第2回! 久保の工房トツゲキインタビュー!~SAITO GUITARS編~

梅田ロフト店

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2018年04月26日

皆様こんにちは!梅田ロフト店エレキギター担当の久保と申します。]]今回も久保の工房トツゲキインタビュー第2回が始まりますよ!]]前回更新の第1回はご覧いただきましたでしょうか?]]まだの方は是非以下のリンクからご覧ください!! **[https://www.shimamura.co.jp/shop/ […]

皆様こんにちは!梅田ロフト店エレキギター担当の久保と申します。
今回も久保の工房トツゲキインタビュー第2回が始まりますよ!
前回更新の第1回はご覧いただきましたでしょうか?
まだの方は是非以下のリンクからご覧ください!!

第1回! 久保の工房トツゲキインタビュー!~dragonfly編~

この企画、久保が気になるギターメーカー、工房にトツゲキインタビューを実施!気になるあれこれを詳しく聞いちゃいます!

まぁトツゲキインタビューと申しましても、直接訪問は出来ていないのですが、そこはご愛敬・・・。

日本国内には様々なギター工房が存在しています。
小規模の工房もあれば、超大型の工場経営型の工房も存在していますね。
本企画は、久保が個人的に気になった工房に、質問をぶつけて答えて頂こうという企画です。

今回は第2回目。
ご紹介する工房様はコチラ!

SAITO GUITRS

(※ブランド名クリックで公式サイトへジャンプします)

~工房紹介~ ※公式サイト「About Us」内文章 引用

齋藤楽器工房は1991年から2013年まで、東京でギターリペアショップとして営業しておりました。楽器店、販売代理店、一般のお客様からお預かりした本数は数限りなく、私たちは修理から多くのことを学びました。数年前の中古、ビンテージブームもあり、価値のある年代物や、貴重な製作家のギターに触れる経験は、修理にとどまらず私たちの製作意欲をかきたてました。修理をするかたわらで、エレクトリックギター、ベース、アンプ、ギターピックアップ、アーチトップギターといろいろとオリジナルを製作してきました。2011年ハンドワイヤリングピックアップ"SAYTONE PICKUPS"をブランドとして立ち上げ、経験と知識を基にエレクトリックギターが作られた当時行われていた手巻きの手法を検証し、私たちが納得したものを生産しております。

ギター製造業に転換するきっかけになったものが、2012年に製作したオリジナルアーチトップギターでした。単板削り出しのアーチトップは当初、手作業と倣い加工機を使って製作しておりました。現在は機械で削り出しが可能になったため、均一な製品と生産台数を増やすことにより、ODM(Original Design Manufacturingの略)が可能になり、2014年からは自社ブランド"Saito Guitars"を始動。アーチトップギターを皮切りに、スチールギター"Saytone Handmade 4strings"、翌年にはエレクトリックギターもラインナップに加わりました。

製材からフィニッシュはもちろんのこと、ブリッジ、ピックガードなどのパーツ、ピックアップなど、オリジナルメイドにこだわった楽器製作こそが私たちの志すところであります。

しかし製造メーカーになるまでには、多くの方々の惜しみない協力があったからでした。私たちはこの仕事を継続できることに深く感謝して、常に向上することを忘れてはならないでしょう。

~以上 公式サイトより索引~~

ちなみに、SAITO GUITARSは、”齋藤楽器工房"の自社ブランド。
SAITO GUITARSという会社があるわけではありません。
前回のdragonflyもそうでしたが、近年「元々リペアや楽器製造を行っていなかった会社が製作を始める」
という流れが一般化してきているのかなと思います。
素晴らしいことだと思います。


社長 齋藤 正昭氏

高校卒業後、東京のギター製作専門学校の1期生として入学。卒業後、都内楽器店に就職。販売、リペアを担当する。
楽器店に席を置く中、長野のギター工場の寮に入って1年間、ギター製作の基礎及び塗装技術を学ぶ。
帰京後、しばらくして楽器店を退職。1991年5月、齋藤楽器工房を自宅近くで開業し、都内楽器店、販売代理店の調整、修理を請け負う。
一般の方々から直接リペアの受付をするため、2004年6月に世田谷区上馬にリペア専門店をオープン。

