エレキ担当山形、クラシックギタリストへの道 第一回|千葉ニュータウン

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2024年01月05日

高校でエレキギターに触れてから10年近く・・・この度私山形、クラシックギターを始めました! 本体購入から日々の練習まで、始めてみると沢山の発見がありました。そこで今回、こちらのホームページを使い、「クラシックギタリストへの道」と題し、ブログ形式で更新していこうと思います! 第一回の本稿は、「クラシッ […]

高校でエレキギターに触れてから10年近く・・・
この度私山形、クラシックギターを始めました!

本体購入から日々の練習まで、始めてみると沢山の発見がありました。
そこで今回、こちらのホームページを使い、「クラシックギタリストへの道」
と題し、ブログ形式で更新していこうと思います!

第一回の本稿は、「クラシックギターって何?」をテーマに、
私が実際に購入した一本をご紹介します!

クラシックギターを始めたきっかけ

「普段と違う音色でジャズをやりたい!」
これが自分がクラシックギターを始めるきっかけでした。

大学からジャズをやっていた自分にとって、ギター一本で成立するソロギターは憧れでした。
本格的にソロギターに挑戦しようと思ったとき、アコギのスチール弦ではどうしても欲しいニュアンスが出せませんでした。
そこで店頭にあるクラシックギターを触ったところ、柔らかく温かいナイロン弦の音色に心を掴まれ、
クラシックギターデビューを決意しました。

クラシックギターとアコースティックギターの違い

クラシックギター

弦がナイロン(昔は羊の腸を使っていたので「ガットギター」とも呼ばれる)。
ネックの幅が比較すると太い。

アコースティックギター

弦がスチール。
ネックの幅が比較すると細い。

購入にあたって

クラシックギターは制作スタイルによって区別が出来ます。
制作スタイルによって値段も変わってくるのでここを参考に決めていくと良いでしょう。

制作スタイル

量産品

自動工作機械を含む大規模な工場設備で生産される。
月間千本単位の生産が可能。

分業制手工品

簡単な工作機械は使用するが、大部分の工程を手作業で行う。
ネック製作、塗装、胴組みなど部署ごとに専門の工員が配置され精度の高い仕事を実現している。
多くても月100本までの生産量。

個人手工品

1人または2人で製作を行う。
全ての工程をこなさなければならないため、細かな作業はやや精度が落ちる。
しかし楽器にはその製作者だけにしか与えられない独特の個性が宿る。
年間で20本程度の生産量。

実際に購入したのはコチラ!

多趣味な職人が生んだ渾身の一本!西野春平 NR3 松 Mバインディング 650

多趣味な職人が生んだ渾身の一本!西野春平 NR3 松 Mバインディング 650

アコースティックギターやウクレレの制作も行っている西野春平氏の一本です。
軽やかながら音の広がりと重厚感があり、
オールジャンルに対応できる一本です。

NR3の「推しポイント」

①高級感のある口輪(ロゼッタ)と糸巻(ペグ)

見てくださいこの装飾!
決して「ゴテゴテ」というわけではありませんが、気品と高級感が漂ってきませんか?
口輪や天神(ヘッドの形状のこと)、糸巻にはその制作者それぞれの個性が多く出ます。
いわゆる所有欲が満たせるところも気に入っています。

②目の詰まった表板と「仕事人」な横・裏板

表板には松(スプルース)単板が採用されています。
クラシックギターで採用される表板には松(スプルース)と杉(シダー)があり、
見た目もさることながら音色にも大きな違いがあります。


こちらの個体は目が詰まっており、厳選されたいい材を使っていると感じられた点や、
松特有の硬く芯のある音に惹かれました。
また松は「育つ」とよく言われます。
作られてすぐは「あまり鳴らない」が弾き込むと「育って」音量と音質が向上する、
という「将来性」に強い魅力を感じセレクトしました。

松(スプルース)

硬い感じだが重厚感があり、芯があり遠くまで通るしっかりとした音

杉(シダー)

立ち上がりが早く明るく艶やかな音色だが、遠達性には欠ける

また横・裏板にはインディアン・ローズウッドの単板を使用しています。
表板の振動をしっかりと受け止める硬いローズウッドは、
低音から高音までのバランスが良く、すっきりとして明るい音色です。

③エレキギターでは見ない!?「メイプル」バインディング

アコースティックギターやカスタムテレキャスターなどで多く見られるバインディング。
多くが樹脂、高級機ではアバロンなどの貝が使われることの多いバインディングですが、
NR3ではなんとメイプルの木材が使用されています。
ギターのネックや指板材でなじみの深いあのメイプルです!

バインディング以外にも緑色のラインが入っており、クラシックギターには珍しい
端正なルックスが魅力です。


「他とは違う」「特別」
ギタリストの皆さん、グッときませんか?

肝心の音は・・・?

まさに「オールジャンル」です。
まだまだたくさんの曲を弾けるわけではありませんが、
柔らかく弾けば柔らかな音色が、
強めに弾けば力強い音色が出る。
弾き手の感情をそのまま音に伝えてくれる、
ノンストレスなギターです。

第一回はここまで!

第二回では、弦交換&比較編と題して、弦のインプレッションを行います!
ぜひお楽しみに!

クラシックギターフェスタ開催予定!

1/26(金)~1/28(日)に、島村楽器丸井錦糸町店でクラシックギターフェスタが開催されます!
私も27日に会場へ行きますので、興味のある方はお問い合わせ下さい!

お問い合わせ

店名イオンモール千葉ニュータウン店
住所千葉県印西市中央北3-2
イオンモール千葉ニュータウン
モール棟3F
電話0476-40-7555
担当山形(やまがた)

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。