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アコースティックギター初心者必見!初めてのギター選びを当店スタッフが全力サポート!!
こんにちは!ギター担当の田中です。
春はこれから新しいことにチャレンジする方も多いかと思います!!春からギターを始める方は非常に多いんですよね。
始めると言ってもどこを見たらいいのかよく分からない人も多いと思います・・・・。
そこで!今回はアコースティックギターに絞って、アコースティックギターの選び方、そしてオススメのギターを少しばかり紹介させて頂きます!
そもそもアコースティックギターって?
楽器において「acoustic」という言葉は、「電気的に増幅していない」という意味で使われるので、アコースティックギター=「生音のギター」というのが本来の捉え方なのでしょう。
それだとエレキギターのようにアンプに繋がないギターが全部「アコースティックギター」となるので分かりづらいからか、
■金属弦を張ったギター→アコースティック(フォーク)ギター
■ナイロン弦を張ったギター→クラシックギター
と呼び分けるようになっています。
金属弦とは、鉄(スチール)製の線に銅(ブロンズ)を巻き付けた弦(巻き弦)と、鉄(スチール)製の何も巻き付けていない弦(プレーン弦)を組み合わせたものが一般的です。
アコースティックギターの弦について詳しく書いた記事も書いているので、ご興味のある方はこちらへどうぞ・・・・
では、どうやって選んだらいいの?
それでは早速ですが、選ぶ時のポイントを伝授します。
この辺りを重視すれば大丈夫や!!っていうポイントを紹介しますね!
選ぶ時のポイント
1.見た目
まず見た目は大事ですよね!
ステージで演奏するときのことをイメージしてみましょう。自分で持ってみて「カッコいいな」「カワイイな」と思ったものを選ぶことが大切です。
ステージでの演奏だけでなく毎日練習する大切な楽器ですから、持ってテンションが上がるものを選びたいですよね!
自分が好きじゃない見た目の楽器を弾いても楽しさは半減します。見た目はかなり重要ですよ!
2.弾きやすさ
自分の体格にあったギターを選ぶことも大切です。
アコースティックギターは、ボディのサイズに種類があります。自分にとって持ち易い形状であれば楽器への慣れが早く、上達にもつながるはずです。
ネックも幅や厚みがギターによって異なりますので、自分の手に合っているか、握りやすいかどうかも見てみましょう。
3.音
楽器なので音はもちろん大切です!
「どんな曲が弾きたいのか(=ジャンル)」
「どんな演奏をしたいのか(=プレイスタイル)」「どんな音が好みなのか」
このあたりがハッキリしていると、音にもこだわって選ぶことができます。
例えば、「ジャカジャカ弾きながら歌いたい」とか「しっとりギターインストを弾きたい」とか。「ライブハウスなどのステージで使いたい」といった使う環境にあわせて選んだりしてもOKです!
以上の3点という感じでしょうか。
これどうなんだろうか...とか分からないポイントがあったらスタッフに相談して下さい!
スタッフ一同で貴方に合ったアコースティックギターを見つけます!!
どんなアコースティックギターがあるの?
楽器店にはアコースティックギターがたくさん並んでいますが、いったい何がどう違っているのでしょうか。
一番わかりやすいポイントは、ボディの形状や色などの見た目に関することですね!
色はお好みのものを選んで頂くとして、ボディ形状の違いを簡単に見ていきましょう。
ボディの形・サイズ
弾きやすさ・抱えやすさに影響があるのはまずボディの形、サイズです!
いろいろあるアコギの中でも最も一般的なのはドレッドノートと、俗にフォークタイプ/ フォークサイズと呼ばれるOOOシェイプ(トリプルオーシェイプ)の2種類が一般的です。
どちらもMartin社が開発したシェイプで、入門用のエントリークラスは大抵この二つのどちらのシェイプがほとんどです。
ではそれぞれ違いを見ていきましょう!
