定番エフェクターはこれだ!!~パワーサプライ編~

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2017年11月13日

**定番エフェクターはこれだ!!~パワーサプライ編~ こんにちは!エフェクター担当の酒井です。 あなたはエフェクターが増えるとひとつひとつに電源アダプターが必要だと思っていませんか? すべてを電源アダプターで動かすのは面倒だし、何よりお金がかかってしまいますよね・・・ そんなあなたにぴったりなのが  […]

定番エフェクターはこれだ!!~パワーサプライ編~

こんにちは!エフェクター担当の酒井です。

あなたはエフェクターが増えるとひとつひとつに電源アダプターが必要だと思っていませんか?

すべてを電源アダプターで動かすのは面倒だし、何よりお金がかかってしまいますよね・・・

そんなあなたにぴったりなのが ”パワーサプライ”!!

パワーサプライにつなぐための ”ACアダプタ” と、あとはそれぞれのエフェクターにつなぐための”DCケーブル” を用意するだけで複数のエフェクターに電源を供給することが出来ます。


パワーサプライを選ぶポイント

これだけは押さえておきましょう・・・

【1】出力数

いくつのDCアダプタが必要か確認してからお店へ!エフェクターの数より出力数が少ないと分岐のDCアダプタ等を別途用意しなくてはなりません。エフェクターの数にあった出力数を選択するようにしましょう。

【2】電流容量

パワーサプライの最大に消費できる電流の大きさです。使用するエフェクターの消費電流の合計を一度計算してみましょう。(例えば、 BOSS の定番ディストーションである DS-1(アナログペダル) は消費電流が「 4mA 」ですが、最新モデルの DS-1X(デジタルペダル )は「 45mA 」となっています。単純計算で消費電流に10倍以上の差があることがわかります。)合計値がパワーサプライの電流容量ギリギリの場合、十分にエフェクターのパフォーマンスを活かすことができません。一般敵にはパワーサプライの電流容量の3/4を超えないようにすることが望ましいとされています。

【3】対応電圧

エフェクターは9Vで駆動しているものが多く、パワーサプライも9Vで出力しているものがほとんどです。中には12Vや18Vで駆動可能なエフェクターもあり、よりパフォーマンスをあげたい場合は9V以外の出力が可能なパワーサプライを選びましょう!

【4】サイズ

意外と大事なんです。パワーサプライに場所をとられてボードにエフェクターが入らない!ということがよく起こりますので自分のボードに合ったサイズを選びましょう。

【5】ノイズ対策

独立型パワーサプライがオススメ!ノイズフィルターやアルミ削り出しボディの採用など、ノイズ対策を徹底しているモデルが多いので、ノイズを限りなく減らしたい方は独立型のパワーサプライを検討してみましょう。




パワーサプライとDC分岐ケーブル

DC分岐ケーブルとは、先にACアダプターを繋げるだけで他のエフェクターに電力を供給できる分岐したケーブルのことです。

見た目はこんな感じ。

4個のエフェクターがつなげます。

メーカー 品番 税込定価 税込販売価格
FREE THE TONE CP-FS4 OPEN ¥1,870


こちらはプラグの形状が違うタイプ。
エフェクターから他のエフェクターへ電源供給ができる場合に使えます。

メーカー 品番 税込定価 税込販売価格
FREE THE TONE CP-ML4 OPEN ¥1,870


DC分岐ケーブルは非常に安価で手に入り、エフェクターの電源の供給には簡単であるように思えます。

ところが、分岐ケーブルには供給電圧を安定させる機能がついていないため、ノイズがはいりやすくなってしまうんですね。

例えば、9V電流を供給すべきエフェクターで複数のエフェクターをつなぐ事によって供給できる電圧が9V以下になってしまった場合、その誤差の分パフォーマンスが悪くなってしまいます。


DC分岐ケーブルとパワーサプライの最も大きな違いは、電圧を安定させる電源レギュレータという部品が中に入っている事です。

これにより、各出力に対して安定的に9Vの電流が流されるため、ノイズを最小限におさえてエフェクターのパフォーマンスを下げる事なく電源を供給する事ができます。

では!ここらで本題のパワーサプライを紹介していきますね!


CAJ AC/DC Station Ⅵ

デジタルボルテージメーターを搭載して第6世代「VI」に!

