この夏、もう一度ギターを始めよう。錆びた弦から始まった、私と楽器の再生物語。

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2025年07月24日

こんにちは。アリオ柏店スタッフ坂田です。数年前、ギターが弾けるようになりたくて楽器を買ったものの、なかなか3コードすら押さえられずそのまま挫折…それからギターはクローゼットの中へ…。気付けば6年の歳月が経っていました。。そんな私の気持ちが動き出したきっかけは、教室の発表会。生徒様が思いのこもった演奏 […]

こんにちは。アリオ柏店スタッフ坂田です。
数年前、ギターが弾けるようになりたくて楽器を買ったものの、なかなか3コードすら押さえられずそのまま挫折…
それからギターはクローゼットの中へ…。気付けば6年の歳月が経っていました。。
そんな私の気持ちが動き出したきっかけは、教室の発表会。生徒様が思いのこもった演奏をしている姿をみて
「やっぱりもう一度チャレンジしたい!」と思うようになったのです。
ここから、私とギターの物語が再び始まりました。
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第1章:再会の絶望と、小さな希望

「今年の夏こそ、もう一度ギターを弾こう!」
夏の短期レッスンを受講しようと一念発起し、クローゼットの奥から引っ張り出してきたギター。
期待と楽器の状態に不安を抱きながら、ハードケースを開けた瞬間、目に飛び込んできたのは…

無残にも赤茶色に錆びついた弦。くすんだ金属パーツ。ホコリをかぶったボディ。
「もう、このギターはダメなのか…?」一瞬、諦めかけたが、
「そうだ!店に持って行ってメンテナンスだっ!💡」

「とりあえず、持っていってみよう」
さっそく、重たいハードケースを抱えアリオ柏店へ。

プロの診断とカウンセリング

リペア・メンテナンスカウンターで、店長の金沢さんに事情を説明。
「6年ぶりなんです」「このギターでとりあえず夏の短期レッスンを受けたいんですっ!」
不安な私に、金沢さんは笑顔で「坂田さん大丈夫!一緒に見ていきましょう」と声をかけてくれた。
う、嬉しい。

金沢さんが手際よくギターをチェック。
「ネックは少し順反りですね」「弦高が高いですね」「フレットも少し曇っているので、磨くとピカピカになりますよ」
と、まるで人間ドックのように診断してくれる。

「弦交換と一緒に、クリーニングとフレット磨きもセットになったプランがありますがいかがですか?」と
料金表を見せながら分かりやすく提案してくれた。せっかくなのでネック調整も一緒にやってもらう事にした。

弦選びという新たな発見

「弦も色々選べますが、ご希望はありますか?」と聞かれ、
「さ、300円くらいのやつで…」と答える私。
金沢さんは「もちろんお求めやすい弦でもOKですが、せっかくなので違いを説明しますね」と、いくつかの弦を見せてくれた。

「こちらのコーティング弦は、サビにくくて長持ちします」
「太さ(ゲージ)で弾き心地も変わりますよ」
「フォスファーブロンズ弦は、キラキラした明るい音が出ます」など
自分の好みやプレイスタイルに合わせて「選べる」楽しさを説明してくれた。
今回は、サビに強いコーティング弦をチョイス!

目の前で蘇る、私のギター

「せっかくなので、作業を一緒にみますか?」金沢さんから嬉しい提案!
「見させてくださいっ!」
目の前で古い弦が外され、

くすんでいたフレットが一本一本丁寧に磨かれると、
まるで鏡のようにピッカピカに✨さっきまでのくすみが嘘のよう!

続いて指板のメンテナンス。
指板面専用のオイルを使って指板に保湿し艶を出してくれた。まるでお肌の手入れをしているよう!
みるみる蘇っていく様を間近でみた私はテンションMAX!
角度を変えて楽器を見たく、作業をする金沢さんの周りをうろちょろしまくっていたが、
金沢さんは優しくお付き合いしてくれた。う、嬉しい。


金沢さん曰く「楽器は家族と同じ。ペットをかわいがる様に」とのこと。
なるほど、金沢さんの楽器を見る目はとても優しく、丁寧な作業にギター愛が伝わってくる。
ネックの調整をし、新しい弦が張られていく。

やる気の復活
弦高の調整も経て、全ての作業が終わり、金沢さんから手渡されたギターは、
7年前に買ったあの日の姿、いや、それ以上に輝いて見えた。
「す、すごい!」

ピカピカに蘇った楽器を手にすると、不思議と「早く弾きたい!」という気持ちが湧き上がってくる。
短期レッスンの申し込みも、最高のスタートが切れそう!

新たな発見と投資
「そういえば、この重いハードケース、持ち運びが大変で…」と相談すると
背負えるタイプの軽量なギグバッグをいくつか紹介してくれた。
「これは未来の自分への投資だ!」

押入れに眠っているギターは、ただの古い楽器じゃない。
少し手をかければ、輝きを取り戻してくれる。
もし、あなたも自宅に眠っている楽器があって、もう一度歩み始めたいなら、まずは島村楽器のカウンターを訪ねてみませんか。
そこには、想像以上の感動が待っているはず…。

次回、「第2章:夏の短期レッスンを受けてみた」 に続く

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