電子ピアノ選び方のポイント
電子ピアノ担当より
こんにちは、ピアノ担当の平野です。
今回は、数多くある電子ピアノの中で自分が気に入るピアノを見つけていただくために大事なポイントをご紹介いたします。
ピアノは、毎日少しでもピアノに触れていることが上達につながる方法です。
そのため、毎日音を気にせずにご自宅で練習できる電子ピアノはとても重要なポイントになってきます。
千葉店へのご来店方法
駅チカJR千葉駅より徒歩5分!こちらのリンクをご参照ください。
JR千葉駅からすぐ!塚本大千葉ビル4F 島村楽器千葉店までお越し下さい。
まずはWEBで相談したい方へ
※申込いただいたお客様には店舗より数日中に確認のメールをさせていただきます。
待ち時間なし!『ご来店予約』で密を避けよう!
買うものが決まっていなくても大丈夫!
『後悔しない電子ピアノ』をゆっくりお選びいただけます!
また、ピアノ弾き比べのお手伝いなどをさせて頂きますのでご遠慮なくお申し付けください♪
『電話で相談したい』
ピアノ担当:平野(ひらの)までお電話ください。
どうぞお気軽にご連絡くださいませ。
担当者在時でしたら後ほどこちらから折り返しご連絡致します。
事前にご来店希望日をお伝え頂ければ、出勤時間の調整も可能です。
選ぶ前に押さえておくべきポイント!
①音 | 音色は基本的には上位モデルになるほどグランドピアノに近づきます。メーカーごとに特徴がございます。 |
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②鍵盤 | 音と同様に、上位モデルになるほど幅広い表現が可能です。素材もプラスティックや象牙調・木製などがあり、それぞれ弾き心地が異なります。 |
③スピーカー | スピーカーの数に応じて、ピアノらしい強弱のバランスなどが実は大きく変わる為とても大事なポイント! |
④サイズ | 設置場所の奥行、横幅、高さ |
⑤デザイン | ピアノ鏡面仕立ての艶出しモデル、木目調モデル、女性に人気のホワイトモデルなど、機種によってデザインが豊富にございます。 |
⑥機能 | メトロノーム・録音・譜面表示機能付き液晶画面・練習曲の内蔵などレッスンに役立つ多彩な機能があります。機種により搭載内容が異なります。 |
絶対に失敗したくない!電子ピアノの選び方
お客様からよく聞かれる質問として最も多いのは・・・
「ピアノの先生から本物のピアノに近いタッチのものを購入するよう言われたが、いまいち電子ピアノのことはよくわからない・・」
というお悩み。
ピアノ教室で使用しているピアノはほとんどがグランドピアノかアップライトピアノの為、なるべく本物に近いタッチで弾けるものを用意してほしいというのはピアノの先生なら誰もが望んでいます。
近年では、電子ピアノはかなり本物のピアノタッチに近づけているものも登場してきています!
さらに、「音量調整が出来る」「ヘッドホンを使って周りに配慮が出来る」「ピアノの音以外にも様々な楽器の音で楽しく練習できる」「コンパクトなサイズで置き場に困らない」「アコースティックピアノに比べて価格的にリーズナブルで購入しやすい」「調律やメンテナンスが必要ない」など電子ピアノだからこそのメリットもあります。
とは言え、「メーカー」「価格」共に沢山あり、一体どれを選べばいいのか迷ってしまいがちですよね。
ピアノレッスンというのは練習習慣の上に成り立っています。
その練習で使用するピアノ選びを一歩間違ってしまうと教えられたこととは異なる演奏や姿勢になりかねません。
価格的にお求め易いとは言え、そう何度も買い替え出来るものでもないので、しっかり電子ピアノの特徴を理解した上で自分に合ったピアノを選びましょう。
Q.そもそもピアノレッスンでは
何をしているの?
A.ただ「楽譜を読んで弾く」だけではありません!「表現力」を身につけます。
この楽曲は、ピアノを習い始める4歳~7歳くらいの子供向け教本として作られた「ぴあのどりーむ」に載っている曲です。多くの音楽教室ではこういった曲をピアノレッスンで使用されています。
このような初心者向けの教本でも、「強弱音色表現」「スタッカート」「スラー」「右手・左手のバランス」などとても沢山の事をピアノレッスンでは学んでいきます。レッスンでは、グランドピアノやアップライトピアノといった本物のピアノを使ってレッスンをします。
レッスン用のピアノ選びで大切なことは、こういった奏法を「出来たつもり」や「弾けているつもり」にならないためのピアノを選ぶということです。「弾きやすい」「綺麗な音がでる」という基準だけで選んでしまうと、こういったピアノ奏法が「正確に弾けていなくても綺麗に聞こえるため、出来たつもりになってしまう」=「いざグランドピアノで弾くと、うまく弾けない、聴こえない」という事態に!
こういったことを避けるためにも、本物のピアノを弾いているときと同じように微妙な指先の加減で音の強弱が付き、「弱く弾いたら優しい音」「強く弾いたら力強い音」といった音色・音質まで表現してくれるピアノを選び、練習することが1番の上達ポイントとなります。
せっかくお月謝を払ってレッスンに通うならば、子供からしたら「上手に弾けるようになりたい」「楽しく長く続けたい」また親からすると「音楽を好きになって欲しい」「ピアノが上手くなってほしい」など色々な思いがあると思います。
日々の練習が無駄にならず、しっかりと上達していくためにはそれが可能なピアノを選ばなければなりません。
ピアノレッスンの進度とピアノの関係
ピアノレッスンとは、ただピアノを教えてもらい、弾けるようにするという事だけでなく、苦手なことを克服していく力をつけることの反復練習でもあると言えます。
練習をして上達を目指すにあたって、レッスン室で弾いているピアノと、お家のピアノ弾くピアノに大きなギャップがあると、どうでしょうか・・・?
