話題沸騰!好評判!Ibanez AZシリーズの違いをレビューしてみた!~PrestigeとPremiumの違いを語る!~

梅田ロフト店

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2019年04月05日

*AZシリーズからAXION LABELまで幅広く入荷致しました! こんにちは。]]梅田ロフト店メタルギター担当の丸谷です。]]最近車を購入しまして、鬼のローンに苦しんでいます。]]最近WEB記事作成を任されるようにました!]]早速ですが、今回は私の大好きなギターブランド”Ibanez”のご紹介。] […]

AZシリーズからAXION LABELまで幅広く入荷致しました!

こんにちは。
梅田ロフト店メタルギター担当の丸谷です。
最近車を購入しまして、鬼のローンに苦しんでいます。
最近WEB記事作成を任されるようにました!
早速ですが、今回は私の大好きなギターブランド”Ibanez”のご紹介。
Ibanezの中でも、新たなギタートレンドとなっているAZシリーズを主に紹介させて頂きます~!

AZシリーズとは?

AZシリーズとはIbanezが持つ技術の全て、A~Zを詰め込んだモデルです。
ネックのローステッドメイプルには宮城県仙台市で考案された技術によって加工製作される、
「S-TECH WOOD」が採用されています。
楽器での採用はAZシリーズが初めてだそうです。
ローステッドウッドの中でも非常に高品質な部類に入るとのことですね。
日本の環境においてネックのお手入れなどは非常にシビアですが、
AZシリーズ、特にPrestigeではネックの強度も強く環境に左右されにくい加工をされています。
ネックシェイプにおいてもIbanezでは専用となるOval Cシェイプを採用しており、
非常に握り心地の良いネックに仕上がっています。
ピックアップにも専用に開発されたSeymour Duncan Hyperionを搭載。
更には10通りのPUセレクターが可能なPower Tap/Alter Switchも搭載しています。

目次


PrestigeとPremiumの違い

生産国における違い

ネック材の加工における違い

Hyperionピックアップは?

担当者的感想

買うならPrestige?Premum?

商品一覧

お問合せ


 

PrestigeとPremiumの違いは?

ところで実際のサウンドや弾き心地はどうなのか、
といったポイントですが実は結構違いがあったりします。
まずは表をご覧ください。

Prestige Premium
生産国 日本 インドネシア
Neck AZ Oval C S-TECH WOOD neck/Roasted Maple AZ neck/Roasted Maple
FretBoard S-TECH WOOD Roasted Maple/Black dot inlay Roasted Maple/Black dot inlay
Frets Jumbo Stainless Steel frets Jumbo Stainless Steel frets
Bridge T1802 by Gotoh® bridge T1502 by Gotoh® bridge
Pickups Seymour Duncan® Hyperion™ Seymour Duncan® Hyperion™
Nut Bone nut Graph Tech® TUSQ XL nut

実物をパッと見た感じ違いが分かりにくいのですが、スペックで見ると違いますね。

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生産国における品質の違い

(上がPrestigeで下がPremiumです)

まず生産国に関してはPrestigeモデルは日本で生産されています。
実際に弾いてみて得られた感触や違いは、
工場出荷段階での初期セットアップが、Prestigeの方が良いように感じられました。
具体的には弦高の高さ、ネックの微妙な反り、ブリッジのフローティング具合などです。
基本的に当店のエレキギターは入荷したのちに検品を行うのですが、

そのままでも弾きやすくサウンドも良い個体が多く感じられたのはPrestige
セットアップを詰めて行うと非常に良くなるのがPremium

といった感触でした。
もちろん当店のエレキギターはIbanez問わずセットアップを定期的に行っておりますのでご安心下さい。

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S-TECH WOODの凄さ

(上がPrestigeで下がPremiumです。)

ネックと指板に関してはPrestigeではS-TECH WOODを使用しており、
PremiumではS-TECHではないローストメイプルとなっております。
S-TECH WOODの特徴としてローストの色味が濃く、外気や環境にも非常に強く、耐性も優れています。
サウンド面に関しても弦鳴りが優れており、クリーンでも音の芯はしっかりとしていて、
プレイヤーが気持ちいいと感じるサウンドを出してくれます。
ブリッジでは大きな違いとして

