ご購入いただく前に、設置業者がご自宅へ下見にお伺いし、設置をご希望されるお部屋の間取りを確認させていただきます。

当日は、設置するお部屋までの経路を確認した後、資材を順次運び入れました。

(道路の形状や交通状況によって、搬入トラックの停車位置は事前に確認をお願いいたします。)

お部屋の中での最終的な設置位置(壁からの距離、防音室の向きや電源コンセント2口の確保など)を確認し、土台を作っていきます。

今回のご依頼では、防音室内へのエアコンの取り付けのご依頼はございませんでしたが、エアコンを取り付ける場合はダクトの位置や室外機の設置場所、電源の位置などを踏まえた上で、壁からの距離や設置位置が制限される場合がございます。また、エアコン取付位置とダクト穴の関係上、室内に排水用バケツなどを設置頂かないといけない場合もございます。

エアコン取付も防音室組立てと同時に行なえますので、ご希望の際はぜひ事前にご相談ください！

ピアノの搬入出などがない場合、または階段での搬入や駐車場・搬入先までの距離が近い場合などは2人での設置組立てが可能だそうです！
これも、工場で作った高精度パネルを組み立てるだけで完成する新ジョイント方式のパネル工法ならではのものです。

資材は徐々にトラックから荷下ろしをするため、すべてを一時的に保管しておくための場所も必要ありません。

四方の壁、ドアフレームまでスピーディーに組み立てていきます。

ご注文時にご指定いただいた扉の開く向き(内開き・外開き、右吊元・左吊元)を除き、最終的な扉の位置、換気扇の取り付け用パネルの位置も、この段階まで熟考いただけます！

今回はオプションのFix窓付きパネル(2024年2月29日(木)までご購入のお客様へもれなく1枚プレゼント！)の設置も相談しながら位置を決められます。
光取り様の窓があるだけで、一気に防音室の中を明るくすることができます。

天井もパネルを載せるだけで組み立てられます。
電灯用の配線も完備。

換気扇を取り付けていきます。

換気壁パネルには既に穴が開いているため、そちらに換気扇用台座を取り付けます。

設置する換気扇はロスナイ換気を採用。

同時に電気配線も順次行っていきます。

壁面が完成したら床板・カーペットを敷いていきます。

音場壁パネルを設置して言います。パネルは直接壁へ固定します。

設置できる箇所はFix窓付きパネルや換気扇、エアコン、ドアの位置などで変わっていきます。

設置枚数は防音室のサイズによって増減があります。

吸音材を設置した状態です。

取り付ける吸音材の枚数で室内の響きをお好みに調節できます。

内装も完成した状態です。

調音パネルのカバーも取り付け、室内灯、換気扇グリルなども設置完了です。

室内灯はヤマハで購入時オプションでご購入いただくか、家電量販店などでお好きな照明器具をご用意いただきますと同時に取り付けさせていただきます。

今回取り付けた換気扇グリルは、通常、防音性能のより高いDr-40の防音室に取り付ける製品を島村楽器限定でお選びいただきました。
換気扇からの音漏れなどを気にされる場合や、より音漏れを防ぎたい場合には是非お勧めです！

こちらが完成した防音室です！

お部屋の水平具合もばっちり！

完成までに約3時間を要しました。

エアコンの取り付けがある場合や、ピアノの搬入がある場合、より大型の防音室の組立てなどは半日ほどお時間を要する場合がございます。
事前に組立て設置日時はしっかりご相談させていただきますので、ご心配ありません！

防音室担当岩切　（いわきり）

お客様のさまざまな音に関するお悩みを、一緒に解決するお手伝いをさせて来て頂きました。
防音室・防音アイテムなど、お取り扱いのしやすい商品から、本格的な防音施設まで、用途に合わせてご案内させていただきます。
是非お気軽にご相談ください！