皆さんこんにちは!エフェクター担当の瀬山です!『エフェクターを使ってみたいけど使い方が良く分からない...』『ノブがいっぱいあってどれがなんだか分からない...』など、エフェクターそもそもなんだか分からない!というビギナーの声にお応えしまして!
開講!エフェクター塾!!【センドリターン編】
エフェクターを直に何台も繋ぐと元の音の厚みが軽減し音が薄く、細くなるのを感じます。これを『音やせ』と言います。...これを解決するのがセンドリターンです!厳密に言うとセンドリターンやエフェクトループなど色々な仕組みや呼び名がありますが、要は音質が体感出来るくらい良くなるのです!今回はそれぞれどういう仕組みなのかを読み解きつつ効果などをさらってみましょう!
【その1】回路をたくさん通ると伝言ゲームになってしまい音やせがおきる!
そもそも音がアンプに伝わるまでにどれだけの回路を仲介しているのかを改めて考えて見ましょう。まず弦が振動してそれをピックアップで拾い配線を介してボリュームやトーン...アウトプットのジャックからシールドに伝わりようやくアンプの入り口にたどり着きましてそれからプリ管パワー管もじょもじょもじょ!!
...と、直接アンプから音を出すだけでも多くの回路を通っていますね...そこにエフェクターが入るわけですが、エフェクターにもたくさんのコントロールノブがついておりその分回路も多いときたもんだ!な訳です。更にエフェクターの数が増えていってしまったら....
コレを解決するのがセンドリターン&エフェクトループなのです!
【その2】アンプの音を損なわずに正しくエフェクトを乗せれる『センドリターン』!&通る回路の数を最小限にすることが出来る『エフェクトループ』!
まず世の中の機材がどれもセンドリターンという表記になっているので分かりづらいのですが、
①たくさんのエフェクターを使っていたとしても音が通る回路の数を最小限にすることの出来るアイテムで行なうのが『エフェクトループ』
②真空管アンプなどのプロ用アンプの機能の一つで、アンプの音色に正しくエフェクトを掛ける様に出来るつなぎ方を『センドリターン』
と言います。
①はエフェクターボードなどに組み込む事で音やせを最小限に防ぎ、②はアンプの背面にある専用のジャックから繋ぐ事でアンプのサウンドを欠損させる事なくエフェクトを乗せることができます。
どちらも音質を損なわずに鳴らす事ができます!
では!今回はエフェクター塾ですので、ボードを想定してエフェクトループを体感してみましょう!それでは早速実践!!
メーカー | 品番 | 定価(税込) | 販売価格(税込) |
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BOSS | LS-2 | オープン | ¥11,880 |
【その3】伝送とはいかに欠損させないかと言う事!
極端な話100万のギターに100万のケーブルで100万のアンプに繋いだとしても100%の音は出ないと考えます。それは距離があり伝言ゲームであり、どれだけスムーズに伝送されても欠損は起きるもの...なのでいかに欠損を防ぐのかが課題になるのです。その為の良質なギター内装配線であったり、良いシールドであったり、センドリターン&エフェクトループなのです!
ですがやはり体感するのが一番ですね!瀬山にお声かけして頂ければ実際体感して頂ける様に致しますのでお気軽にどうぞ!
より良い配線術で楽しい演奏を!
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