PrestigeではS-TECH WOOD、チタンサドルが使用され
Premiumではスチールサドルとなっています。

ステンレスフレットではプレイヤーによってはある一定の高域が伸びにくい、出にくいと感じる部分を
チタンサドルで補っているのでは、と個人的には思います。

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専用ピックアップ「Seymour Duncan® Hyperion™」

両モデルに搭載されているHyperionには違いが無く、10通りのPUセレクターが可能な(SSHでは9通り)
Power Tap/Alter Switchも搭載し、ピッキングに対して素直でニュアンスを十分につけてくれます。
ハイゲイン系ではありませんが、プレイヤー次第によっては強くピッキングすれば応じて音も太めに、
ハイゲインのようなサウンドになります。
ハーフトーンをローゲインで歪ませたリフや、R&B/Neo Soul系のコードワークがトレンドになっていますが、ハーフトーンはもちろん、アーミングも2点式なのでストレスがありません。
ストレートなロックやLA系でも歪ませて強めのピッキングを入れてやれば素直に答えてくれます。

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担当者が使ってみた感想

実は私、AZ2402を所有しておりまして、約半年間使ってみた上での感想ですが、
ヘッド・キャビネットがセパレートタイプのアンプ(MarshallやMesa)で歪ませタップさせると
非常にギャップが分かりやすく、言い直せば非常に効果的だと感じました。
タップを使わずハーフトーンにするといい感じに音も締まり、軽く歪ませて強くピッキングしてやると
ギターサウンドいうサチュレーション感が絶妙に良く出ます。
ロー感も絶妙でタップを入れるとシングルモードでもハーフトーンでも音に強みが増すので、
アンプをいじらなくてもステージで即対応出来ます。
また個人的に所有しているAZ2402は外気に本当に強く、ハードケースに入れて保管していますが、
今のところネックの大きな動きもなくねじれなどもない状況です。
クリーンに関しては敬遠されがちなIbanezですが、AZに関しては本当に大体のことは何でも出来るギターですので多機能かつモダンで、オールラウンダーなギターをお探しの方には是非オススメ致します。

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で、結局どっちを選べばいいの?

細かいことをつらつらと書かせて頂きましたが、あえてサウンドだけで言うと

・ピッキングの強弱は優先してはっきりつけたい
・ロー感がある程度ちゃんとある方が良い
・クリーンでもハイゲインでも少し太めの方が良い
・メインでSuhrやTom Anderson等を使用していてサブ機でお考えや、
 一本で現場からライブまでこなしたい方は
Prestigeモデル
・ピッキングの強弱は優先してはっきりつけたい
・そこまでロー感は無くても良い
 早いパッセージを良く弾き、少し軽めのサウンドが好み
・2本目としての導入、コスパを重視したい方は
Premiumモデル

是非参考、目安にしてみて下さい。
また当店での試奏、購入サポートもモチロン承ります。

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当店展示商品はこちら

画像をクリックするとデジマートへ移動できます。

AZ2402 / Pink Flat

メーカー 型番 販売価格
(税込)
Ibanez AZ2402 ¥214,920

SPOT MODELとしてPink Flatの塗装が施されたAZ2402です。
類似したカラーでPolyphiaのTimが使用していたこともあり、反響の多いモデルです。
(Timが使用していたProtoはカラーの他にピックアップ、コントロールノブのカラーが違うようです。
Pearl White Flatと同じくマットフィニッシュで仕上がっております。

AZ2402 / Ice Cold Metallic

メーカー 型番 販売価格
(税込)
Ibanez AZ2402 ¥214,920

こちらはTri-fade Burst Flatと同じくスタンダードカラーのAZ2402です。
SPOT MODELのSea Foam Greenと同じくグロスフィニッシュになります。
実物のカラーとしては意外と落ち着いたブルーで嫌な派手さは無く、
どなたでもどんなファッションでも似合うカラーです。
是非実物を一度ご覧頂きたいカラーです。

