ギターアドバイザーによる!国産楽器のすゝめ【ストラトタイプ編其の①】

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2021年05月17日

こんにちは。ギターアドバイザー田中です。 みなさんギター弾いてますか?そうですよね、弾いちゃいますよね! わかります。私ももう休みの日なんて家でずっと弾いちゃいます。 普段はテレキャスターをメインで弾きますが、やっぱりストラトキャスターも欲しいな、、なんて思っています。 同じ心境の方って少なくないん […]

こんにちは。ギターアドバイザー田中です。

みなさんギター弾いてますか?そうですよね、弾いちゃいますよね!

わかります。私ももう休みの日なんて家でずっと弾いちゃいます。

普段はテレキャスターをメインで弾きますが、やっぱりストラトキャスターも欲しいな、、なんて思っています。

同じ心境の方って少なくないんじゃないですか?

ネットで良さそうなストラト見つけて、フワッと家族に相談してみるんですけど、「同じようなの持ってるやん!」なんて言われちゃったりすることもしばしばですが、、。

それでもやはり欲しくなるのがギタリストの性だと思います。

なんとか機嫌が良いタイミングを見計らって、いつかGOサインがもらえるように何度もトライしましょう!


そんな同志の皆様の背中を押させていただくべく、今回は私ギターアドバイザー田中による「あなたもきっと欲しくなる!国産楽器のすゝめ!!」というテーマご紹介させていただきます!

なんで国産なの?

そうなりますよね。

「なんで国産なの?ストラトといえば Fenderでしょ?」

わかります。私もかつては「やっぱりFenderじゃないと!」そう思っていました。

もちろんFenderは素晴らしいギターばかりですし、国産のモデルもたくさん発売されています。

この記事をご覧の方の中にも長年Fenderのギターを使い続けている方もいらっしゃると思います。


しかし今回の記事は、「言わずもがなFenderのギターは素晴らしですが、国産も負けず劣らず素晴らしギターがたくさんあるので見ていってください!」というサブタイトルをつけてご紹介したいのです!

日本人ならではの丁寧な作り、メーカー独自の工夫やオリジナリティ、どんな製作者さんによって作られたか等、そこも知っていただきたいポイントなのです!

最強タッグによる最強ギター

Three Dots Guitars:S/ DGM/R-MH

このギターをご紹介する上で絶対に外せない2人のレジェンドがいます。

そのレジェンドとは増崎孝司氏と菊地嘉幸氏。

増崎孝司氏

まず増崎孝司氏というギタリストですが、長年ギターを弾いている方やスタジオミュージシャンが好きな方たちはご存知の方も多いかと思いますが、「名前は聞いたことあるけどあんまり知らないな~。」という方もいるかと思います。

EXILEやSexy Zone、KinKi Kidsといったそうそうたるミュージシャンのレコーディングに参加されるギタリストで、特筆すべきはB.B.クィーンズというグループでギターを弾いていたということです。

B.B.クィーンズの代表曲といえば、日本を代表する某国民的アニメの主題歌「おどるポンポコリン」。

これは聴いたことない方いないですよね?むしろ日本国内で歌えない人の方が少ないんじゃないですか?

今では当たり前のカテゴリーになった「日常系アニメ」の先駆けと言っても過言ではないあのアニメです。

私なんて学校で習う前からエジソンは偉い人なんだ!ということだけはばっちり頭に入っていましたから。


某国民的アニメの話題になってしまいましたが、それほど有名な、誰しも一度は耳にしたことのある曲だと思います。

ということは増崎孝司氏が奏でるギターサウンドを耳にしたことがない方もほぼほぼいないということですよね。

それはもうスーパーレジェンドですよね。

菊地嘉幸氏

そしてもう人方が菊地嘉幸氏。

Sadowsky(サドウスキー)というアメリカ・ドイツで製作されるギター・ベースブランドがあるのですが、かつては日本製モデルも存在していました。

その名もSadowsky TYO。ここでチーフ・ルシアーをされていたのがこの菊地嘉幸氏。

このSadowsky TYOですが、数々のプロミュージシャンが使用していることでおなじみのブランドです。

私個人的にですが、店頭でリペアの受付をする際にギグバッグからSadowskyのプレべをスッと出すベーシストを見ると、この人只者じゃないな、、。とグッと身構えてしまいます。