ドレッドノート
アコースティックギターといえばこの形状を思い浮かべる人がほとんどでしょう。ドレッドノートはもともと英語でいうところの「戦艦」。名付けの親はセンスがありますね。大きな形状のボディにより、生音でも大きな音が出ます。パワフルで迫力のある低音、ヴォリュームが出ることから弾き語りをする方に愛用されることが多いです。ただ少々ボディが大きいので、小柄な女性の方は少し持ちづらい印象を受けるかもしれません。
フォークタイプ
フォークタイプはボディーが全体的に小さい&くびれが深いため抱えやすく弾きやすい特徴を持っています。ドレッドノートと比べると演奏性では断然フォークタイプの方が優秀です。低音から高音までいい感じにバランスよく、リードプレイなど細やかな演奏を得意とするプレイヤーに愛用されます。しかし音量、低音のパワフルさはドレットノートより劣るので、思いっきりギターを弾いて歌いたいんですわ!という方には若干不向きかもしれません。
どちらのサイズが優れている、ではなくそれぞれ長所がありますので実際に店頭でお持ちいただき、自分に合ったギターを選んでいただけたらと思います!
エレアコ、カッタウェイタイプ
エレアコとはエレクトリックアコースティックギターの略称で、その名の通りアンプに繋いでエレキギターのように音を出せるアコギなんです。ライブハウスなどで演奏するときに必要になってきますが、そういったアンプをつないで演奏する予定のない方は普通のアコースティックギターでいいかと思います。
このようにボディ上部の片方がえぐれているボディシェイプのことをカッタウェイタイプと呼びます。そうすることでハイポジションでの演奏性が上がることを目的にしています。主にソロギタープレイヤーが使うことが多く、エレアコはカッタウェイになっていることが多いです。
ギターの値段でなにが変わるの?
高いギターは10万円以上するものがいっぱいある.......
でもなんで1万円のギターがあるんだ.......
これなんでだろうって思いますよね。
同じ楽器なのになんでそんなに値段の差がするんだ!って話ですが、簡単に言ってしまえば、パーツや木材のグレードが上がるほどギターの本体価格が上がる!ということです。
構造と木材で音が違う!
アコースティックギターのボディーはトップ(表板)、サイド(横板)、バック(裏板)の3つの木材で構成されており、それぞれに使う木材が単板もしくは合板どちらか、木の種類は何かで音が変わるというわけなんです。
アコースティックギターは、弦を弾いて生まれる振動をボディの振動で増幅させているで、その材質が変わればもちろん音も変わります!
単板・合板について
アコースティックギターの木材でもっとも重要なのが、トップ材が単板か合板かです!!
単板とは、1枚の板から削り出した板で、重ねて張り合わせたりはしていない板材のこと。
合板とは、薄い板を数枚重ねて貼り合わせた板材のことです。ベニヤ板というと分かりやすいかもしれませんね。
ギターらしい響きが得られるのは「単板」
一枚物の板と張り合わせの板、どちらが振動を伝えやすいか考えてみてください。
合板は耐久性がある反面、接着剤という不純物を使い互い違いに組んでいるのでボディーに伝わるはずの弦の振動が損なわれ、ギターとしての鳴りが損なわれてしまう傾向があります。
その分製作コストが安く済み、比較的安いギターに使われることが多いです。
それに比べて単板は張り合わせを行わない為、弦の振動を素直に伝え、結果としてよく鳴るボディーになります。
その分コストがかかり、ギターも高価になります。
まず手に入れるなら「トップ単板」のギターから!
木材が単板か合板、どちらで出来ているかが音質に大きな影響を与えることはお分かり頂けたと思いますが、トップ・サイド・バック材のどこが単板or合板なのかによって響きも変わってきます。(もちろんお値段も・・・)
よくある組み合わせとして、
■トップ合板+サイド合板+バック合板
■トップ単板+サイド/バック合板
■トップ単板+サイド/バック単板
という3種類が挙げられ、単板が多く使われるほど響きが良く、価格は高価になっていきます。
※たまにトップ単板+サイド合板+バック単板というギターもありますが、あまり種類は多くないので覚えておかなくても大丈夫です。
木材も音色に関係しています!
お次はトップ、サイド、バックによく使われる木の種類について見ていきましょう!
トップ板に使われる木材
トップ材はアコースティックギターの表面(穴の開いている面)に使われる板で、ギターの顔であり、弦振動を最初に受ける一番重要な板です。
主にスプルースかシダーという木材を使うことが多く、ここの木の種類が違うだけでガラッと音の印象も変わります!
