【作曲、配信】楽曲製作、ネット配信を考えている方は必見!オーディオインターフェイスの選び方やおすすめ商品!

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2021年10月22日

こんにちは、スタッフの[#P:title=村澤]です! PCでの音楽制作が主流となりつつある上、在宅時間の増加で作曲やライブ配信に挑戦してみたいという方も多いのではないかと思います。 その際にまず必要になるものとして、「作曲ソフト」や「配信アカウント」も重要なのですが、同じく重要となるのが[!!「オ […]

こんにちは、スタッフの村澤です!

PCでの音楽制作が主流となりつつある上、在宅時間の増加で作曲やライブ配信に挑戦してみたいという方も多いのではないかと思います。

その際にまず必要になるものとして、「作曲ソフト」や「配信アカウント」も重要なのですが、同じく重要となるのが「オーディオインターフェイス」です!

しかし、

「そもそもオーディオインターフェイスって?」

「たくさんあってよく分からない」

という方も多いのではないでしょうか?

今回はそんなオーディオインターフェイスの選ぶポイントと、当店のおススメ機種をご紹介したいと思います!!

もくじ

オーディオインターフェイスとは?

オーディオインターフェイスとは、簡単に言えばコンピュータにおける「音の出入り口」のことを指します。

・マイクやギターの音を取り込む“音の入口”の役目

・取り込んだ音やパソコン内部の打ち込みの音をスピーカーやヘッドフォンに送る“音の出口”の役目

を果たします。

例えばマイクの音をオーディオインターフェイス"なし"でパソコンに取り込む場合、マイクの入力端子自体が付いていない、もしくは端子はあってもイヤホンの先端のような「ミニジャック」と呼ばれる形状のものがほとんどです。

ちなみに、一般的な録音やライブなどで使われるマイクの形状は「XLR/キャノン端子」というものになります。

XLR端子について細かく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。


いきなりですが、たとえばマイクをパソコンにどうにか接続できたとします。

すると雑音が入り込んでしまったり、適切な音量を得られなかったりします。

主にパソコンに搭載されているマイク、ヘッドホン出力端子は"最低限"の機能を果たしているものです。

簡単に言い換えれば、「電話越しのような音質」となります。

なので録音したり楽曲を作るためにはこれではとても不十分なのです。

そのため重要になってくるのが、「オーディオインターフェイス」です!

オーディオインターフェイスを経由して接続すると、音質も向上して雑音も入らなくなるのです!

また、PCから音を再生する際もこの「オーディオインターフェイス」は重要です。

パソコンから直接出力する場合にも、音質が劣化したり雑音が入ってしまいます。

細かく言うと、AD/DAコンバータ(デジタル信号を"音として"アナログ信号に変換する機能)の品質や性能がPCとオーディオインターフェイスで大きく異なるためです。

なので、作品を仕上げる上ではオーディオインターフェイスは必需品と言えます。


オーディオインターフェイスを選ぶ際のポイント


続いて「オーディオインターフェイスを選ぶポイント」を項目別にご紹介致します!

もくじ

入出力を考える

オーディオインターフェイスを選ぶ際に、まず重要となるのがこの「入出力」です。

どれだけ楽器を同時にレコーディングできるかの“入力”の数と、どれだけの音を同時に出せるかという“出力”の数の事です。

何を録音したいか、何項目のトラックを出力したいかによって選び方が変わってきます。

一般的な自宅での録音作業なら、「2in2out(2つの入力と2つの出力)」

バンド全体・ドラムレコーディングなどは、それ以上のin/outが必要になります。

使用者によって"同期演奏"と呼ばれる手法を使われる方がいますが、それにおいても入出力の数は非常に重要となってきます。

また、オーディオインターフェイスによっては入力端子がギターやベースなどの楽器に特化した入力を持つもの

高品位なパーツなどを採用し、マイクの音質が他製品より向上するものなど、様々な違いがあります。

こちらも注視しつつ、目的・用途に応じてしっかり検討して選んでいくのがオススメです!

価格/音質を考える

「1万円~3万円くらいの価格差ならそこまで違いがないのでは?」と思われる方もいると思われますが、そうとは限りません。

値段が違えばその分、再生や録音の音質も違ってきます。

限られた予算の中でもより良いレコーディングをするために、一度考えてみる必要があると思います。

たった5,000円の違いでも音質は良くなります!