2008年12月、世田谷区から杉並区下高井戸へリペアショップを移転。しばらくして開業当初の塗装工房をここへ集約する。
2011年、ピックアップの試作開始。手巻きで製作するSaytone Handwiring Pickupsを発表、Crewsブランドのギターに搭載、単品販売開始。
2013年9月、埼玉県川口市へ移転。本格的にアーチトップギターのODM製造(委託者のブランドで製品を設計、生産)を開始。リペアショップから製造業へ。
2014年11月、オリジナルブランドSaito Guitars始動。楽器フェアにてアーチトップギター、ミニラップスチールギター発表、販売開始。
2015年5月、Saito Guitarsのソリッドギター、Sシリーズを発表、販売開始。
2017年4月、Saytone Handwiring Pickupsの単体・セット販売終了。引き続きSシリーズに搭載し、製造、開発を続ける。
2017年10月、Headless Guitar "S-HL7" を発表、販売開始。


インタビュー内容に参ります!

では早速インタビュー内容にまいります。

今回も、前回同様事前に質問内容を私が作成し、メールにてお返事を頂く形で実施させていただきました。

それでは、どうぞ!

(※一部上記紹介と重なる部分もございます)

⇒久保からの質問 ⇒齋藤さんからのご回答

~~以下インタビュー内容~~

※1CADとは・・・

⇒様々な分野の製造業で利用されていますが、”computer-aided design”の略称。
モノづくりをする際、コンピューターを使って製図することや、その際に用いるツールのことを指します。最近ではこのCADを導入してルーターを用いることにより、製品のクオリティ均一化、および生産性向上を狙う工房が増えています。



~~以上インタビュー内容~~

齋藤さん、インタビューへのご返答、本当にありがとうございます。

私が初めてSAITO GUITARSを弾いたのはたしか3年前の2015年9月。非常に洗練された見た目に無駄の無いデザインと、機能的でサウンドも抜群に良い万能ギター、という印象を感じたのを覚えています。

そこでこのギターのコンセプトが、先のインタビューで齋藤さんもおっしゃられていますが、「現代のミュージシャンに必要な道具を作る、よりシンプルで機能的な楽器を作る」であることを知り、深く感銘を受けました。

近年、様々な装飾が施されていたり、トップ材にグレードの高い木材が貼られていたりと、サウンドで訴求しつつ、見た目において強く価値訴求するギターが多いですよね。ギターを選ぶポイントで見た目も非常に大事な部分ですので、そんなギターたちも日本には絶対必要です。

そういった楽器製作をされている方たちも日頃並々ならぬ努力を重ねて仕様を考えたり、良い木材を仕入れる方法を考えたりと試行錯誤されていると思います。

ただ、「プレイヤーが使う楽器」に着目した際、大事になってくるのはやはり見た目よりも「サウンド、演奏性」だと思います。

SAITO GUITARSは近年の傾向の正に真逆を貫き、そして質の高い楽器を製作されていたんですね。非常に製作者様のコンセプトと、楽器の仕上がりがマッチした素晴らしい楽器だなぁ・・・と感じたのを覚えていますし、今でも同じくそう思います。

個人的に店で楽器を仕入れたりする際、客観的に見て「製作者の意図、コンセプトが出来上がった製品とマッチしている」というのは非常に大事にしています。図らずとも自分が好きだなと思う楽器もその部分がマッチしているものが多かったり。加えて、皆様が楽器を購入される際の検討材料としても、この項目は重要視していただくのも良いかもしれません。

もちろん、コンセプトとマッチしていない楽器でも、サウンドが抜群に良かったり、見た目がめちゃくちゃカッコよかったりすれば買っちゃうのもありですよね!


SAITO GUITARS、今後もますますユーザー様が増えていくこと間違いなしのギター工房だと思います。

素晴らしいです。

では、梅田ロフト店に展示中のギター達を紹介して参ります!

