【エレキベース】UMEDA BASS ANALYSE!! Vol.4 「Ken Smith BRS6TNE N」

梅田ロフト店

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2016年10月14日

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UMEDA BASS ANALYSE!! まとめページ

皆さんこんにちは。
島村楽器梅田ロフト店、中古担当の土師 尚起です。
普段はシマブロで「Djent」と呼ばれる音作り等の解説をさせて頂いています。

今回、HPにてお店のベースをさらに深く掘り下げて解説しよう!ということで、
梅田ロフト店スタッフのベーシストの1人である私も参加する運びとなりました。
今後もしばしばこの連載に登場するかと思いますので、その際は是非ご覧いただけると幸いです。

というわけで早速紹介に移ろうと思います。
私が紹介するのはこちら。]
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Ken Smith BRS6TNE N

Ken Smith

ハイエンドベースの象徴といっても過言ではない、Ken SmithのBRS。
6弦ベースを世界で初めて世に出した、多弦ベースのパイオニアであるからこそのクオリティ、演奏性、そして音色。
これらの要素以外のものも含め、Ken Smithは他のメーカーにはない圧倒的な”個性”を保ち続けているからこそ、
様々なメーカーが誕生している今でも支持され続けていると言えるでしょう。]
本当はKen Smithの成り立ちからお話していきたいところですが、文章量が膨大になってしまいますので今回は省略させて頂きます(笑)
詳しく知りたい方は店頭でお話ししますので是非お店にお越しくださいませ。]
]それでは各部を細かく見ていきましょう。]
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Body

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まずはBodyから。
5ACrotch Walnut Top,Walnut Back with Tiger Maple Coreというスペックになっています。
通常Ken Smithはゴールドハードウェアですが、このBRSはブラックハードウェアを搭載しています。

Control

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Controlは1Vol,1 PU Balancer,3Band EQ,Series/Parallel Switchesとなっています。勿論Volノブを引っ張ることでパッシブにもなります。
3BAND EQに加え、ピックアップのシリーズとパラレルの切り替えを搭載しているので非常に多彩な音作りを可能としています。
ミドルを上げてやればKen Smith特有のあの「ケロケロ」とした音色を楽しむことができます。
ちなみにコントロールキャビティですが...

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流石の美しさ。
蓋もブラッシュ加工が施されているので高級感がありますね。


Body Back

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Ken Smithは音だけではなく、その見た目も非常に美しく、まさに芸術品といえるものになっています。
ボディ裏のこのウォルナットのウィング、そしてセンターに配置されたフレイムメイプルのブロック。
2つの木材が織りなすコントラストが本当に素晴らしい...木材フェチにはたまりませんね。
私の個人的な推しポイントは、ボディとネックのジョイント部のラミネートでしょうか。

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この強度や音を考慮してラミネートされたジョイント部。間違いなくKen Smithのベースで一番木材が多く見える部分です(笑)
多層ラミネートの見ごたえはもちろんですが、何よりもハイポジションもスムーズに演奏できるようにヒールカットされたこのシェイプも素晴らしい。
ネックからボディにかけて非常に滑らかに加工されていて、さながら女性の脚のような造形美です...(よく分からない人もいるかも)]
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Neck

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お次はネックです。5-pieceで、材構成がHardrock Maple & Ovankol/Sheduaとなります。
基本的にKen Smithでは最低2年から長いもので20年まで自然乾燥された柾目材のみを使用しています。
また、この上位モデルであるエリートモデルにはネックにスペースシャトルや戦闘機に採用されるクオリティのGraphite補強材が採用されています。
その為、急激な環境の変化にも耐える事のできる構造になっており、気温や湿度の変化の激しい日本であっても非常に安定したネックコンディションを保つことが可能となっています。]
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また、ヘッドに特殊なボリュートをつけることでヘッド自体の強度を確保し、尚且つ見た目に華やかさを加える役目も担っています。]
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そして指板にも非常に上質なMacassar Ebonyが使われています。
勿論柾目材で、Ken Smithのレンジの広さに一役買っています。]
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それでは実際に試奏した際に感じたインプレッションを。
アンプはAmpeg SVT-Pro3、シールドにはANALYSIS PLUSのYELLOW OVALを使用しました。
まず、アンプ、ベース共にEQをフラットにして1音目を出した瞬間に感じたのは、スルーネックらしからぬ立ち上がりの速さ、肉厚なミドル、
そして圧倒的なまでの音の太さとサステインの長さです。
"フラットにしても使えるベース"というのが昨今珍しい中、Ken Smithは非常に高いレベルでそれを実現しています。
EQの効きも非常に良く、トレブルを上げれば煌びやかなアタックが、ミドルを上げれば”ケロケロ”としたKen Smithならではの音色が、ベースを上げれば圧倒的なまでの音圧が得られました。
個人的にオススメのセッティングは、トレブル全カット、ミドルフルテン、ベース小ブーストでしょうか。
メロウでありながらも、ローが膨らまないセッティングで、ソロを弾いたりパーム・ミュートが美しく響く音色になります。]
]以上でKen Smithの説明は終わりとさせて頂きますが、如何だったでしょうか。
もし他にもこれを解説してほしい、というリクエスト等ありましたら、是非コメントして頂ければと思います。
それでは最後に、私が好きなKen Smithの部位の写真を上げて終わりとさせて頂きます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。次回も是非ご覧ください。

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この記事の投稿スタッフ

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投稿者 土師 尚起
プロフィール 土師(ハジ)と申します。現役のベーシストで、ここ数年ポップスからJAZZ、ラウド系(メタルコア)等、様々なジャンルのバンドをサポートしています。近年は"Djent系"と呼ばれるサウンドに魅了され、ベースやエレキギターの音作り等、色々と試行錯誤をしています。ベース関連の機材は勿論、ギター関連の機材への知識にも自信があります。Axe-Fx2やKemper等のギターマルチプロセッサーのご相談もお気軽にお任せください。

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