![*バイオリン講師3人が送る「バイオリンのと・り・こ Vol.26」 江戸川区平井のバイオリン科講師による月替わりブログの第26回目は、金曜日にレッスンしている[http://www.shimamura.co.jp/ms-hirai/index.php?itemid=134507::title=川島夏 […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/ms-hirai/wp-content/uploads/sites/90/2018/06/20180709-181908b28965b5325801e87d93ac015d.jpg)
バイオリン講師3人が送る「バイオリンのと・り・こ Vol.26」
江戸川区平井のバイオリン科講師による月替わりブログの第26回目は、金曜日にレッスンしている川島夏奈江先生です。
バイオリン科講師 川島 夏奈江
少しずつ日ものびて、春の訪れを感じますね。
バイオリン科講師の川島夏奈江です。
今回は季節に関する楽曲、ヴィヴァルディ作曲の『四季』についてお話します。
ヴィヴァルディ作曲『四季』より『春』
この『四季』ですが季節ごと、春、夏、秋、冬の4つで編成されて作られています。どの曲も季節の色が音によって細かく表されていて、はじめて聴いたときは衝撃的でした。
その中でも『春』という曲は、この季節が近づくと皆さんもどこかで一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。
全3楽章からなっているこの曲、まず1楽章では春がやってきてソロバイオリンが奏でる小鳥の音で暖かさを表します。小川のせせらぎが聞こえ風が吹き、春を告げる雷が激しく鳴り黒い雲が空を覆い、そして嵐は去り小鳥は素晴らしい声で歌うという場面展開があります。
2楽章では、牧草地で花が咲き、枝の茂った葉はガサガサ音を立てます。羊飼いが暖かさに包まれながら眠る表現もされ、猟犬の吠える音も弦楽器の低い音で作られて行きます。弦楽合奏の静かな旋律にソロヴァイオリンが春ののどかな雰囲気を奏でます。
ラスト3楽章では、陽気なダンスをニンフと羊飼いがバグパイプの音に合わせて明るい春の空の下で踊り春が過ぎていき、次の『夏』に続いて行きます。
音楽ひとつひとつにストーリーがあり、それを感じながら曲を聴いてみたり演奏してみたりすると全く違う見方が出来るのが面白いところです。もし『春』を聴く機会があれば、楽器それぞれの音に耳を傾けながら情景を思い浮かべてみてはいかがでしょうか。
スタッフから
ヴィヴァルディの代表曲といえば、やはりバイオリン協奏曲『四季』ですよね。
春・夏・秋・冬どれを聴いても楽しめます。
ヴィヴァルディは他にも『ヴァイオリン協奏曲 イ短調より第1楽章』も有名です。
バイオリンの発表会でも人気の曲で、バイオリンを習っている方は一度は演奏する重要な曲です。
バイオリンのレッスンではクラシックに初めて触れる方でも楽しめるように、身近に聴いたことのある曲もレッスンに取り入れて楽しむことが出来ます。
川島先生と一緒にバイオリンンを楽しむことを一番にレッスンしてみませんか?バイオリンのレッスンが初めての方でも安心して下さい。
バイオリンの構え方、弓の持ち方、丁寧にレッスンさせていただきます。
次回は、黒田由貴子先生です。お楽しみに。
体験レッスンのお申込みはこちらです。
最近のと・り・こ
バイオリンのと・り・こ Vol.21黒田由貴子先生 「バイオリンケース」
バイオリンのと・り・こ Vol.22上杉典子先生 「ヴィヴァルディ『四季』より『秋』」
バイオリンのと・り・こ Vol.23川島夏奈江先生 「演奏中に弦が切れたら!」
バイオリンのと・り・こ Vol.24黒田由貴子先生 「フォーレのピアノ四重奏曲 第1番」
バイオリンのと・り・こ Vol.25上杉典子先生 「ウィーン・フィルのニューイヤーコンサート」
お問合せ
島村楽器 ミュージックサロン平井
住所:東京都江戸川区平井5-14-2 大島園マンション1F
電話:03-3613-3901
※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。