ピック選びでギターの音が変わる!演奏が変わる!

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2018年02月20日

*ピック選びでお悩みの方必見! 皆さん、こんにちは!]]さて今回は、ギタリストやベーシストなら多くのプレイヤーが使っているであろう、ピックについてお話させていただきます!ピックは形や厚さ、材質が様々で、それぞれ音の違いもあり、得意不得意の弾き方などもあるので、自分のプレイスタイルが決まらなくて悩んで […]

ピック選びでお悩みの方必見!

皆さん、こんにちは!
さて今回は、ギタリストやベーシストなら多くのプレイヤーが使っているであろう、ピックについてお話させていただきます!ピックは形や厚さ、材質が様々で、それぞれ音の違いもあり、得意不得意の弾き方などもあるので、自分のプレイスタイルが決まらなくて悩んでいる方は是非この記事をチェックしてみてください!
現在京都洛北店で取り扱っているピックやアクセサリーも合わせてご紹介しますよー!

形について
厚さによる出音の影響
材質でも音が変わります
あなたにとってベストなピックは?
京都店のオススメ・おもしろピック
ピックのアクセサリーもあります!
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ピックの形

代表的なものといえばやはりトライアングルとティアドロップですが、最近では個性的なデザインも増えてきています。
同じ形でも、メーカーによって大きさや先端の角度が違うものもあります。
形やサイズによってピックの持ち方や弾き方が微妙に変わったり、弦に当たる面積も変わってくるので、少なからず音にも影響します。

トライアングル

よく見かける三角とかおにぎりとか言われるタイプのピックです。
一般的なサイズだと面積が広く、グリップに幅が利くので、ピッキングニュアンスを変えやすいのが特徴です。コードストロークを弾くのに向いていると言われています。

ティアドロップ

こちらもよく見かける馴染み深いピック。ティアドロップとは「涙のしずく」という意味で、名前通りの形をしていますね。
トライアングルと比べて先端がシャープになっており、単音弾きやカッティングに向いていると言われています。

ジャズ

ティアドロップのような形をしていますが、サイズはこちらのほうが一回り小さくなります。
小回りが利くのでアルペジオやリードフレーズ、速弾きが得意ですが、一方でコードストロークやカッティングは少し苦手。「ジャズ」という名前ですが、個人的にはジャズギタリストよりメタル系のギタリストが使っているイメージのほうが強いです。

サムピック

サムとは英語で親指のことで、こちらはフィンガーピッキングの際に親指に付けて使用するピックです。
フィンガーピッキングで演奏するときは親指でベース音を鳴らしますが、ピックで弾くことでベース音をしっかり鳴らすことができます。

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ピックの厚さで音が変わる?

ピックの厚さが変われば硬さも変わり、楽器の出音にも影響します。

ピックの表面を見てみましょう。左から「THIN」「MEDIUM」「HARD」「EXHARD」と英語で書いてあります。イメージは、「柔らかめ」「普通」「硬め」「結構硬め」といった感じです。「.73mm」など数字を表記したものもありますが、これがピックの厚さを表しています。

代表的な厚さとその数値

Thin…約0.5mm
Medium…約0.7mm
Hard(Heavy)…約1.0mm
Extra Hard(Extra Heavy)…約1.15mm~
上記が大まかな厚さになりますが、例えばJim Dunlop製のピックだとThinとMediumの間に0.60mmのものや、MediumとHardの間に0.73mmや0.88mmのものがあり、細かく見れば選択肢は様々です。

具体的にどう変わるのか

Hardのような厚いピックで弾くと、レスポンスが早く、音量が出しやすい、アタック感の利いたサウンドが出しやすいといった傾向になります。ロックやヘヴィメタルを演奏する人や、ベースをピックで演奏する人は比較的厚いピックを選ぶことが多いのではないでしょうか。
一方、Thinのような薄いピックだと、弦を「なでる」ような弾き方になるので、Hardに比べてアタック感の弱い、音量が小さく優しい音になる傾向があります。アコギで弾き語りをする人は割と薄いピックを使うイメージです。
ただ、プレイヤーの数だけ弾き方があり、スタイルも多種多様なので、「俺はハードロッカーだから1.0mm以下のピックは使ってはいけない!」なんてことはありません。
アコギでアタック感バリバリの演奏をするためにハードタイプのピックを使う人もいますし、ピックのしなりを利用して弦を「シバく」ために、あえて薄いピックを使うメタル系ギタリストもいます。意外なピックが自分のプレイスタイルに合ったものだったりするので、色々試してみると面白いですよ!