ここでは「ピアノレッスンの進度とそれに沿ったピアノの関係」をご紹介します。
※あくまで目安です
大まかではありますが、一例としてご紹介しました。お教室や先生によって使う教材や進み方は変わりますが、その時期その時期で学んでいくことは確実に年数を重ねるごとに難しくなっていきます。ピアノによって上達速度にも大きな差が生まれていきます。
Q.メーカーの違いって?
やっぱりヤマハが1番なの??
A.初めからメーカーを絞らず、まずは見て聴くことから
同じメーカーの中でも、1つ1つの電子ピアノによって様々な違いがあり、価格帯によってオススメのメーカーが変わってきます。当店では全てのメーカーを取り扱い・展示している為是非足を運んでいただき、直接目で見て耳で聞いて納得のいくものを選んでいきましょう!
あくまで参考程度にご覧ください。
メーカー | 特徴 |
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YAMAHA | 誰でも知っている国内最大大手楽器メーカー。 音源にはヤマハ最高峰グランドピアノの音を収録。 すっきりとした明瞭な音が特徴。 |
KAWAI | 国内大手楽器メーカーの一つ。海外でも人気があります。 カワイグランドの深みのある低音とキラキラとした高音が鳴るのが特徴。 鍵盤にもこだわりがあり、白鍵だけでなく黒鍵も木製なのはカワイだけ! |
Roland | 電子ピアノ歴史のなかでは最も長い歴史を持つ、日本が誇る電子楽器専門メーカー。 伸びやかの音で表現力に定評があるのが特徴。 強弱変化や音色変化など電子ピアノでどれだけ本物に近づけられるかにこだわりを持つ。 |
CASIO | コンパクトデザインやリーズナブルな価格帯が多いが、それでいてしっかりとしたタッチで弾けるのが特徴。 はっきりとしたクリアな音が鳴る。 |
KORG | リーズナブルな価格帯がそろっている。 趣味で弾く方にも人気のメーカー。 明るくパワフルな音が特徴。 コンパクトサイズのものも多く置き場に困らない! |
電子ピアノは何を基準に選ぶの?
①音質
ピアノを演奏するうえで大事なことは表現力です。個人差はありますが抑揚がつけにくいもの、音質変化が感じられないものなどあります。
特に気にしていただきたいのは弱打の表現力です!フォルテッシモ(強くて大きい音)の表現はスピーカーの出力で変化がつけられますが、ピアニッシモ(弱い音)の表現力は電子ピアノの性能に大きく左右されます。よって、音質という要素は電子ピアノも非常に大事なポイントとなっています。まずは、じっくりとお店の電子ピアノのヘッドホンを使用しピアニッシモからフォルテッシモまで弾き比べてみてください。
②鍵盤(タッチ)
鍵盤は、グランドピアノやアップライトピアノに近いタッチかどうかが重要です。疑似的に作られている電子ピアノはどうしてもアコースティックピアノとは違ってきます。特に注目していただきたいのは連打性です。連打とは、例えばトリルや早引きなどに使われる手法です。連打性が高いことで表現しやすくなる、演奏しやすくなるというメリットが出てきます。鍵盤センサーの性能が、連打のしやすさに必ず比例してくるので実際に店頭で弾いていただいて比べていただけるとわかりやすいです。
③スピーカー
スピーカーに関しては気になさらない方が多いですが、実はとても大事な部分です!スピーカーの数が多いほど音の迫力が違うのはもちろん、さらにスピーカーボックスがつけば奥行きのある響きも表現ができ、まるでグランドピアノを弾いているかのような気持ちになれます。スピーカーが1つ多いだけでも大きく変わりますので是非店頭でお試しされてはいかがでしょうか♪
④サイズ&⑤デザイン
実際にピアノをご自宅に置くことになったら、一番気になるのはサイズです。
スピーカーが良質なピアノになると、サイズは大きくなってきます。
しかし、楽器選びでは音や性能にこだわることも大切ですがインテリアや住環境にあわせてサイズやデザイン、カラーも重要なポイントです!事前に設置予定場所の奥行、横幅、高さは寸法頂くことをお勧めいたします。
⑥機能
メトロノーム・録音・譜面表示機能付き液晶画面・練習曲の内蔵などレッスンに役立つ多彩な機能があります。
機種により搭載内容が異なりますので、ご使用用途に合わせてお選びください。
例)当店人気No,1 Roland LXシリーズ
ピアノを弾き続けたくなる、デジタルピアノならではの機能が豊富に搭載されています!
スマートフォンとピアノをBluetooth接続して、ピアノ本体のスピーカーでお好きな曲を聴くことができます。
ピアノ本体には、クラシック、ポップス、ジャズなどの多彩なジャンルの曲を内蔵し、オーケストラの伴奏と一緒に演奏できる曲も多数収録。
ピアノの音色だけでなく、エレピ、オルガン、チェンバロなどの鍵盤楽器のほか、管弦楽器、パーカッションなど、いろいろな楽器音も楽しめます。もちろん練習に便利なメトロノーム、録音機能も搭載。調律やメンテナンスが必要ないのも、デジタルピアノの大きな利点です。ピアノとしてだけでなく、多彩に楽しめる、可能性が広がる、デジタルピアノです。
-メーカー公式ページより引用
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