スタッフ小池のエフェクター研究室 vol.7 オクターバー編

プレ葉ウォーク浜北店

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2017年02月20日

エフェクター研究室バナー

バナーを新しくしました!

こんにちは!島村楽器プレ葉ウォーク浜北店のエフェクター担当:小池です!
ページ上部のバナーを新しくしてみました。
なんとなくリフレッシュした気分ですね!
という事で改めてよろしくお願いいたします。

さて、今回はベース用エフェクターを特集しますよ~!
何故ってそろそろ私がベースを弾きたくなったからです!
ベース用エフェクターだけを特集するのは第一回ぶり?
そりゃ弾きたくもなるわけです。だってベース弾きですし…
ということで今回は、あまりなじみのないかも知れないオクターバーというエフェクターを取り上げてみたいと思います!

オクターバーについて

たこ

オクタ…オクト…オクトパス?
octoはラテン語で8を意味する接頭語らしいです。
たこは足が8本ですよね?
同じようにオクターブという音楽用語には8が関係してきます。
「オクターブ上」と言うと「完全8度上」の音…
といった意味なのですが、何を言っているかわからない方はとりあえず、
ドレミファソラシドを一周した音と覚えていただければOKです!
ミのオクターブ上ならミファソラシドレミ…と一周した先のミの音のことです。
「最初のミ」を含めて数えると音が8個になります。
「1オクターブ下」なら、ミレドシラソファミ…と、下に一周した音の事をさします。

オクターバーって?

本題ですが、オクターバーとは、
原音に対して1オクターブ下の音(製品によっては2オクターブ下や上の音も)
同時に鳴らすことのできるエフェクターです。
似たようなエフェクターでピッチシフターと言うものがあります。
オクターブ以外にも3度上や5度上など、色々な音を足すことが出来るエフェクターです!

そんな便利なエフェクターがあるのに、なぜオクターブだけを足せるオクターバーが存在するのでしょう?
ベーシストによってはピッチシフターとオクターバーの両方を使用している方もいます。
ピッチシフターを使うのとオクターバーを使うのとでは何が違うのでしょう?

ピッチシフターとオクターバー

回路

(※画像はイメージです)

まず、ピッチシフターは「デジタル回路」です。
ざっくりと説明すると、元々不安定なギターの音程を正確に検出してハーモニーを加える複雑な処理が必要だからです。

一方でオクターバーは基本原理がシンプルなため、アナログ回路、もしくはデジタル回路によるアナログモデリングのものが主流です。
デジタルのピッチシフターとアナログのオクターバーでは音に違いがあり、アナログの独特な音を好むプレーヤーがほとんどです。

また、ピッチシフターはどうしても複雑なものになってしまう為、レイテンシー(弾いてから音が出るまでの時差)が発生しやすい傾向にあります。
その点、基本原理がシンプルなオクターバーはレイテンシーが低い(反応が早い)傾向にあります。

まとめると?

ピッチシフターの方が便利だけど、オクターバーの方が音も反応速度もいいですよー、ということです!
さて、オクターバーが何者かも分かったところで、商品紹介にいきましょう!
まずはメーカー紹介から。

EBS

EBSは元々スタジオ機器のサポートをしていたメンバーが、
「ベーシストにとって本当に必要な機器を設計し提供していこう」、
という思いのもとに設立されたメーカーです。
これまであまりなかったベース専用のエフェクターを多数開発し、高い評価を得てきました。
EBSのエフェクターの信頼性は非常に高く、ベーシストの中でもとりわけトッププレーヤーが使用している印象があります。

ベースプレーヤーが何かエフェクターを買おうと思ったとき、まず初めに思い浮かぶブランドの一つではないでしょうか?
今回はそんなEBSからOCTABASS(しかも特価品!)をご紹介!

OCTABASS

EBS OCTABASS

メーカー 型名 販売価格(税込)
EBS OCTABASS ¥11,772
通常¥17,498のところ旧型のため一台限りの大特価!

・演奏に支障をきたさない低レイテンシー設計

・RANGEスイッチにより演奏する音域に適したモードを選択可能

・2、3音鳴らしても最低音からピッチを検出

弾いてみた。

つたない演奏で申しわけないですが、試奏してみました!
RANGEスイッチ(モードセレクターと言うそうです)は普通のベースだと基本的に【MID】で良いらしいです。
低音域で使いたいときだけ【LOW】にして、ピッコロベースなどで使い場合は【HIGH】にするといいそうです!

肝心の感触なのですが、やはり反応が早い!
16分音符を弾いたりスライドさせてみても全く遅れがありません。
これは弾いていて気持ちいいですね。
反応が遅めのピッチシフターを使うとだいたいスライドをした時の遅れが気になるので、それに比べストレスフリーな演奏が出来ると思います。

オクターバーの使いどころとしては、ベースソロやリフを弾く時に踏むほか、
シンセベースっぽさを出すときにも使えます
普段弾いているフレーズにオクタ―バーをプラスすると意外にかっこよくなるかも?
それから、ファズと組み合わせることも多いですね!

さいごに

必需品とまではいきませんが、なかなかオツなエフェクターです。
オクターバーを使えるベーシストって、なんかいいですよね。
皆さんも店頭で試してみてぜひ素敵なオクターバーライフを始めてみてください。

ちなみに当店はピッチシフターも取り揃えております!
オクターバーの反応速度には一歩及ばずですが、最近のピッチシフターのクオリティは非常に高いです。
両方を試してみてご自身にあったものを購入するのも良いかと思います。

※在庫状況、展示状況は更新日時当時のものになります。在庫有無はお気軽にお問い合わせください。

皆様のご来店、心よりお待ちしております。
それではまた次回、もしくはお店でお会いしましょう!

この記事を書いたのは私です

FENDERBASS

エフェクター、バンドスコア担当の小池です。高校生の頃からベースを弾いている23歳。

最近お店でプログラマブルスイッチャーを使ったボードを組んで展示しています。
スイッチャーを使うことは踏みかえが楽ちんになる以外にもメリットがあるので、
近いうちにそのあたりもご紹介出来ればと思います!

それではまた次回お会いしましょう!

お問合せ先

店舗名 島村楽器 プレ葉ウォーク浜北店
電話番号 053-584-2611
営業時間 10:00~21:30
担当 小池

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