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定番エフェクターはこれだ!!~ディレイ編~
こんにちは!エフェクター担当の酒井です。
今回はギタリストにとって必須アイテム、ディレイエフェクターを紹介していきます!
“ディレイ”ってどんなエフェクター?
あの曲のイントロ、、どうやったらあんな音が出せるの・・・?
ギターソロを弾いてても、曲のあまり雰囲気が出ない・・・
そんなときはディレイがかかっている可能性が大です!!
ディレイとは「delay=遅らせる」という言葉のとおり、弾いた音を遅らせて再生する効果をもたらします。原音が鳴った後一定間隔でコピー音を繰り返すことで、やまびこのような効果を生み出すエフェクトなのです!
やまびこをイメージして、「おーい」と声を出したときにディレイがどう働くかをイメージにしてみました。
「おーい」と出した声が、一定の間隔でリピートしていき、リピートするたびに音の大きさが小さくなっていくというイメージです。なんとなく分かりましたか!?
ディレイの使い方
では基本的なディレイの使い方についてみていきましょう。
ここではBOSS DD-7のつまみを参考に見ていきます。
左から順番に、
- E.LEVEL(エフェクトレベル)・・・ディレイ音の音量を調節します。右に回し切ると、弾いた音と同じ音量でディレイ音が返ってきます。
- FEEDBACK(フィードバック)・・・音を繰り返す回数を調整します。左に回し切ると1回、右に回し切ると無限にリピートします。
- D.TIME(ディレイタイム)・・・弾いた音が返ってくるまでの時間を設定します。ここがディレイの設定で一番大切です!
- MODE(モード)・・・ディレイタイムの長さやディレイの音色を切り替えます。
※モデルにより各つまみの名称や働きが異なりますのでご注意ください。
王道の使い方は、「ギターソロに薄くかけて、ソロをカッコ良く聴こえさせる」という使い方でしょう。
他にも使い所はたくさんありますし、何よりギターの音をよりカッコ良くさせられるエフェクターなので、1人1台は必ず持っておきたいエフェクターですね!
ディレイのタイプ ~デジタルとアナログの違い~
ディレイにはアナログディレイとデジタルディレイがあります。
両者とも基本的な操作方法に違いはありません。ですが音を遅らせる仕組みが異なり、その点が音色に影響してきます。
デジタルディレイってどんなもの?
まずデジタルディレイは、アナログディレイに比べて音の劣化が少なく、極めて澄んだ明瞭な音でディレイ音が特徴です。
先述の使い方の所で例に出したBOSS DD-7もデジタルディレイです。最近は手頃な価格で多機能なモデルが多く、1台目のディレイとして選ばれることが多いですね!
デジタルディレイの音について
音は明瞭ではっきりとしているのがデジタルディレイの特徴。先述のやまびこの例に置き換えると、「おーい」と声を入れれば、出した声に限りなく近い音ではっきり「おーい」と返ってきます。音のクリアさと言えば伝わりやすいでしょうか。
とにかく明瞭ではっきりしたディレイ音がデジタルディレイの良いところです。時にバンドアンサンブルから浮いてしまうこともありますが、現代的なロックやポップス/打ち込み音楽との相性は良く、頻繁に使用されるエフェクターです。
アナログディレイの特徴
対してアナログディレイはデジタルのようなはっきりとしたサウンドではなく、暖かみのある柔らかいディレイ音が跳ね返ってきます。デジタルディレイよりも、設定できるディレイタイムが短いものがほとんどです。平均してデジタルディレイよりは高価なモデルが多いですが、独特のサウンドが得られることから好んで使う方も多くいます。
アナログディレイの音について
アナログディレイはリピートするたびに信号が劣化し、音が丸みを帯びていくことでウォームなディレイ音となります。「おーい」と発音した声が、だんだんぼやけて言葉がはっきりしなくなっていくようなイメージです。
柔らかいディレイ音はバンドアンサンブルに馴染みやすく、ギターソロに使用したり、現代的なロックやポップスから70年代から80年代の楽曲にもフィットします。ギターの場合はアンプで歪ませることもあるので、ギターとアンプの間にディレイを繋ぐ場合は、アナログディレイの方が歪んだギターサウンドと相性が良いこともあります。
デジタルとアナログどっちのほうがいい、と言うわけではなくどのような音を出したいか、どんな音楽がしたいかで選び方が変わってきます。
では、ここから定番エフェクターとその特徴を見ていきましょう!!
定番ディレイエフェクターのご紹介!
まさに現代のスタンダードなデジタルディレイ
BOSS DD-7
DD-5、DD-6に続くBOSSのデジタルディレイペダル、DD-7。
E.Level、F.Back、D.Time、Modeの4ノブ仕様はDD-3と同じ・・・ですが、選択できるモードが最大3200msまで4段階のディレイタイム切替と、Hold、Modulate、Analogue、Reverseと格段に強化されています。
初めての1台として選ぶなら、操作性・機能性は申し分なしの、BOSS DD-7をオススメします!
メーカー | 品番 | 税込定価 | 税込販売価格 |
---|---|---|---|
BOSS | DD7 | OPEN | ¥15,400 |
BOSS 技CRAFTシリーズ
アナログディレイのDM-2Wも人気です!!
1984年に生産完了した後も人気が衰えることがなかったDM-2が、BOSSエンジニアの熟練した技と情熱により、WAZA CRAFT DM-2Wとして現代に蘇った復刻モデル。
BBDを使用したフルアナログ回路により、オリジナルDM-2のマイルドなディレイ音を完全再現。さらに、現代的な音楽スタイルにも対応するカスタム・モードを新たに搭載し、アナログの暖かみとクリアーさを両立した革新的なディレイ・サウンドを創り出すことが可能です。
アナログの弱点であるリピートタイムの短さやクリアにリピートされない音質を、アナログらしさを損なわない範囲で改良したカスタムモードのおかげで扱いやすくなっています!!
メーカー | 品番 | 税込定価 | 税込販売価格 |
---|---|---|---|
BOSS | DM-2W(J) | OPEN | ¥18,700 |
超高音質を実現したデュアル・デジタルディレイ
BOSS DD-500
2015年に登場したBOSSの最新ディレイ「DD-500」。今流行の多機能ディレイですね!
DD-500の1番の売りはコンパクトペダルの中では随一の32bitという超高音質を実現したデュアル・デジタルディレイです。
クリスタルのように透明感のあると評される2つのディレイを切り替えて使用可能、2種類のディレイモードを搭載、各ディレイ毎にタイムやフィードバックの調節ができるのはもちろんディレイオンのトーンコントロール、ディレイ音にモジュレーション(コーラス)を追加できるMOD DEPTHツマミなど、コンパクトサイズのディレイの中ではこれ以上ない機能を搭載。
さらにルーパー機能、好みのサウンドを保存できるメモリー機能など、デジタルディレイの究極といってもいいモデルとなっています。
メーカー | 品番 | 税込定価 | 税込販売価格 |
---|---|---|---|
BOSS | DD-500 | OPEN | ¥38,500 |
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