細かく表現できようになっている最新の音源を搭載したモデルをお選びください!
メーカーによって、音色の特徴に違いがあるので、ここは好みも影響するかと思います。じっくり聴き比べて頂くのも良いと思います!
鍵盤・スピーカー・音源の3つのバランスが取れた表現力のあるモデルがおすすめ!
鍵盤・スピーカー・音源の3要素は、表現力の広さを決める大きなポイントになっている事が伝わりましたでしょうか…?
電子ピアノを選ばれる際はぜひ、上記3点に注目をし、弾き比べを是非してみてください!
「自分でわかる気がしない・・・」という方は、ぜひスタッフまでお気軽にお声がけください!
電子ピアノの価格帯について
電子ピアノをいざ選ぼう!と思ったときに、やはり気になるのは価格ではないでしょうか?
電子ピアノはお求めやすいモデルで5万円前後~ハイエンドモデルになると90万円台まで、ものすごく幅が広いです。
では、さきほどお話をした表現力のあるピアノは一体どのぐらいなのでしょうか?
レッスンの練習用ピアノで人気が高い価格帯は20万円台~30万円台です。
レッスン練習用の電子ピアノをお探しの方に、よくお問い合わせを頂くのは20万円台~30万円台のピアノです。
と言うのも、木製鍵盤かつ4スピーカー以上かつ最新音源のモデルとなると、おおよそ20万円台クラスからとなります。
習い始めてまもない頃は、まだそれほどピアノに本格的に触る機会も少ないから、とりあえずキーボードで・・・とお考えの方や先生もいらっしゃいます。
ですが、お子様の耳の成長のスピードは著しく、まだ幼い間に成長のピークを迎えます。
そのわずかな貴重な時間を、より良い響きのするピアノで過ごすかどうかが、お子様のピアノに対する興味を大きく左右します。
ぜひ、より良い練習環境でピアノに親しんで頂きたいと思います。
電子ピアノに関するお問い合わせは下記までお気軽にどうぞ!
店舗 | 島村楽器イオンモール筑紫野店 |
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電話番号 | 電話をかける |
営業時間 | 通常 10:00~21:00 |
ピアノ担当 | 山本 |
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