【管楽器】管楽器の選び方~フルート編~♪

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2017年06月14日

皆様こんにちは!ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。 島村楽器日の出店管楽器担当の能瀬です! この記事ではフルートの選び方と島村楽器日の出店フルート通常ラインナップをご紹介しております。 当店では現在、ヤマハ・サンキョウ・パール・アルタスなどのフルートメーカーを取り揃えております。( […]

皆様こんにちは!ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

島村楽器日の出店管楽器担当の能瀬です!

この記事ではフルートの選び方と島村楽器日の出店フルート通常ラインナップをご紹介しております。

当店では現在、ヤマハ・サンキョウ・パール・アルタスなどのフルートメーカーを取り揃えております。(在庫状況はその都度異なる場合がございます。是非お気軽にお問い合わせください。)

さて、『フルートの選び方』についてですが、一見フルートって全部同じに見えますよね!

フルートの選び方のポイントは大きく分けて4つ。

①メーカー ②カバードキィ・リングキィ ③オフセット・インライン ④銀の含有率

この4つの知識をクリアにできれば、あとはご自身に合うかどうかの問題になってきます。

人それぞれ唇の厚さや形が異なるように、メーカーによって、リッププレート(口を当てる部分)の形状が大きく異なります。すなわちフルートは、唇とメーカーとの『相性』があるのです。

選定の際、まずはメーカーから絞ってみるのも手。吹いてピンとくるメーカーがきっと見つかるはずです!

それぞれのメーカーの特徴からフルートのお値段の違いまでピックアップしますので、ご購入の決め手・きっかけとなったら幸いです♪

それではまず最初に、メーカーのご紹介をしていきます。

フルートの選び方①メーカーの違いをチェック!

YAMAHA ヤマハ

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総合楽器メーカーとして有名なヤマハではフルートも作っています。

主力モデルは初心者~中級者向けの量産モデルとなっており、日の出店にも展示中のスタンダードは、学校備品等に導入されることが多いです。あまりクセがなく明るめの音色で、音程も抜群に良いです!

ヤマハのポイントはココを抑えよう!

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全てのモデルにヤマハこだわりのピントップアームを採用。

この丸みを帯びた新デザインが、正しい位置に指がフィットしやすいのが特徴的です!

日の出店ヤマハラインナップ♪

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メーカー 型名 販売価格(税込) 商品についてひとこと
YAMAHA YFL-212 ¥81,180(税込) 洋銀・白銅製のフルート。始めやすい価格です。
YAMAHA YFL-312 ¥133,650(税込) 300シリーズは頭部管が銀製になります!
YAMAHA YFL-412 ¥183,150(税込) 400シリーズは管体(キィ以外)が銀製になります!

Muramatsu  ムラマツ

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ムラマツは、国内では老舗のフルートメーカーです。

ムラマツフルートは人気が高く、フルートといえば『ムラマツ』が浮かぶ方も多いのではないでしょうか?

歴史は古く、日本国内でのフルート製作を始めたのもこのメーカーです。

又、国内外の演奏家にも愛用されています。

特徴としては、音量が豊かで、響きのよい音を出すことができます。

初心者向けには、頭部管のみ銀製、洋銀フルートのEXモデルが出ています。

ムラマツEXシリーズ Eメカ搭載・カバードキィモデル!
メーカー 型名 販売価格(税込) 商品についてひとこと
Muramatsu EX3CCE ¥298,100(税込) お取り寄せ商品です

   

洋銀製のボディとキィ・メカニズム、そして銀製の頭部管。

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洋銀から得られる明るく輝くトーンと、シルバーの落ちついた温かみある音色。

ふたつの金属の協調が生み出す、固有の音色感。

ヘッド・ジョイントはもちろんのこと、パーツひとつひとつが手作業で作りだされた、ハンドメイド・モデルです。

初めてフルートを手にするひとから、プロフェッショナルまで…

コントロールのしやすさと、味わい深い音色をあわせ持っています。

ムラマツフルートは希少在庫につき、展示はしておりませんが、お取り寄せが可能です。
納期などに関しましては、店頭にお問い合わせ下さい。

SANKYO  サンキョウ

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フルート専門メーカーとしては比較的歴史の古い三響フルートは、比較的明るくはっきり響く音・響きが特徴です。

反面、他の楽器との音色面での相性があまり良くない場合があるので、

ジャンルとしてはアンサンブルよりもソロ向きのフルートと言われています。

現行機種の中では、エチュードP.A.・シルバーソニックP.A.・アーチストP.A.モデルが三響フルートの中心モデルになります。

日の出店サンキョウラインナップ♪
メーカー 型名 販売価格(税込) 商品についてひとこと
SANKYO エチュードPA カバーNEL ¥242,550(税込) 吹きやすさと音色のバランスを実現。明るく、華やかな音色に加え、銀製の頭部管がやわらかさと芯のある響きを生み出します。

Pearl  パール

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もともとは打楽器の製作から始まったメーカーです。

ドラムに「Pearl」の文字がプリントされているのを、見たことがある人も多いのではないでしょうか?

今ではすっかりフルートメーカーとして有名なパール。

初心者にはありがたい、音の出しやすさです!

音色は澄んでいて、落ち着いた印象があります。

日の出店パールラインナップ♪

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メーカー 型名 販売価格(税込)
Pearl F-DPS/E ¥236,500(税込)

こちらの機種もリッププレートの豪華な手彫りの彫刻をお楽しみいただけます。

頭部管にプリスティーンシルバー(Ag9709)を採用されています。平均的にフルートの銀の含有率は92%であるところ、F-DPS/Eは97%といったハイクオリティーです。

軽快な吹奏感の中にもクラスを超えた力強い重厚な響きをもつことが特徴です。

フルートの選び方②リングキィ、インラインって?

