楽器で世界を笑顔にしよう 〜楽器リサイクルプロジェクト〜

楽器で世界を笑顔にしよう「楽器リサイクルプロジェクト」

本活動は終了しました。ご協力いただいたお客様に心より感謝申し上げます。

活動の目的

島村楽器は、「音楽の楽しさを提供し、音楽を楽しむ人を1人でも多く創る」という経営理念のもと、音楽のある生活を広めるために活動しています。しかし、日本国内を含めた世界の中には、なかなか楽器に触れることのできない子どもたちが大勢います。

音楽は生活必需品ではありませんが、音楽を奏でることによって笑顔が生まれ、音楽が人々の心を潤し、生活を豊かにすると我々は信じております。その信念のもと、一人でも多くの子どもたちに楽器を奏でる素晴らしさを知って欲しいという想いから、当プロジェクトは誕生いたしました。

活動内容

本活動はお客様からお預かりした楽器を点検・修繕し、全国の児童養護施設の子どもたちや東日本大震災で被災した子どもたち、JICA(国際協力機構)を通じて開発途上国の子どもたちに届ける取り組みです。

募集期間

2013年10月1日~10月31日まで。以降2018年まで毎年10月に募集いたしました。

受付条件

  1. 1. 購入から10年以内の楽器であること
  2. 2. 楽器に明らかに大きな打痕、錆び、塗装の剥げがないこと
  3. 3. ケースが付属していること(ハード・ソフト不問)

募集楽器

管楽器 ソプラノサックス、テナーサックス、クラリネット、フルート、トロンボーン、ホルン
弦楽器 エレキギター、エレキベース、ウクレレ、アコースティックギター(クラシックギター除く) ※ギター類のレフティーはお受けできません。

お預かりから寄贈まで

皆様よりお預かりいたしました楽器は、島村楽器のリペア専門部署にて修繕・クリーニングを行った後、弊社が責任を持って寄贈させていただきました。
※修繕不能と判断した楽器については、提供者のご意向を確認し、返却または破棄とさせていただきました。

楽器回収方法

寄贈実績

楽器リサイクルプロジェクトでお客様から集まった楽器の総数 549点
楽器リサイクルプロジェクトで集まった楽器から施設・団体に寄贈した楽器の総数 493点

(※)修復が困難と判断された楽器については、提供者の意思に沿って返却または部品取りとして適切に処理いたしました。

寄贈先例

開発途上国へのお届け

JICA(独立行政法人 国際協力機構)「世界の笑顔のために」プログラムにより青年海外協力隊員を通じて、お届けいたしました。
「世界の笑顔のために」プログラム公式ページ

国内の児童養護施設へのお届け

施設最寄の店舗スタッフがお届けいたしました。演奏方法やお手入れ方法もお伝えしました。

エル・システマおよびエル・システマジャパンへのお届け

エル・システマジャパンは、東日本大震災で被災した子どもたちが音楽での経験を通して自信や尊厳を回復し、人生を切り開いていく「生きる力」を育むことを目的に、2012年3月から活動を行っています。オーケストラに参加する子どもたちに無償で楽器を貸与しているこの団体へ、バイオリン19本(分数含む)、チェロ1本、フルート1本の合計21本を寄贈しました。寄贈楽器はエル・システマジャパンを通して、福島県相馬市、岩手県大槌町、長野県駒ヶ根市の音楽教室に届けられました。本国ベネズエラで活動するエル・システマの子どもたちにもお届けいたしました。

お問い合わせ先

島村楽器本社・マーケティング課・広報担当(03-6684-9539)までお願いいたします。

活動のご報告