スプルース
明るい木目が特徴的で、ギターではアコギのトップ材として圧倒的に多く使われています。
柔らかい割に強度があって扱いやすく、クセのない硬質な音が特徴です。同じ種類でも産地によって名称が分けられていて、それぞれ性質も少しずつ異なっています。シトカ・スプルース、イングルマン・スプルース、ジャーマン・スプルース、アディロンダック・スプルースなど色んな種類があるのですが、なかでも最もポピュラーなのはシトカ・スプルースです。
シダー
ヒノキ科に分類され、赤みがかった色が特徴。スプルースよりも硬度が低く、温かみのある柔らかい音が出るのが特徴。
クラシックギターなどナイロン弦のギターを中心に利用されていますが、近年はフィンガーピッキングスタイルのプレイヤーに好まれることが多いですが、柔らかい音色を求めている場合は試してみて頂いても良いと思います。
サイド・バックの木材
お次はサイド・バックでよく使われる木材です!
サイド・バックはその名の通り、横と後ろ。トップ材からの振動をギター全体に伝えて響かせる、これまた大事な木材です。結局、どの板も大事というお話になってきてしまいましたが・・・
こちらもエントリークラスで多く使われる2種類の木材を紹介しましょう。トップと同じく、サイドバックの木材の違いで音もかなり変わってくるので要チェックです!!
マホガニー
アコギのボディやネックに最もよく利用される木材。軽く明るいカラッとしたサウンドが特徴です。
ローズウッド
マホガニーと並び、アコギのボディで使われるかなりポピュラーな木材です。艶やかな高音から、深みのある低音まで、レンジが広くバランスがとれています。
木材の違いは、一度音を聴いてみて!
木材の違いはギターによって様々ですが、合板よりは単板の方が良いというのは知っておいて損はしないです。なので初めてギターを選ぶときは、「どこが単板なのかな~」とスペックを見比べてみるのが良いでしょう!
音色の違いは好みになってくると思います。なので、店頭でギターを手に取ってもらって試してみるのが一番いいと思います。
「まだ弾けない」とか「恥ずかしい」「なんとなく試すのが怖い」という方は店員さんに弾いてもらい音の違いを確認しましょう!
また、「こんな風に弾きたい」とか「こんな曲をしたい」というのを教えて頂ければ、おすすめのギターをご紹介させていただきますので、お気軽に相談してくださいね!!
オススメ紹介します。
では!あべの店でオススメ!な入門用アコースティックギターを紹介していきます!!
James J-300A
当店で一番人気があるのがこのアコースティックギターです!
シトカスプルース単板をトップに、サイドバックにマホガニーを採用しており、この価格で本格的なサウンドを楽しむことが出来ます!ボディも小ぶりで抱えやすく演奏性も抜群!きっと長くお使いして頂けると思います。
また、豊富なカラーで選ぶ楽しさも充実しているのもうれしいポイント!見た目重視の方にもきっと満足してもらえるはず。最初の1本に自信を持っておすすめできるアコースティックギターです。
メーカー | 品番 | 税込定価 | 税込販売価格 |
---|---|---|---|
James | J-300A | OPEN | ¥37,400 |
YAMAHA LL6
ヤマハの定番モデルです!
スプルース単板によるトップ材にA.R.E処理というヤマハが独自に研究・開発した木材改質技術が施され、長年弾き込まれたような豊かな鳴りを実現しています。
サイドバックはローズウッドを採用しており、この価格帯の中では低音の鳴り、ヴォリュームがしっかりと出るのでかなりオススメ!
さらに電源を必要としないパッシブタイプのピックアップが付いてます。つまりエレアコとして使えるんです!便利!!見た目もリッチな感じで、ええギター持ってる感が出ます。
メーカー | 品番 | 税込定価 | 税込販売価格 |
---|---|---|---|
YAMAHA | LL6 ARE | ¥66,000 | ¥56,100 |
James J-800A
J-800Aはトップに加え、サイドバックも単板のオール単板モデルになっています!その分中・高音が奇麗に鳴り、弾いていて気持ち良いサウンドに仕上がっています。
そして小ぶりなボディに細めのネックですごく弾きやすく、サウンドと演奏性どちらも文句ありません!
さらにレスポンスの良いナチュラルなサウンドを出力するFishman製のピックアップを備えており、まさに即戦力なギターです。
バインディングにもマホガニーを使用し、素朴な味わいと高級感がありますね・・・・。
初めての一本だけどしっかりとした良いギターが欲しい、という方に是非弾いてもらいたい!
メーカー | 品番 | 税込定価 | 税込販売価格 |
---|---|---|---|
James | J-800A | OPEN | ¥76,800 |
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