楽器アップサイクル「転生楽器」とは

島村楽器では「楽器アップサイクルプロジェクト」として、これまで廃楽器を使用したインテリア製品を制作し、収益を寄贈し子どもたちの音楽教育環境の醸成に貢献する取り組みを推進。こうした背景や思いに共感をいただいたKonel(本社:東京都中央区、代表取締役:出村光世 )を中心に、プロデューサーやプロダクトデザイナー、アーティストのぺのてあ氏が集い開発に至りました。

製品説明

廃棄されるはずだったトランペットをPC専用ショートカットキーボードに転生しました。3つのピストンには好きなショートカットキーを割り当てられ、ピストンを押すだけでデータの保存やプリントアウト、スクリーンショットなどが実行できます。音が鳴らなくなった楽器を捨ててしまうのではなく仕事の相棒として生まれ変わらせ、音楽を奏でるように働くことができます。

キャンペーン

発表記念として、2名限定で使わなくなった廃楽器(トランペットのみ)から無料で楽器アップサイクルデジタルデバイスを制作いたします。以下フォームからご応募ください。

  • 本フォームは「Googleフォーム」を利用しています。
    楽器の写真をアップロードいただくため、Googleアカウントへのログインが必要です。
  • 本フォーム内に「注意事項」の記載がございます。必ずご確認ください。
  • 楽器の種類や状態によってはお受けできない可能性がございます。
応募期間2023年10月27日(金)~11月24日(金)

プロジェクトチーム

Konel

コネルのロゴ

Konel(コネル)は「妄想と具現」をテーマに、30職種を超えるクリエイター/アーティストが集まるコレクティブ。スキルの越境をカルチャーとし、ブランドデザイン・研究開発・アート制作を越境してプロジェクトを推進しています。日本橋・金沢・下北沢・京都の拠点を中心に、多様な人種が混ざり合いながら、未来体験の実装を続けています。主な作品に、脳波買取センター《BWTC》(2022)、パナソニックの共同研究開発組織「Aug Lab」にて共作した《ゆらぎかべ - TOU》(KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展)や、フードテック・プロジェクト OPEN MEALS(オープンミールズ)と共作した《サイバー和菓子》(Media Ambition Tokyo 2020)など。自社プロダクトに、オノマトペ(食感)をテーマにした地域素材の優しいお菓子シリーズ《オノマトペのおやつたち》など。

https://konel.jp/

ぺのてあ | 中村優生

ぺのてあ 本人写真

発明家、デザイナー、作家。風景と音と道具を作って暮らしています。
風景や音を想像し道具を作り現実にする試みをテクノロジーや文化、物理現象、身体と仲良くなりながら探求しています。
主な作品、製品として手のゆらめきで演奏できるアコースティックシンセサイザー「ペノトロン」、生活の模型と鉄道の模型による楽器「電車と街の楽器」、様々な現象をもとに音を再生することのできる音の展示デバイス「Sea」などがあります。
これらオリジナルの楽器を用いたライブパフォーマンスや展示活動を行っています。また、様々な企業のためのデザインエンジニアリングも手掛けています。

楽器アップサイクルプロジェクト

修理不能となった楽器を回収し、提携団体にて加工、スタンドライトやウォールシェルフなどインテリア製品に再生するプロジェクト。楽器の新たなサステナビリティを切り拓く取り組みであるとともに、すべての利益は音楽教育活動支援に充てられ、楽器演奏の機会に恵まれない子どもたちへ届けられます。