たとえば、同じメーカーのシリーズでもグレードがひとつ上がるだけで録音される音がすごくクリアになったり、

“マイクプリアンプ”というオーディオインターフェイスの入力段にある部分をこだわって商品化されているモデルなどもあります。

このようなところが価格に影響してくるのです。

入力・録音されるマイクや楽器の音が違ってくることはもちろん、録音したり打ち込んだりして曲を制作したり、どれだけ高音質に音を再生できるかという点においても、オーディオインターフェイスの品質は影響します。

ご自身のとって最高の曲を作るためにも、いい音質で鑑賞を味わうためにも、オーディオインターフェイスの品質には是非こだわって頂きたいです!

接続端子

パソコンと接続する際の端子も要チェックです!

現行モデルは基本的にUSBで接続するモデルが大半と思いますが、USBにもType-A,B,Cや、2.0とか3.0など、様々な規格が枝分かれしています。

その他、USB以外にもMacユーザーの方にはなじみ深いThunderbolt端子(ライトニング)など、接続方法は実は色々あります。

規格が合わないと接続が出来ないので、そもそも動かせないという事が起こってしまいます!



いきなりですが、皆様はレイテンシーという言葉をご存知でしょうか?

これはコンピュータでの音楽制作の際の、アナログとデジタルのデータ変換処理に伴う発音の遅延のことを指す用語です。

声や楽器などを音楽ソフトに取り込み、それがヘッドホンやスピーカーを介して我々の耳に届きます。

それまでに必ずタイムラグが発生します。この遅延を「レイテンシー」と言い、技術的にゼロにすることは不可能です。

とはいえ、ラグが多いと満足なレコーディングや政策が出来ません。

そしてこの「レイテンシー」も、オーディオインターフェイス本体の製品精度によって変わってきます!

特にボーカルやギターなどで録音を行うためにも、この点はとても需要なポイントです。

もちろんライブ配信においての遅延は視聴者さんとのコミュニケーションにズレが生じてしまいやすいので少ないほうがいいですね!

レイテンシーの座学的な詳細についてはこちらの記事をご覧ください。

iOSとの接続

近年はパソコンだけでなくiPhoneやiPadなどの音楽制作アプリも充実してきています。
Apple社が無料提供しているGarageBandやSteinberg社のCubasis3など強力なアプリがたくさんあり、オーディオインターフェイスにおいても“iOSで使用出来る”という点が強く求められるようになってきています。

昨今のモデルはiOSで使用出来る事が多いのですが、とても高級なモデルなどはiOSで動作させることができなかったりします。

また、iOSとの接続の手順も機種によって異なるので要注意です。

付属のLigtningケーブルだけでiOSとオーディオインターフェイスを接続するように簡単に使えるモデルもあれば、

USBケーブルの先端を「カメラアダプター」という変換プラグで切り替えた上に別途でオーディオインターフェイスへ電源を供給して使うようなものもあれば

電源の取れる「USBハブ」を使用しなければうまく接続できないものまで様々です。

パソコンでしか使わないという方は無視しても構いませんが、iOSでも作曲したいという方はここを見定める必要があります。

個人的にはとても便利なポイントになるので、iOS対応モデルを推奨させていただきたいです!

付属ソフトや付加価値

機種によってDAWソフトや音源、編集用のプラグインなどが無料で付いてくる場合が多いです。

例えば、Cubaseシリーズなどを展開するSteinberg社のオーディオインターフェイスであればCubase AIという無料版のCubaseが付属します。

他にも、Native Instruments社のモデルであればKOMPLETE STARTという同社の16種のプロ品質のシンセとサンプルなどが網羅されたソフトが付帯します。

これらはすぐに楽曲制作に取り入れる事が出来るのでとても便利です!

こういった点も、ご自身の音楽制作に必要なものと照らし合わせじっくりと選んでいきましょう!

ループバック機能について

最近YouTubeなどのライブ配信(生放送)が増えてきています。そんな中でもこのオーディオインターフェイスが活躍します!

配信でカラオケ企画をやろう!と思っている方は特に必見です!

