Music Alternative 第1回byベース講師宇野光俊先生

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2019年05月05日

*Music Alternative 第1回 ベースに興味のある方や音楽クリエイター向けに、音楽の世界における様々な”Alternative“を紹介していきます。 **Mick Karn 〜研ぎ澄まされた感覚が生んだオリジナリティ〜 今回紹介するのは少年時代の私が最も影響を受けたフレットレスベーシス […]

Music Alternative 第1回

ベースに興味のある方や音楽クリエイター向けに、音楽の世界における様々な”Alternative“を紹介していきます。

宇野先生

Mick Karn 〜研ぎ澄まされた感覚が生んだオリジナリティ〜

今回紹介するのは少年時代の私が最も影響を受けたフレットレスベーシスト、元JapanのMick Karnです。

Japan以外にもソロ作品、ゲスト参加等多数ありますが、彼の事を知らないという方にぜひ聴いていただきたいのは1993年のソロ作品「Bestial Cluster」です。(現在、音源は入手し難いと思いますが、収録曲はネット上にそこそこあります。)

Mickのベースを中心に据えた特異なバランスの曲が多く収録されておりますが、全体的にバンドサウンドでロック的な雰囲気も色濃い作品です。

テクニシャン揃いのフレットレス奏者の中で彼の演奏スキルは決して高度ではないものの、ハンマリング・プリング・グリッサンド・ヴィブラートといったラインを歌わせるテクニックの引き出しの多さは秀逸。

弦高を上げたベースをかなり強めのタッチで弾いていると思われる、立体感のある音色も個性的です。

そして何よりフレーズの発想が奇想天外。幼い頃からトルコ音楽を聴いて育った影響か、根本のハーモニー感覚が独特で、西洋音楽の方法論ではありえない音選びを違和感なく美しく奏でます。

時に打楽器的に、またある時はメロディ(主旋律、歌)に、音楽のあらゆる要素を絡め取っていくかようなラインを軸に音楽を構成する能力から、もの凄く耳が良い人なのだと想像できます。

そんな彼から当時の私は「一般のセオリーなんて気にせず、自身の感覚を信じられるところまで研ぎ澄ませ!」というメッセージを自分勝手に受け取ってました。

ベースという楽器は低音でルートを弾くというのが一般的な音楽での位置付けだけれども、本当はもっと自由な楽器なのではないか?

ベースを弾き始めた頃からそんな事を考えていた自分にとって、彼はまさに”Alternative“を体現していた存在であったと思うのです。

宇野先生_演奏写真

演奏動画

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