【バイオリン教室 講師ブログ】バイオリンのと・り・こVol.15

ミュージックサロン平井

ミュージックサロン平井店舗記事一覧

2016年03月22日

*バイオリン講師3人が送る「バイオリンのと・り・こ Vol.15」 江戸川区平井のバイオリン科講師による月替わりブログの第15回目は、土曜日にレッスンしている[http://www.shimamura.co.jp/ms-hirai/index.php?itemid=151192::title=黒田由 […]

バイオリン講師3人が送る「バイオリンのと・り・こ Vol.15」

江戸川区平井のバイオリン科講師による月替わりブログの第15回目は、土曜日にレッスンしている黒田由貴子先生です。

バイオリン科講師 黒田由貴子

2016年も早3月となりました。
昨年の3月は卒業の歌についてのブログを書きました。(「バイオリンのと・り・こ Vol.3」
さて、今回はどうしようか・・・と考えた後、今回はこの時期に弾かれる曲について書いてみようと思います。
とはいっても3月にゆかりのある曲についてではありません。
小学校のオーケストラで弾いている生徒さんが、3月にある演奏会で弾くからといって、レッスンに持ってきた曲があります。それがブラームスの「ハンガリー舞曲」です。
また別の小学校でもやはり「ハンガリー舞曲」を演奏会で弾くという生徒さんがいました。最近の流行なのでしょうか。

ハンガリー舞曲

このハンガリー舞曲、もともとはピアノ連弾(四手)のための作品として作曲されました。
第1番から第21番まであります。特に有名な曲は第5番でしょう。
哀愁を帯びたレーソシ♭ーソファ♯ーソラソーのメロディは皆さんもどこかで聴いたことがあるのではないでしょうか。
今回生徒さんが持ってきたハンガリー舞曲は、第5番と第6番でした。
この2曲の雰囲気は、第5番はト短調、第6番が変ロ長調と全く違うのですが、どちらもテンポの揺れや変化が面白く、演奏会に花を添える一曲になると思います。
どちらの曲も、ヴァイオリン独奏用に編曲されていますので、中級~上級の方はぜひチャレンジしてみてください。
最近はバイオリンデュオ用の楽譜もあるので、ちょっとしたお仲間と楽しむこともできます。

ブラームスが残した音源

さて、ブラームスの生没年は1833-1897。
つまり19世紀の人物ですが、なんとこのハンガリー舞曲をブラームス自身がピアノで演奏した録音が残っているのをご存知ですか。エジソンが発明した蓄音機で録音されました。
さすがに雑音が多く(電波状態の悪いラジオのような感じです)、あまり音は聴こえないのですが、100年以上前の演奏が今に残っているというのは感慨深いものがあります。
時間芸術である音楽の「音」そのものを、記録するという発明は本当に素晴らしいことだと思います。
なおこの録音、現在はCDになっており聴くことができます。
作曲者の自作自演、気になりませんか?
ブラームス
写真はウィーンのお土産でもらったカレンダーのブラームスです。

スタッフから

式典でよく聴く曲、でも作曲者や曲名は知らないことありますよね。
ブラームスの「ハンガリー舞曲」も有名な曲ですが、作曲者・曲名を知っている方は意外と少ないかもしれませんね。
レッスンでは教本にそった進め方の他に、学校やサークル活動で課題となっている曲を中心に進めていくことも出来ます。お一人お一人のご要望を伺いながらレッスンしますので、先生には色々なご要望をお話下さい。
楽しんでレッスンしましょう。

次回は4月、上杉典子先生です。お楽しみに。
体験レッスンのお申込みはこちらです。

前回までのと・り・こ

バイオリンのと・り・こ Vol.1    バイオリンのと・り・こ Vol.2
バイオリンのと・り・こ Vol.3    バイオリンのと・り・こ Vol.4
バイオリンのと・り・こ Vol.5    バイオリンのと・り・こ Vol.6
バイオリンのと・り・こ Vol.7    バイオリンのと・り・こ Vol.8
バイオリンのと・り・こ Vol.9    バイオリンのと・り・こ Vol.10
バイオリンのと・り・こ Vol.11   バイオリンのと・り・こ Vol.12
バイオリンのと・り・こ Vol.13   バイオリンのと・り・こ Vol.14

お問合せ

島村楽器 ミュージックサロン平井
住所:東京都江戸川区平井5-14-2 大島園マンション1F
電話:03-3613-3901

アクセス方法

体験レッスンお申し込み・お問い合わせはこちら

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。