供給電圧を常時モニターするデジタルボルテージメーターを搭載し、OUTPUT x 8個仕様によってダウンサイズを実現。更に出力電圧を9V電池新品初動時値に近い約9.65Vとすることで、エフェクターのポテンシャルを最大限に引き出します。

ハイエンド・オーディオの世界で主流とされるリニア方式を採用し、パルスノイズの無い安定したクリーン電源を得られる優れたノイズ耐性を誇ります。

優れたノイズ耐性を誇るリニア方式は、AC/DC Stationに一貫して採用されています。

メーカー 品番 税込定価 税込販売価格
CAJ AC/DC Station Ⅵ ¥8,360 ¥8,360

CAJ DC/DC Station Ⅵ

デジタル / アナログエフェクトに同時電源供給可能なフルアイソレート・ポートにより、軽量省スペース、メンテナンスフリーで信頼性の高いペダルボードを簡便に構築。

CAJ DC・DC Stationは、世界各地で使用できるユニバーサル電圧(100-240v)に対応したスイッチング方式電源アダプターを使用した、高出力フルアイソレートパワーサプライです。
供給電圧をモニターするデジタルボルテージメーター、高出力の500mAポート、最大電流容量2Aに加えもう一台のDC・DC Stationを接続してポートを拡張する “LINK” 機能の搭載と、AC/DC Stationから大幅にパワーアップ。様々なシステムに合わせてその能力を十分に発揮します。
※デジタルボルテージメーターは500mAポートの電圧をモニターします。

メーカー 品番 税込定価 税込販売価格
CAJ DC/DC Station ¥13,200 ¥13,200

Vital Audio VA-08MkII

アイソレート(独立)出力、電圧切り替えなどの本格的な機能を備えながらも価格を抑えた人気モデル!

VA-08MKIIはすべてのポートをアイソレート(独立)した、エフェクトペダル用のパワーサプライで、電源出力は9V/最大で500mAを6系統供給。さらに9V/12V/18V可変の最大800mAを2系統装備。余裕の電源容量(総電流容量:2000mA)と可変電圧仕様の2ポートにより、高電圧駆動タイプのエフェクターも余裕を持って使用可能!

内部回路の設計はドイツの専門メーカーで行われています。なんかすごそう。

アルミ削り出しの高級感あふれる筐体にVITAL AUDIOのイメージカラーともなっているレッドを配色しています。オサレですなこれは・・・。

メーカー 品番 税込定価 税込販売価格
Vital Audio VA-08MkII ¥14,850 ¥11,880

FREE THE TONE PT-3D

デジタルとアナログ両方のエフェクターを同時に使うギタリストにはうってつけのパワーサプライ!

軽量・コンパクトサイズながら、完全に独立したアイソレーテッド出力端子(DC9V/500mA出力×2)とローノイズ・スタンダード出力端子(DC9V/100mA出力×6)を装備し最大8系統の電源供給を行います。

「PT-3D」のアイソレーテッド出力端子は、起動時に一部のデジタルエフェクターが必要としている一時的な1A以上の電流を供給する事が可能で、起動後必要とされる電流量も500mAまで安定供給し続けることができます。これにより、DC9V対応ながら大容量の電流が必要なエフェクター(DigiTech® WHAMMY DT™/WHAMMY 5™、Eventide® TIME FACTOR/MOD FACTOR/PITCH FACTOR/SPACE/H9、LINE6® DL4™/MM4™/FM4™ 、Strymon® TIMELINE/MOBIUSなど)に使用可能です。

メーカー 品番 税込定価 税込販売価格
FREE THE TONE PT-3D ¥20,900 ¥20,900

strymon Ojai R30

ハイエンドメーカーが手掛ける、高音質・低ノイズ・超ナチュラルなハイクオリティなパワーサプライ!

小型&薄型ながら、高い技術に裏打ちされたクラス最高のハイ・パワーサプライ・ユニットです!

9V 固定出力が3個、9V/12V/18V 可変出力が2個、24V 入力と24V スルーが各1個。出力の可変が出来る所がおもしろいですよね。

Ojaiの出音は解像度が高く、押し出しの強さが出るというよりは自然でクリアな印象です。まさにstrymonのようなハイクオリティーなペダルにベストマッチなパワーサプライと言えます。

メーカー 品番 税込定価 税込販売価格
strymon Ojai R30 OPEN ¥20,680

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