バイオリンのおすすめ弦をまとめました!

イオンモール船橋店

イオンモール船橋店店舗記事一覧

2023年02月02日

CONTENTSバイオリンの弦の選び方弦の種類についておすすめの弦3選番外編最後にお問い合わせバイオリンの弦の選び方 皆様こんにちは。島村楽器イオンモール船橋店バイオリンインストラクターの木村です。突然ですが、バイオリンの弦の選び方に迷っている方はいらっしゃいませんか?こちらの記事ではおすすめの弦を […]

バイオリンの弦の選び方

皆様こんにちは。島村楽器イオンモール船橋店バイオリンインストラクターの木村です。
突然ですが、バイオリンの弦の選び方に迷っている方はいらっしゃいませんか?
こちらの記事ではおすすめの弦をご紹介していきます。
たくさん種類があって何を選べばいいのかわからない!とお困りの方はぜひご覧ください!

こんなにたくさん…どれを選べばいいのでしょうか

弦の種類について

バイオリンの弦は、素材別に3種類あります。
それぞれ音の雰囲気や扱いやすさが変わってきます。

スチール

金属を芯材にしています。
耐久性に優れ、音量も大きくチューニングが安定しやすいというメリットがありますが、音色はかためです。
柔らかな音色がお好きな方や、表現力を高めたい方には不向きです。

ガット

羊の腸をより合わせた繊維を芯材にしています。
音色に深みがあり柔らかく、これこそバイオリンの音!といった音色です。
音色にこだわりたい方や表現を高めたい方にはおすすめですが、
気温や湿度に影響されやすいためチューニングが安定しにくく、寿命も短めというデメリットもあります。
あまり扱いやすい弦ではないので中級者~上級者さん向けの弦です。

ナイロン

ナイロンを始めとしたさまざまな合成繊維を芯材とした弦です。
今や一番主流となっているのがナイロン弦で、スチール弦とガット弦の長所を併せ持っています。
チューニングが安定しやすいので扱いやすく、ブランドによって音色の種類も豊富です。
初心者の方から上級者の方まで、幅広くお使いいただけます。

比較表

音色表現力耐久性扱いやすさ向いている方
スチール初心者
ガット中級者~上級者
ナイロン初心者~上級者

おすすめの弦3選

ドミナント / トマスティーク

一番スタンダードなものがこちらです。
ナイロン弦なので使いやすく、音色も良い弦です。

E線(1弦)¥1,221
A線(2弦)¥1,683
D線(3弦)¥2,530
G線(4弦)¥2,530

エヴァピラッツィ / ピラストロ

華やかで輝かしい音色です。
こちらもナイロン弦です。
発音もよく、ホールなど広い場所での演奏に向いています。

E線(1弦)¥837
A線(2弦)¥3,355
D線(3弦)¥4,444
G線(4弦)¥5,115

オブリガート / ピラストロ

ナイロン弦でありながらガット弦のような柔らかい音色を出すことができます。
ガットの音色は好きだけど、扱いにくいのは面倒…という方におすすめです。(私も使っています)

E線(1弦)¥2,266
A線(2弦)¥3,355
D線(3弦)¥4,356
G線(4弦)¥5,115

番外編

番外編その① E線のおすすめ弦

A線、D線、G線は同じブランドの弦を張ることを推奨しますが、E線は違うブランドのものを張っても問題ありません。
E線のおすすめ弦もご紹介します。

ゴールドブロカット / レンツナー

E線のブランドでスタンダードなものがこちらです。
ドミナントと組み合わせて使われることが多いです。

E線¥429
E線の選び方

E線はループエンドと呼ばれるものと、ボールエンドと呼ばれるものの2種類が存在します。
それぞれ、アジャスターに引っ掛ける部分の形状が違うため、ご自身の楽器に合った形状のものを選ぶ必要があります。
選び方が不安な方は、アジャスター部分の写真を撮っておくと安心です!
(私は一度、間違えて買ってしまったことがあるので皆様はお気をつけください…)

こちらがボールエンドです。弦のボール部分を引っ掛けて張ります。
上の写真と引っ掛ける部分の形状が違いますが、こちらもボールエンドです。
こちらはループエンドです。輪っかになっている部分を突起に引っ掛けます。
弦のパッケージにボールエンドかループエンドかが記載されているので、しっかり確認してから買いましょう!

番外編その② Q&A

Q1. 弦を交換する頻度はどのくらい?

A1. 演奏される頻度にもよりますが、半年に1回は全て交換することをおすすめします!
目に見えて錆や劣化がなくても、手の汗や脂が弦に付着することで音量が少しずつ落ちていってしまいます。

Q2. 弦の張り替えはいくらくらいかかるの?

A2. 弦の金額+弦交換代がかかります。
当店では全弦替える場合、交換代として880円頂戴します。
既に新しい弦をお持ちの方は弦交換代のみいただきます。

Q3. アルミ巻とシルバー巻の違いを教えて!

A3. アルミ巻は輝かしい音色で高い弦によく使われます。
シルバー巻は力強く柔らかい音色がするので低い弦によく使われます。

最後に

いかがでしたか?バイオリンの弦といってもいろいろな種類があります。
この記事ではご紹介しきれなかったものも多くございます。
弦は消耗品のため定期的に交換しなければならないものですが、その分、毎回違う種類の弦を試すことでご自身のお好きな弦を見つけることもできます。
当店では弦交換や弦選びもサポートさせていただきます。
弦の選び方に迷ったら、お気軽にお声掛けください!

この記事を書いた人

バイオリンインストラクター 木村真琴

高校生以上の大人の方にお通い頂けるバイオリン教室を担当しています。
バイオリンに触ってみたい方、以前やっていたけれど久々に再開してみたい方、ご興味ある方はぜひ体験レッスンにお越しください!

お問い合わせ

店舗名イオンモール船橋店
電話番号047-437-6595
担当バイオリンインストラクター 木村

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。