グランドピアノに徹底的にこだわった至極のクオリティ
ピアノ作りの伝統を徹底的に研究、そしてカシオの革新的なデジタル技術を投入した、カシオセルヴィアーノグランドハイブリッドシリーズ。世界有数の歴史あるピアノメーカーであるC.ベヒシュタイン社と共同開発した音や鍵盤を搭載し、2015年の発売以降国内外のピアニストたちから好評を博してきました。その最新シリーズから産まれたのが島村楽器限定モデル「GP-1000」です。
シリーズ最上位モデルであるGP-510をベースに楽器専門店としてのノウハウやお客様のご要望にお応えした機能を投入。ピアノ音色の追加や操作パネルの変更、ヘッドホン使用時の響きにもこだわった最高峰の電子ピアノです。
CASIO × C.BECHSTEIN セルヴィアーノグランドハイブリッドから島村楽器限定モデルが発売!
ブランド | 型番 | 販売価格(税込) |
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CASIO | GP-1000 | ¥462,000 |
音へのこだわり
時代を超えて愛される3つのピアノの音色を内蔵
永いピアノ史において、輝きを放ち続けている3つのピアノがあります。ベルリン、ハンブルク、ウィーンで生まれた歴史的なピアノたちの性質や個性を徹底的に研究・分析し、3つの音色として表現しました。
ベルリングランド
C.ベヒシュタインとの共同開発から生まれたベルリングランド。輪郭がはっきりとして、落ち着きのある上品な音。透明感のある音と響きが、軽やかで色彩豊かな旋律を奏でます。印象派の音楽を演奏するのに適しています。
ハンブルクグランド
迫力と力強さを備え、弦共鳴の多い華やかな音。表現幅が広く、多くのピアニストから愛される音です。あらゆる演奏、ジャンルにマッチします。
ウィーングランド
迫力ある低域弦と、やわらかく美しい弱打が特徴的。豊かな表現力を持つ、重厚で落ちついた音です。古典派の音楽を演奏するのに適しています。
ピアノの演奏に大切な繊細な表現力を強化した「Air Grand音源」
ピアノの音を弱音から強音まで余すところなく演奏できる性能と広い表現幅を追求。自然な音色変化を実現したマルチ・ディメンショナル・モーフィング技術を生かすことで、繊細なタッチのニュアンスを意のままに表現できます。また、弦共鳴システムが88鍵それぞれにフィットした響きを生み出し、自然で心地良い演奏を可能にしています。そして原音からの音の劣化を防ぐため、先進の圧縮技術「ロスレス・オーディオ・コンプレッション」を採用しています。
グランドピアノの音の響きを追求した、自然で、深みと拡がりのある立体的な響き
スピーカー位置や臨場感のある音響にこだわったグランドアコースティックシステムを搭載。またグランドピアノの大屋根を開けた時のような響きを再現したリッドシミュレーターや、音量を抑えてもバランスのとれた音で演奏することができるボリュームシンクイコライザー機能など快適な演奏感の実現にもこだわっています。
鍵盤、ペダルへのこだわり
より繊細な表現を可能にした「ナチュラルグランドハンマーアクション鍵盤」
白鍵、黒鍵そして鍵盤の土台となる筬(おさ)にも、C.ベヒシュタインのグランドピアノの鍵盤に用いられる良質なスプルース材を使用。鍵盤の表面にもグランドピアノと同様の仕上げを施すことで、指になじみ、すべりにくく弾き疲れしないタッチを可能にしました。また、グランドピアノの弾き応えに大きく関係するハンマーの動きを追求し、3つのセンサーを搭載した独自のアクション機構により、繊細な指先のニュアンスをより正確に伝え、多彩なタッチをそのまま音にする表現力を備えています。
弱音への効果にも磨きをかけたグランドペダルシステム
ダンパーペダルの踏み込み量に対する動作開始位置や効果のかかり具合を再現し、グランドピアノにより近い操作性や踏み応えを再現。更にソフトペダルによる音量・音色変化をより自然に再現し、弱音での演奏表現の幅を広げるとともに、ペダル機構がたてるわずかな音もシミュレートしています。
特別な演奏体験をもたらす機能へのこだわり
オーケストラとピアノのアンサンブルを実現「コンサートプレイ」
コンサートプレイは、収録したオーケストラの臨場感ある生演奏をバックに弾くことで、まるで共演しているような気分を味わうことができる機能です。
また、コンサートプレイの曲は、再生、一時停止や早送り、早戻し、A-B区間リピートが可能。さらにテンポも80%の速度に下げることができるなど、難しい曲も練習しやすくなっています。
ピアノにまつわる物語を追体験「シーン」
名作曲家やピアニストにまつわるエピソードから想起される演奏シーンを参考に、音色・響き・残響など様々な設定の組み合わせをプリセット。例えば、「ショパン」というシーンならショパン等に代表されるロマン派音楽に適した音が得られるセッティング演奏が楽しめます。
レッスンにも役立つ多彩な機能も満載
練習には欠かせないメトロノーム機能や、鑑賞だけでなくレッスンにも役立つ内蔵曲を搭載。2人でのピアノ練習に使えるデュエット機能やオーディオレコーディング機能など、多彩な機能が日々のピアノ演奏をサポートします。
島村楽器限定モデルのこだわり
GP-1000 島村楽器限定モデル |
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ピアノ音色 | 21音色 |
パネル/液晶 | 日本語表記 専用レイアウト |
タッチ感度 | 9種類 |
ヘッドホン イコライザー機能 |
3種類 |
ヘッドホン ボリュームシンクイコライザー機能 |
あり |
メトロノーム | テンポ選択+速度標語選択 |
ピアノ音色ガイドブック | 付属 |
独自仕様1:21種類のピアノ音色を搭載