AZ2204 / Scarlet

メーカー 型番 販売価格
(税込)
Ibanez AZ2204 ¥214,920

SPOT MODELカラーのAZ2204 / Scarletです。
Fiesta Redより少し明るめのカラーです。
AZ2402の違いとして、ネックのディメンションが少し異なります。
共通してナット、スケール、RのWidth(幅)は同じですが、2402は24Fで57mm(Width)で2204は22Fで56.4(Width)となります。
握ってみると意外と違いを感じれますので是非一度ご試奏下さい。
サウンドの面では、SSH仕様ですのでカッティングのフレーズやクリーントーンでのサウンドが2402よりも柔らかく、より楽曲やプレイ面に対して柔軟になっています。
タップモードでは、フロントポジションでセンターとフロントでシリーズ(直列)接続になり、
疑似的なハムバッカーサウンドを作り出すことが可能です。

TQM1 Tom Quayle Signature Model

メーカー 型番 販売価格
(税込)
Ibanez TQM1 ¥302,400

レガート奏法で有名なTom Quayleですが、その通りでレガートを多く使うプレイヤーには
かなりマッチングすると思います。
Monkeypod Top/Alder Bodyに22F,SSH配列ということもありサウンドメイクでもしっかりとした
線の強い音を出してくれます。
(個人的には一番好きです。)

MM1 Martin Miller Signature Model

メーカー 型番 販売価格
(税込)
Ibanez MM1 ¥302,400

Tomと同じくシグネイチャーの発表で世間をざわつかせたMartin Miller。
HHですがピッキングのニュアンスに敏感で、ダイナミクスの強弱をはっきりと反映してくれます。
Tomのモデルとボディ材が異なりFlame Maple Top/African Mahoganyになっていますので、
ローミッドの温かみがはっきりと感じ取れます。

SLM10

メーカー 型番 販売価格
(税込)
Ibanez SLM10 ¥162,000

Scott LePage / Polyphiaモデルです。
個人的にはScottのモデルが一番バランス的に良く、Timのモデルがリアがよりウェット音に対して
クリーン感が強く、バンドでのサウンドがマッチングされているのでは、と思います。

AXION LABELシリーズ

メタルや現代のメタルコア(Progressive Metal Core等)をコンセプト/ターゲットに持ちつつ、
より込み入ったサウンドメイクやプレイスタイルを好むプレイヤーに向けて造られたAXION LABEL。
こちらも革新的なデザインや機能を持っています。
ネックはNitro Wizard(5pc Panga Panga /Walnut)で、剛性とサステインを実現しています。
フレットにはゼロ度以下の特別な冷却行程(“Sub-zero”トリートメント)を経ることで安定性/耐久性を通常よりも向上させたニッケル・シルバー(洋白)フレットを装備しています。
ライブパフォーマンスが激しいプレイヤーにも安心して使えるようにSchaller S-Lockストラップ・ロック・ピンを採用し、サイドインレイ・ロゴには蓄光素材を使用。
Bareknuckle/Fishmanを搭載しているモデルもラインアップされています。


RGA60AL

メーカー 型番 販売価格
(税込)
Ibanez RGA60AL ¥170,100

ロックトレモロ搭載のモデルです。
アーミングを駆使し、リードやコードワークを演奏したいと思っていたIRON LABELユーザーも少なくはないはずです。
Ash BodyにBareKnuckle Aftermathを搭載したサウンドはエッジの効いたサウンドで、近年におけるDjentサウンドに大きく適していると感じます。

RGA61AL

メーカー 型番 販売価格
(税込)
Ibanez RGA61AL ¥166,104

こちらはノントレモロのモデルです。
Spectionの違いはありますがRGA60ALとの違いは言葉では説明しづらいので是非店頭でお試しください。
(すみません...)

その他エントリーモデルのRGも展示中!

ぜひギターの購入や試奏には担当の丸谷か久保までご用命ください。

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お問い合わせ

当店では様々なエレキギターを展示中です。
是非お気軽にご来店、ご連絡下さい。

店舗名 島村楽器 梅田ロフト店
電話番号 06-6292-7905
当社HPからの問い合わせ先 お問い合わせ先
担当 久保/丸谷

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