私としてはそれほど気高いイメージのあるブランドです。


そんなSadowsky TYOですが、新品の販売価格が大体30万円ほどします。

もちろん楽器の価値全てが値段に比例するとは言いませんが、Sadowsky TYOはその価格がする間違いのないクオリティーと品質の楽器です。

Sadowsky TYOのチーフ・ルシアー菊地嘉幸氏によるギターなのでもちろんThree Dots Guitarsも言わずもがな間違いのないクオリティーと品質。

にも関わらず、なんと20万円を下回る販売価格なのです!

圧倒的なコストパフォーマンス!!

このギターの入荷時に初めて試奏をした後、金額を見た時に私は本当に驚きました。

「うわー、すっごい良いなこのギター、、。え!?このハイクオリティーでこの金額!?なんかの間違いか!?」バババッと三度見してしまいました。


そんな増崎孝司氏がプロデュースし、菊地嘉幸氏と共に共同開発されたギターなのであります。

では細部にクローズアップしていきます。

製品レビュー

メーカー Three Dots guitars
型名 S/ DGM/R-MH
販売価格(税込) ¥187,000
詳細ページ デジマートリンク




ボディは通常よりもやや小ぶりなサイズ感になっています。

アルダー材が使用され、フロント・センターピックアップはオリジナルモデルのアルニコ5、リアもオリジナルのセラミックシングルサイズハムバッキングをマウント。

パッと見は3シングルに見えるのによく見たらSSH。これは粋ですよね。

このギターを使っている人のライブを客席から見てるとしましょう。

あれ?あのギター3シングルなのにやけにパワーあるなー、、。エフェクターかなー、、。
ん?よく見るとシングルサイズハムだ!!うわー!おしゃれーー!!

ってなりませんか?私はなります。





続いてネックはメイプル材にインディアンローズウッド指板。

アルダーボディとの相性は間違いないですよね。個人的にはこの組み合わせが一番しっくりきます。


そしてどうですか?このポジションマーク。

点が3つ!スリードッツ!!シビれますね~。



その他にもペグにはSperzel locking tunersを、ブリッジにはあえて2点どめではなく6点どめが使用されており、ともに増崎氏によるサウンド面への妥協を許さないというこだわりが細部に見え隠れしています。


最後に

製品レビュー少な!となった方もいるかもしれませんが、このギターですね、間違いなさすぎてとにかく手にとって体感していただきたいのです。

それほど筆舌に尽くし難いギターなのです。

語彙力をなくしてしまうほどに、とにかく良い!!そんなギターなのです。

そもそも増崎孝司氏と菊地嘉幸氏によるギターがよくないわけがないですよね!

気になる方はぜひ島村楽器あべのand店にお問い合わせください!

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お問い合わせ

店舗名 あべのand店
電話 06-6624-2511
担当 田中《ギターアドバイザー》

この記事の投稿スタッフ

担当者 田中《ギターアドバイザー》
プロフィール アコースティックギター、エレキギター、エレキベースとギターアクセサリを担当しております。十代の頃からずっと音楽三昧で、特にバンド活動ばかりしていました。パンクバンドに始まり、ハードロック、ブルースやファンク、時にはヒップホップカバーバンドまで兎に角たくさんのジャンルをプレイしてきました。
バンドだけではなくアコースティックギター1本だけを持って数年間世界中を放浪していた時期もあります。
楽器以外には革靴とジーパンが好きです。もし楽器店のスタッフじゃなかったらジーパン屋さんで働きたいですね。楽器も靴もジーパンも使いこんで自分色に染めるのが好きなのです。
お客様と同じ目線で個々に合った楽器選びをさせて頂きます。店頭で私を見かけた時は是非お声がけください。

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