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素材も色々あります

パッと見は似たようなものが多いですが、ピックに使われている素材もたくさん。もちろんサウンドにも多少違いが出てきます。
形や厚さ以上に種類が豊富で、挙げだすとキリがないので代表的なものをいくつかご紹介します。

セルロイド

最もポピュラーな素材、FenderやGibsonのピックはこの素材です。
柔軟性があるのでしなりやすいですが、比較的弱く削れやすくなっています。癖のない、フラットな音です。ツルツルした触り心地で、手汗をかくと少し滑りやすくなります。

ポリアセタール

セルロイドと同じプラスチック系素材です。ややブライトな音で、ミドル~ハイが綺麗に出るのが特徴。摩擦や耐久性に強いので、消耗しにくいです。
すべすべした触り心地で、汗をかいても滑りにくいです。

ナイロン

柔らかめの素材で、アタック感の弱いのが特徴。出音も柔らかく、ローのある丸いサウンドになります。
バラードなど落ち着いた曲を弾いたり、アコギで温かいサウンドを出したいときにオススメです。

ウルテム

人間の爪に近い素材で、強度が高く耐久性にも優れた素材です。レスポンスが早く適度なアタック感も得られるので、好んで使うギタリストも多いです。
ミドルの強調された音が特徴で、幅広いジャンルで使われています。

トーテックス

Jim Dunlopから出ている、亀の絵が入っているピック。
ざらついた手触りで、すべりにくくなっています。耐久性もあり長持ち。こちらもミドルが強調されたカラッとした音が特徴で、アルペジオなどで1音1音をしっかり鳴らしたい人にオススメです。

べっ甲

数ある素材の中でも高価なべっ甲。ツヤのあるミドルサウンドで、古くから多くのギタリストに好まれていました。
しなりが良くピッキングニュアンスが付けやすいのも特徴。天然の素材であるため個体差はありますが、それもまたべっ甲ピックを選ぶ楽しみの一つですね。

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自分に合ったベストなピックを探そう!

ここまで説明しておいて身も蓋もないことを言ってしまうのですが、ベストなピックを見つけるには1枚1枚試していくしかありません…
「最初になんとなく選んだピックで、慣れているし同じものを使い続けている」という方も少なくないと思います。1枚100円程度で購入できるので、楽器や機材に比べると軽視されがちですが、個人的にはエフェクターなどで音を作っていくのと違い、ピック選びはプレイヤビリティに直結することなので、ある意味機材選びよりもシビアになるところだと思っています。
好みのサウンドが得られずに、頭を抱えて悩んでいるあなた…一度ピックから見直してみませんか?たかが100円、されど100円。ピック1枚を変えるだけで、普段の演奏が劇的に変化するかもしれませんよ!

まずは基準となる1枚を

1枚ずつ試すといっても、膨大な種類のピックを片っ端から試していくのはやはり大変ですので、まずは基準となる1枚を決めましょう。今メインで使っているピックでも構いません。
基準となるピックを基に、どういった音を出したいのかをイメージし、形や厚さ、材質を少しずつ違うものに変えながら、自分の理想に近づけていきましょう。

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お試しあれ!京都洛北店オススメ・おもしろピック

これでピックは落とさない!?ラバーグリップピック

Ibanezから発売されているピックです。ラバーグリップでしっかりと手にくっつきます。

メーカー Ibanez
品番 PA16HRG-BK
販売価格(税込) ¥110
メーカー Ibanez
品番 PA16MRG-DB
販売価格(税込) ¥110
透明感のある模様が綺麗なピック!