オーディオインターフェイスには「ループバック機能」が付いているものがあります。

この「ループバック機能」というのは、オーディオインターフェイスにつないだマイクや楽器の音声とパソコンで再生するBGMや効果音を混ぜ、再度パソコンに戻すことの出来る機能の事です!

言い換えると"オーディオインターフェイスに繋いで出力した音"や、"PCから出力される音"をすべてミックスした音をPCに出力することが出来るということです!

この機能があれば、通話中に自分のパソコンの音を相手に届けられたり、パソコン上のあらゆる音を録音することができるのです。

DAW上では使えないけれど音源として使いたい…という音がある場合にも、ループバック機能を使ってDAWに録音することが可能です!

おすすめのオーディオインターフェイス

ここからは当店で取り扱っているおすすめのオーディオインターフェイスを3つ紹介いたします!

Steinberg UR22Mk-2

メーカー Steinberg
型名 UR22Mk-2
商品名 オーディオインターフェイス
販売価格(税込) ¥15,950

せっかく曲を作るなら、どこで録音したとしても素晴らしい音質で仕上げたい。そんな思いがコンパクトなボディに驚くようなハイクオリティサウンドを録音することが実現しました。
最大サンプリングレート 192 kHz、24ビット整数解像度に対応した最先端のAD / DA コンバーターを搭載してある上、iOS、iPadにも対応しています。
ループバック機能を搭載していて、作曲ソフトのCubase AIが付属しています!初心者でも扱いやすいです!

Steinberg UR24C

メーカー Steinberg
型名 UR24C
商品名 オーディオインターフェイス
販売価格(税込) ¥24,200

新登場の「モニターモード」により、DJ パフォーマンスにも最適。コンパクトなボディに凝縮したハイクオリティサウンドと機能、そしてPCからiOSデバイスまで幅広い対応。
パフォーマンス / 制作切り替えが可能なモニターモードが特徴。MIDI入出力も搭載してあります。
こちらもループバック機能が搭載してある上、作曲ソフトのCubase AIが付属しています!本格的に始めたい第一歩として買うのにピッタリだと思います!

ヤマハ AG-03

メーカー ヤマハ
型名 AG-03
商品名 ウェブキャスティングミキサー
販売価格(税込) ¥16,500

3つ目はウェブキャスティングミキサーになりますが、本当におすすめしたいのでさせていただきます。

ウェブキャスティングに便利な機能を備えた音楽・音声用3チャンネルミキサーです。ループバックに対応した2チャンネルUSBオーディオインターフェース機能を備えています。
最大サンプリングレート 192 kHz、24ビット整数解像度に対応している上、エフェクトを1タッチで書けることが可能です。
iPad接続に対応していて、多くのライン入力にも対応しているので気軽に始めたい方にピッタリだと思います!操作や設定がとても簡単なのでいつでもどこでも高音質での録音が可能です!

・ウェブキャスティングミキサーってなに?

インターネット配信をサポートするツールです!

演奏、歌、ゲームなど、ネットの向こう側に聞かせたいものを簡単に、高音質でインターネット配信できるものになります!

まとめ

オーディオインターフェイスにはたくさんの種類があり、「適当に安いタイプを買えば大丈夫!」という訳ではありません。

ご自身のやりたいもの、それをする機器、それらに合わせてオーディオインターフェイスを決める必要があると思います!

これを機に作曲や配信を始めようとしている方は是非とも島村楽器イオン四日市尾平店へ足を運んでみてください!

紹介しました商品以外の取り扱いや、欲しい機器のお取り寄せを実施しております。
在庫状況やご不明点があれば、お気軽にお問合せください!

この記事の投稿スタッフ

投稿者 村澤
プロフィール 一番好きなバンド、BUMP OF CHICKENさんに憧れて自宅で録音をするためにオーディオインターフェイスと作曲ソフトにお金を溶かしてしまいました。とても高かったです。しかしそのオーディオインターフェイスでひとまずYouTube配信を始めた上、ソフトを使用して作曲などをしておりますので機能は少しずつ把握出来てきています!せっかく買うなら高品質で安価なものを買ってなるべく失敗しないように…!という精神でお客様にも良い買い物を提案出来るように日々頑張っています!お気軽にお声掛け下さい!(今はギターやマイクについて絶賛勉強中です)

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