S-622/Ash/Rose 2H Cloud Black

ブランド SAITO GUITARS
型番 S-622/Ash/Rose 2H
商品の状態 新品
販売価格 ¥251,640(税込)
カラー Cloud Black
付属品 ハードケース、保証書

ライトアッシュ2P、ハードメイプルネック、ローズ指板のS-622 2ハムモデルです。こちらは梅田ロフト店オーダー品です。

こちら、コンセプトを決めてオーダーさせていただいたのですが、「ハードロックや深く歪ませたトーンが好きなプレイヤー向けに、少し暗めの落ち着きつつもさりげない部分でカッコよさを演出したギター」です。

SAITO GUITARSは近年若手のプレイヤーの方に絶大な人気を誇りつつ、大人のお客様からも一定数以上の支持を得ています。
本モデルはそんな大人でも気軽に店頭で試奏していただける、しかもサウンドも気に入って頂けるようなモデルを目指しました。

ピックアップカバーもHard Agedのカバーをチョイス。サウンドは、歪ませれば文句なしですし、クリーントーンでも非常に透き通った扱いやすいトーンが楽しめます。
大人の方向けにオーダーしましたが若手プレーヤーの方でも満足して弾いて頂けると思います!是非お試し下さい!!


S-622TLC/Ash/Rose Bonite

ブランド SAITO GUITARS
型番 S-622TLC/Ash/Rose
商品の状態 新品
販売価格 ¥248,400(税込)
カラー Bonite
付属品 ハードケース、保証書

ライトアッシュ2P、ハードメイプルネック、ローズ指板のS-622テレキャスターモデル。非常に歯切れの良いサウンドに仕上がっています。

テレキャスターのサウンドがお好きな方はこのS-622TLCでも楽しんで引いて頂けると思います。
また、本モデルですがその手触りの良さもオススメポイントだったりします。

このTLCはオープンポアーフィニッシュという、木材の杢目を目止めせずにそのままの質感を楽しめるようにでこぼこした状態のまま塗料を吹き付ける仕上げです。これにより、アッシュ材の様な杢目が綺麗に出ている木材を使用したギターの場合、塗装後もその杢目のでこぼこがそのまま残るので、より「木材感」が増します。

個人的に好きだったりします。SAITO GUITARSのモデルで定番モデルはストラトモデルのS-622ではありますが、このTLCモデルもまた違った魅力を持つギターですね。


S-724MS Rose Hip

ブランド SAITO GUITARS
型番 S-622TLC/Ash/Rose
商品の状態 新品
販売価格 ¥345,600(税込)
カラー Bonite
付属品 ハードケース、保証書

ライトアッシュボディ、ハードメイプルネック、ローズ指板仕様の7弦ファンドフレットモデル。

このモデルの魅力はなんといってもマルチスケール。1弦側648mm(25.4Inch)~7弦側686mm(27Inch)のスケールは、低音弦側を長くすることで張りのある低音を実現。
通常のギターとはまったく違うフレットの打ち方になりますが、実際に持ってみるとそれほど違和感もなく、和音等でもしっかりとフィンガリングすることが可能です。

7弦ギターながらプレイアビリティーも高く仕上がっています。本体重量自体は軽めなので、ゲキ重メタルサウンドまでは対応が難しいかもしれませんが、プログレメタル系の爽やかなメタルフレーズ等は演奏しやすいはずです。

マルチスケール用のオリジナルブリッジなど、細かい部分までこだわりぬいた一本です。

もちろんオーダーも可能です!!

もちろん梅田ロフト店でSAITO GUITRSのオーダー可能です!!
今までもたくさんのお客様からオーダーのご相談、ご注文を頂いておりますので、是非皆様もご相談にお立ちより下さい!!
お待ちしております!!^^



この記事を書いたのは、こんな人

久保 涼平 エレキギター担当

久保

好きなギターはストラトキャスター、好きなギタリストはJohn Mayer, Stevie Ray Vaughan, Eric Claptont、TSペダル2個繋ぎが大好き過ぎる久保です。ギター歴はざっと7年くらいです。いろんなギターに触り、音の質感を確かめたり、エフェクターとの相性を考えたりするのが好きです。いつか梅田ロフト店にJohnMayerを呼ぼうという野望も抱いていたり。アンプは一つに絞るとしたらFender派。Fenderであればなんでもいいです。他にも映画鑑賞したり散歩したり釣りにいったりと一人の時間をまったり過ごすのも好きだったり。機材相談、その他雑談諸々大歓迎です。いつでもお待ちしております。

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店舗名 島村楽器 梅田ロフト店
電話番号 06-6292-7905
当社HPからの問い合わせ先 こちら
担当 久保(クボ)

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