「Tritan™」という新素材を使用したピックです。ガラスのような透明感とカラフルな柄が美しいピックです。

メーカー Ibanez
品番 Kaleido Pick
販売価格(税込) ¥110
サイレントピック

アコギユーザー共通の悩みである「近所迷惑」 夜間や壁の薄い部屋での演奏はためらいますよね。
そのような想いから誕生したのが、アコギの音が小さく鳴るサイレントピックです。

メーカー 香取製作所
品番 SEP-1
販売価格(税込) ¥183

スタッフおすすめピック

スタッフ清水愛用!

左のピックはアコギに使用しています。ウルテム(人間の爪に近い素材)によるストロークした時のアタック感と指に馴染むグリップ感がいいんですよね。
あとセルロイドのMEDIUMよりも硬すぎずTHINよりも柔らかすぎない絶妙な厚みと弾力も気に入ってます。これに辿り着くまで色んなピックを試しましたが、もうずっとこればっかり使ってます。

真ん中はメタル好きのスタッフから勧められて使うようになりました。私はメタルは弾きません(弾けません)がギターソロなど滑らかに弾ける気がします。
某有名ギタリストも御用達で店頭やメーカーでが品薄になることも間々ありますのでピック選びにお悩みの方は見つけたらとりあえず買ってみても良いかもしれません。グリップ感、グッドです。

右のピックもエレキで使用しています。ウルテムの絶妙なアタック感がお気に入りで長らく愛用してます。ティアドロップよりジャズが弾きやすいです。
いつも私はガシガシ弾いちゃいがちなので丈夫で削れにくいのもオススメポイントですね。あとHistoryピックは全国の島村楽器でお求め頂けますので、ツアー中でも手に入りやすくて安心ですね。

メーカー HISTORY
品番 HP1T
販売価格(税込) ¥132
メーカー DAVA
品番 D9036 DelrinJazzGrip
販売価格(税込) ¥220
メーカー HISTORY
品番 HP3H
販売価格(税込) ¥132
スタッフ河合愛用!

黄色のピックは、表面がざらついた手触りで滑りにくいので気に入っています。
もう一つの方は、アコギを弾く時に使うとツルツルのピックだとでないアコギの暖かい雰囲気が出るので気に入っています。

メーカー JimDunlop
品番 418R/0.73mm
販売価格(税込) ¥110
メーカー CLAYTON
品番 ULTEM STANDARD 0.72
販売価格(税込) ¥110
スタッフ小川愛用!

完全に見た目から入ったものの、気付けばピックを選ぶなら自然にこれを選ぶようになってしまいました。
緑を選ぶのはきっとミディアム~ヘビーの中間くらいの硬さで使いやすいのだと思います。

メーカー JimDunlop
品番 0.88mm
販売価格(税込) ¥110
スタッフ中風愛用!

右のピックはギターを弾く際に使っています。
力強いストロークから細かいアルペジオまで幅広く表現ができます!
削れにくく長持ちする点もGood〇

左のピックはベースでピック弾きする際に使用しています。
太いベースの弦も安定してはじくことができるので細かいフレーズもタイトかつリズミックに表現できます。

メーカー MASTER8
品番 IFS-TD100
販売価格(税込) ¥165
メーカー JimDunlop
品番 0.88mm
販売価格(税込) ¥110

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スタッフ井上愛用!

ギターに関してはティアドロップ型を愛用していますが、普通のティアではなくてIFS-JZ100の様に上部分にふっくら丸みがある方が持ちやすく安定するので最&高です‼でも中々無いんですよね,この形...

メーカー MASTER8
品番 IFS-JZ100
販売価格(税込) ¥165

滑り止めシール

画像

気に入ったピックがあるけど、指が滑ってちょっと使いづらい…というときに!
シールタイプなのでピックに貼るだけで滑り止めピックとして使えます!

メーカー Greco
品番 G GRIP
販売価格(税込) ¥418

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