前述のベルリン、ハンブルク、ウィーンなどのピアノ音色に加え、このモデルのために開発された12の特別なピアノ音色など合計21種類の多彩なピアノサウンドをご用意。
アコースティックピアノ演奏に特化し、グランドピアノからアップライトピアノまで豊富な音色を採用。
曲やシーンに合わせて選べるこだわりのピアノサウンドを先進の技術でシミュレートし、あらゆる環境で演奏者に寄り添うことで長く愛用していただけるピアノとなりました。アコースティックピアノ演奏の音色にこだわりたい方へ、最高の選択となる1台です。また、アップライト音色選択時には、中央のソステヌートペダルがマフラーペダルに変化するなど、細部へのこだわりも魅力の一つです。
※音色の選び方をサポートする特徴や活用方法などをわかりやすく解説した「ピアノ音色ガイドブック」が付属します。
独自仕様2:わかりやすい日本語表記とボタン配置
GP-1000の豊富な機能をどなたでも簡単に扱えるよう、パネル、液晶内の英語表記を日本語にしました。
さらにボタン配置も変更し、より便利でわかりやすい操作感を実現しています。
よく使うピアノ音源へのアクセスや読みの難しい音楽用語もわかりやすく表示されています。
独自仕様3:9段階調整可能なタッチ感度
ベースモデルGP-510の5段階調整に対し、GP-1000は9段階のタッチ感度調整が可能。
タッチ感度は鍵盤の「重さ」に直結する重要要素で、実際のピアノも鍵盤の重さは個体差があります。
自分の演奏スタイルやレッスン・発表会で使用するピアノに合わせ、より繊細なタッチ設定が可能です。
※実際の鍵盤の重さが変わるわけではありません。
独自仕様4:ヘッドホンモードに機能を追加
夜間の練習などでは必須となるヘッドホンモード。GP-1000ではヘッドホン使用時の音質にもこだわり、GP-510にはない2つの機能を新たに搭載しました。
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ヘッドホンイコライザー機能
- 演奏する曲に合わせて3つのイコライザ設定を使い分けることができます。
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ヘッドホンボリュームシンクイコライザー機能
- どんな音量でも耳に自然な聴こえ方になるよう自動調整します。
長時間ヘッドホンを使用しながら練習をしても、耳が疲れにくくなります。ヘッドホンを使用する方には特におすすめの機能です。
独自仕様5:ボタン一つで選べるテンポ設定
GP-1000では速度標語をそのままメトロノーム機能に収録。「Allegro」「Moderato」など楽譜に記載されている記号をそのまま選択できるためテンポを覚えておかなくても安心です。もちろん数値による細かい微調整も可能。
スペック
カラー | BP(ブラックポリッシュ) |
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鍵盤 | ナチュラルグランドハンマーアクション鍵盤(木製、88鍵) |
音源 | Air Grand 音源 |
音色数 | 35 うちピアノ音色数21 |
スピーカー数 | 6 |
ペダル仕様 | グランドペダルシステム 3本:ダンパー(ハーフペダル対応)、ソフト、ソステヌート |
外形寸法 (幅×奥行×高さ) |
1,434×489×963 mm (天板閉、譜面立ては含まず) |
質量 | 78.5 kg |
付属品 | 高低自在イス、譜面立て、楽譜集(2冊)、ピアノ音色ガイドブック、ACアダプター(AD-E24500LW)、ヘッドホン、ヘッドホン用フック |
柏店ピアノ担当:田上
こんにちは。ピアノ・電子ピアノ担当の田上です。
鍵盤楽器に関する様々なお悩みにお答えします。
なんでもお尋ねください!
こちらからは価格帯別のオススメ電子ピアノのページへ行くことができます。
10万円未満 | 持ち運びしたい、置き場所を何度も変えて使いたいという方におすすめ。88鍵盤揃っている電子ピアノとしては最安値の価格帯になります。 |
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10~15万円 | キーボードでは物足りないという方におすすめ。レッスンではバイエル半ばくらいまでのピアノになります。スピーカーは2つ、鍵盤は樹脂製で軽めです。強弱変化や表現力といった点では物足りないかも。 |
15~20万円 | 「レッスンモデル」のエントリーランク。ピアノらしい表現力がついてきます。メーカーによっては木製鍵盤になったり音源の種類が上位機種同等になります。 |
20~30万円 | > 各メーカーが力を入れている、これからレッスンを始める方に一番売れ筋の価格帯。スピーカーの数が4~6つになり音に立体感が出ます。鍵盤も全メーカーが木製になり、アコースティックピアノに近いタッチになります。レッスン用であれば、この価格帯がおすすめ。 |
30~40万円 | スピーカーの数も6~8つに増え、表現力がかなり増すので本格的な演奏も可能になります。もう既にある程度弾けるという方、もうワンステップ上を目指す方には必須のラインがこちら。 |
40万円以上 | 限りなくアコースティックピアノに近くなり、「電子ピアノとアコースティックピアノのハーフ」のような存在のピアノが出てきます。「本当はアップライトが欲しいけど、場所や音の問題があるから電子ピアノ」という方におすすめ。 |
ちなみにレッスン初期であれば、年齢に関係なく20万円くらいのクラスが人気です。
※上記の特徴はスタンダードタイプの目安です。インテリア性や機能性の高いタイプのモデルは含まれていません。
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