エレキギター弦の選び方!

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2018年10月05日

*弦の種類、特長、について 始められたばかりの方は、エレキギターの弦を交換しようと思っても数や種類が多すぎて何を選んでいいか分からず、迷ってしまうしまうと思います。 そんなわけで今回は弦を選ぶときのポイントを簡単に解説させて頂きますので、お役に立てれば幸いです。 *弦の太さ(ゲージ)について 弦の太 […]

弦の種類、特長、について

始められたばかりの方は、エレキギターの弦を交換しようと思っても数や種類が多すぎて何を選んでいいか分からず、迷ってしまうしまうと思います。

そんなわけで今回は弦を選ぶときのポイントを簡単に解説させて頂きますので、お役に立てれば幸いです。

弦の太さ(ゲージ)について

弦の太さは、弾き心地にもサウンドにも影響するしてきますので、重要なポイントです。

代表的なゲージは、以下の通りです。

※ただしメーカーによって名称や、各弦の組み合わせが多少異なる場合がありますのでご注意ください。
エクストラスーパーライト

  • 1弦・・・0.008
  • 2弦・・・0.010
  • 3弦・・・0.015
  • 4弦・・・0.021
  • 5弦・・・0.030
  • 6弦・・・0.038
スーパーライト
(ライト)

  • 1弦・・・0.009
  • 2弦・・・0.011
  • 3弦・・・0.016
  • 4弦・・・0.024
  • 5弦・・・0.032
  • 6弦・・・0.042
カスタムライト
ダダリオではスーパーライトトップ/レギュラーボトムと呼称しています。
(1~3弦がスーパーライト、4~6弦がレギュラーライト)

  • 1弦・・・0.009
  • 2弦・・・0.011
  • 3弦・・・0.016
  • 4弦・・・0.026
  • 5弦・・・0.036
  • 6弦・・・0.046
レギュラーライト
(レギュラー)

  • 1弦・・・0.010
  • 2弦・・・0.013
  • 3弦・・・0.017
  • 4弦・・・0.026
  • 5弦・・・0.036
  • 6弦・・・0.046
ミディアム

  • 1弦・・・0.011
  • 2弦・・・0.014
  • 3弦・・・0.018
  • 4弦・・・0.028
  • 5弦・・・0.038
  • 6弦・・・0.049

お使いのギターによって異なりますが、スーパーライト、レギュラーライトが基本となります。

それよりも細くなると比較的弦が押さえやすくなりますが、音色は若干弱くなります。

逆に太くすると押さえるときに力はいりますが、迫力のある音色になります。

弦の素材について

素材もサウンドに大きく関わる要素です。

各メーカーから様々な素材を用いた弦が発売されていますが、ここでは代表的なものをピックアップしたいと思います。

ニッケル

現在大多数のメーカーから発売されている最もポピュラーと言っていい素材です。

サウンドはバランスが良く迷ったらこの素材の弦を選ぶと間違いは少ないです。

ピュアニッケル

ニッケルの合有量が多い合金で、各メーカーヴィンテージサウンドを標榜としていることが多いです。

50~60年代のサウンドを狙うのであれば1度試してみることをオススメします。

スチール

いわゆる鉄、鋼ですが、弦の世界では錆びづらいステンレスを指すことが多いです。

シャープなサウンドで高音域が良く出る傾向にあります。

コーティング

今まで上げていた素材とは少し意味合いが異なりますが、弦の上からポリマーなどの薄い膜がコーティングしてあります。

コーティングする手間がかかるのでお値段も少し高くなりますが、錆に強く長いあいだ新鮮なトーンが続き、長寿命です。

が当店ではコーティング弦ですと、クリアトーン、エリクサー人気が高いです。


巻き弦の芯(コア)について

巻き弦とはエレキギターでは、4~6弦の見た目がぐるぐるとらせん状になっている弦の呼び名です。(1~3弦の針がねみたいな弦はプレーン弦と呼んだりします。)

その巻き弦の芯は2つに分けられ、ヘックス(ヘキサ)コア、ラウンドコアがあります。

違いは以下の通りです。

ヘックスコア

エレキギターではこちらの方がポピュラーだと思います。

芯を輪切りにすると六角形になっています。(切ってみてもとても細いので目視は出来ないです。)

巻き線が六角の角に食いつくようになるのでゆるみがうまれづらく張りのある音が長続きします。

また、芯線と巻き線の接する面積が狭いので柔軟性があり押さえるときに軽い力で押さえられる傾向にあります。

ラウンドコア

真円の芯です。巻き線が芯線にふれる面積が多く、きつく巻き付けることが出来ます。

押さえるときに固く感じますが、ピックではじいたときに弦が奇麗に揺れるため音が奇麗に伸びる傾向にあります。

エレキギターよりもエレキベースの弦の方がラウンドコアを採用されているものが多い印象ですが、DRなどギターでも採用している弦を製造しているメーカーはあります。

まとめ

最後に選び方のポイントをまとめると、

  • 弦の太さはレギュラーライト・スーパーライトを基準にし、もう少しサウンドに迫力が欲しければ太いもの、演奏性を求めるのであれば細いものを選ぶ。
  • 材質はニッケルを基本に、ビンテージサウンドを求める場合は、ピュアニッケル。シャープさを求める場合は、スチール。弦の寿命を長くしたい場合はコーティング弦を選ぶ。
  • 基本的に巻き弦はヘックスコアですが、ロングトーンを奇麗に伸ばしたい場合はラウンドコアの弦を選ぶ。

いかがでしょうか?

狙ったサウンドを出しやすいようゲージや素材の特徴から、選ぶポイントを絞って考えられそうな気がしませんか?

今回は、簡単な説明のみなので、ほかにも気になる点はあると思います。

そんな時はどんどんお気軽にお問合せ頂ければと思います!

ご来店お待ちしております。

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