カバードキィとリングキィ

フルートには『カバードキィ』と『リングキィ』という2種類のキィが存在します。

カバードキィ

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『カバードキィ』は、指でキーを押せば音孔がふさがるため、初めての方でも楽に音を出すことができます。

リングキィ

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それに対し『リングキィ』は、自身の指で穴を塞がなくてはいけないため、カバードキィに比べ音を出すことが少し難しいですが、逆に言えば、リングキィは自然と正しい指の位置に強制してくれる役割があります。

リングキィのメリットは、それだけではありません。音色にも影響してきます。

リングキィのフルートの方が音抜けがよく、また音色も明るくなります。

また、自身の息をリングキィの穴で感じることができるため、今自分がどのような息のスピードで吹いているかを体感することができます。

フルートの選び方③オフセットとインライン

オフセット

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持ちやすいので、初心者さん向けです♪左手薬指で操作するGキイがせり出し、指の長さに合った配列です。手の大きさが成長し切っていない小さなお子様は特に、無理なく演奏できると思います。

インライン

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インラインは全てのキィが一直線に並んでいるため、見た目が美しいです。

また部品が少ないので軽量にもなり、オフセットよりも音の伝達が速いです。

買い替えのタイミングがございましたら、インラインを強くおすすめします!


オフセット・インライン×リングキィ・カバードキィ 組み合わせについて

オフセットキイはその持ちやすさを更に活かせるよう、演奏が簡単なカバードキイと組み合わせることが多く、反対にインラインキイはリングキイと組み合わせたものが主流です。


Altus  アルタス

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フルート専門メーカーとしては比較的歴史の新しいアルタスですが、スムーズな息の流れのある吹奏感やバランスの良い鳴り・柔らかな音色が特徴。

特に展示中のA907・A1007・TSRE等のモデルは、コストパフォーマンス的に見ても、おすすめです!

アルタスのポイントはココを抑えよう!

座金について

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管楽器において、管体の響きは大変重要な問題です。 フルートに付いているキィが振動してしまうと、本来管体を響かせるべきエネルギーのロスにつながります。アルタスでは通常上位機種にしか採用されない「幅広で、トーンホールをしっかりホールドした座金」を全機種に採用しています。それにより、キィの振動を抑え、管体本来の特性を引き出し、より遠鳴りのする深い響きを生み出しています。

日の出店アルタスラインナップ♪

すべての機種がハンドメイド仕様(A807からすべて、C#キーはソルダード)。ハンドメイドと同じ座金のスタイルやカップ、キーデザイン、ポイントアームなどを採用。スムーズな操作性のためのキーメカニズムなどクオリティの高さと、優れたコストパフォーマンスを同時に実現したスタンダードモデルたちです。

メーカー 型名 販売価格(税込) 商品についてひとこと
Altus A907E ¥222,970(税込) スケールは、ウイリアム・ベネット氏との協力によって研究された独自のアルタススケールを採用しています。オクターブ間での均整のとれたバランスの良いスケールを実現しました。
Altus A1007E ¥316,800(税込) 頭部管銀製のA907Eに対し、頭部管と管体の素材がスターリングシルバー(Ag925)となる管体銀製モデルです。当店フルートインストラクター選定モデル

フルートの選び方④銀の濃度で音色の豊かさが変わる!

今回は、ヤマハのスタンダードシリーズの3本を比較してみましょう!

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フルートの素材は白銅、洋銀、銀、プラチナメッキ、木製、金、プラチナ等が知られています。

この素材で吹きやすさ、ニュアンスの付けやすさ、強弱の幅、音色の性格、重さなどに差が出てきます!

高価な素材が多く含まれるフルートほど、いくら吹きこんでも音が割れず、奏者たちのやりたい音楽性に楽器も答えてくれるのです。

フルートは全部似ていて、見た目では違いがわかりにくいですが、材質を色分けするとこんなに違いがあるのです!

白銅の特徴

図で言うと水色の部分です。なによりまず安価なことが特徴で、エントリークラスのフルートの管体の素材として使われることが多いです。

ですが、銀のような深みはありません。抵抗感が少なく弱い息でも鳴りやすいため、初心者さんには吹きやすいですが、ニュアンスの幅が非常に狭い所が成長の妨げの原因に。

洋銀の特徴

図で言うとオレンジ色の部分です。洋銀といっても銀は全く含まれておらず、銅と亜鉛、ニッケルの合金です。音質としては全体のバランスがよく、明るくレスポンスの良い音色。性質としては白銅と似た傾向があります。

銀の特徴

銀は他の金属に比べて柔らかな音色を持ち、とにかく音色の変化をつけやすい材質です。明るく柔らかで音の立ち上がりも丸みを帯びた感じがします。フォルテもピアノもコントロールしやすいです!

日の出店ラインナップでは、先程ご紹介しました、パールF-CD970Sが総銀です。総銀は響きがとにかく濃厚です。是非フルートのご購入をお考えの際はまずは総銀を手に取ってみて下さい!

フルート教室も大人気開講中!

当店では大人の方向けのお教室・フルートサロンを開講しております♪

詳細につきましてはこちらから

フルートサロン

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店舗名 電話番号 管楽器担当
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