みなさん、こんにちは!約1ヶ月ぶりに登場の店長、郡司です。
3月に入り少しづづ暖かくなってきました。これからは花粉を天敵にしている方々には辛い季節になりますね。
外に出るときはしっかり花粉症対策をしましょう!(ちなみに私は花粉症ではありません)
今回から少しずつお客様から依頼された修理を紹介していきます。
最初のお客様はこちら!
TLタイプのギターですね。
このギターのオーナーさんは私と同じ年で、職種は違いますが店長という立場も同じという偶然!
そんな縁もあり今回修理に預けて頂きました。
依頼内容は「安価で購入したギターだけど、調整をしたらどれだけ良くなるのか!?」
という漠然とした内容です。しかも、どうせやるならとことんやってくれと!
挑戦状を叩き付けたれた感じですね(笑)リペアマンとしての腕の見せ所!
早速作業開始です!何からやろうかな?と楽器の状態を確認をしてまず目を付けたのがココ!
ナットですね。弦の支点になるパーツでギターではとても重要なパーツです。
チューニングの安定性を考えてナットをオイル漬けの牛骨に変更します。
ちなみに牛骨のオイル漬けナットとはこんなやつです。
左が元々付いてたナットで、右が新しく付けるオイルナット。
黄色がかった感じがいかにもオイルが染み込んでいますね!
これをナット溝にピッタリはまるように加工します。そして弦の溝を切るとこんな感じになります。
本来であればここからナット溝の高さを合わせて仕上げをすれば完了なのですが、
他の作業との兼ね合いも考え、あえてナット交換はここでストップ。次は何をするかって?
続きは
・・・・
次回へ!(すいません)
全ての作業を行っても正直、見た目はほとんど変わりません。
HPをご覧のみなさんには伝わりにくいかもしれませんが、
完了後のギターを弾いて頂ければきっと違いを分かってもらえるはず!
と、思っています!
その時のお客様の反応を想像しながら今日も黙々と作業する店長でした!
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