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【クラシックギター弦】クラシックギター弦の特徴と選び方

クラシックギター弦の世界へ!

皆さんこんにちは!クラシックギターには様々なメーカーから様々な弦が展開されていますが、実際にそれぞれの違いや特徴を意識して楽しんでみませんか?
演奏される楽曲や、楽器や音のお好みで素材やメーカーを選ぶのが奥深く、カスタマイズできるのが楽しめるポイントです。今回はそんなクラシックギター弦の世界をご紹介いたします!

目次

クラシックギター弦について

歴史的にはバイオリンなどの弦楽器と同様、天然素材の羊腸(ガット)で弦を作っていたのが始まりです。ですが、現在クラシックギターの弦は多くはナイロン製のものがほとんどです。
低音の4弦~6弦は銀メッキの銅線をナイロンに巻いた巻線弦(まきせんげん)で、高い音の方から1弦~3弦は透明な1本のナイロンであることが多いです。アコースティックギターやエレキギターではスチール弦(ニッケルなど素材が様々)が張られることが一般的ですが、それらに比べると、音色が優しく表現力や響きの豊さがクラシックギターの特徴ですよね。その音色を形作っているナイロン弦は弾いた時の振幅も大きく、弦同士の接触を防ぐためクラシックギターのネックは太く設計されています。


テンション

アコースティックギターやエレキギターは主に「ゲージ」(太さ)で弦を選び、演奏感や求める音色を探していきますが、クラシックギター弦では「テンション(張りの強さ)」で弦を選びます。大きく分けて3段階、ライト・テンション、ノーマル・テンション、ハードテンションがほとんどのメーカーで用意されており、さらに細かく分類しているメーカーもあります。

ライト・テンション (ロー・テンション)
比較的張力が弱めの弦です。音は柔らかい響きのものが多いのが特徴です。押さえ易く弾きやすいのですが、その反面強く弾きすぎるとビビりやすく、上手く押さえないと音程が悪くなる傾向があります。
ノーマル・テンション (ミディアム・テンション)
各メーカーの基準となるテンションと言えます。したがって、気になるメーカーのノーマル(ミディアム)テンションの弦を張り質感や音色の雰囲気を確かめるのに良いかと思います。
ハード・テンション (ハイ・テンション)
比較的張力が強めの弦です。音色は硬質で煌びやか、芯のある音が特徴です。しっかりとしたピッキングをされる方にオススメで、押弦には比較的他のテンションよりも力が必要となりますがピッチ感は良い傾向にあります。

素材ごとの特徴

ナイロン弦

1~3弦に良く使われている素材です。柔らかく深みのある音色が多く、クラシックギター弦の定番素材といえます。また水を吸うので手汗や湿気の影響に注意が必要で、紫外線で強度が落ちるため直射日光に晒さないように気を付けましょう。弦が太くなると音の輪郭がぼやける傾向にあります。

高精度な弦とは
高音弦は製法として温めたナイロンを成型機から引き出して長い原糸を作ったのちカットして作ります。温めたナイロンが冷える過程でどうしても変形します(ところてんや飴細工をイメージしてください)
そこから使える部分を選別したり、研磨で新円度をあげたりと各社精度を上げる工夫をしています。
一例ですがハナバッハ500HTはhigh precision nylon / 815HTはPrecision Round nylonと円形に言及しています。つまり、精度とは太さと新円度が均一な物が高精度といえます。

フロロカーボン弦

釣り糸によく使われている素材でウクレレなどの弦での広く親しまれている素材です。張りがあり、少し硬質な音色の印象があり、ナイロン弦に比べて伸縮率が低いので安定性が高く、3弦のみこの素材を使用しているセットも存在しています。ポイントで使用しても面白い素材です。

プラ巻き弦

一般的なナイロン弦とは全く違い少しザラザラしている素材で、フラメンコ等に多く愛用されておりレスポンスが劇的に向上するので表現力をより高めたい方にオススメ。

ガット弦

羊の腸を使っているため非常にデリケートな弦。ナイロン弦より更に柔らかい音色になり、深く表現力豊かな反面、少しチューニングが安定し辛く難しいというのも難点です。こういった背景から耐久性が高いナイロン弦が主流になりました。

代表メーカー紹介

AUGUSTINE (オーガスチン)

ナイロン弦の元祖とも言えるブランド。REGALSは高音弦の精度が高く安定した品質で張力がやや上がります。
禰寝考次郎氏、禰寝碧海氏、黒澤澄雄氏、茶位幸秀氏等、多くのギター製作家の出荷時弦に使用されています。

HANNABACH(ハナバッハ)

150年の歴史を持つ老舗弦メーカーでラインナップが非常に豊富なのが特徴。可憐で美しい音色が長く愛されています。
SLT(超ローテンション)は立ち上がりが素早くダブルトップとも好相性
横尾俊佑、横尾真人、西野春平(低音弦)なのギター製作家の出荷時弦に使用されています。

SAVAREZ(サバレス)

精度が高くピッチが安定しているのが特徴で力強くレスポンスも良いです。また他のメーカーにはあまりない革新的な弦が多いです。CREATIONシリーズは3弦がカーボン弦、PREMIUMシリーズは4,5,6弦の耐久性を向上させたハイグレードモデル
桜井・河野、桜井正毅の出荷時弦として使用されています。

D'Addario(ダダリオ)

アコースティックギターやエレキギターをはじめとした世界的に有名な老舗弦メーカーのダダリオ。クラシックギター弦「プロアルテ」という名前は広く親しまれています。世界的に愛されているブランドです。音色は扱いやすくやわらかめな音色です。

LABELLA(ラベラ)

イタリア発祥、ニューヨークに本社・工場を構え、現在もハンドメイドでの製造を続けているメーカー。透明感と立体感のある高音弦、ピッチと安定性に優れた低音弦が特徴で和音で鳴らした際の各弦のバランスも非常に優れています。黒澤哲郎、松井邦義(高音弦)の出荷時弦として使用されています。

色々なメーカーの弦を組み合わせて使ってみよう

プロのクラシックギター演奏家の方に多く見られる「高音弦は●●、低音弦は○○」といったように様々なメーカーを組み合わせて使用している方もいらしゃいます。
3弦だけ違うメーカー・素材にしているといったこともあるようです。こちらは音色に奥行や表現力を高めるためにされているそうで、真似しやすいプロの一工夫ですので、是非皆様の様々なメーカーや素材を組み合わせてみましょう!

弦に取り付けることで音色を補正するアイテム!

GGクリアトーン

弦とサドルの角度が鋭角になることによって、よりロス無く振動を楽器に伝達できるアクセサリーです。音の立ち上がりが早くなり、音色はクリアに変化します。ダブルホールの楽器と同様に各弦のサドルまでの角度も揃うため、より均一に響くようになります(私感)また弦の張り方によってのバラつきが減らせるのもポイント。通して結ぶだけなので弦交換も簡単にできるのでビギナーにもおすすめ。サドル角を稼げるので古い楽器などで過去にサドルを削っており弦圧が落ちている楽器にも有効です。

お好みの弾き心地、音色を探してみませんか?

島村楽器梅田ロフト店ではクラシックギター弦を幅広く展開中!
より詳しい弦の説明やクラシックギターについてのお問合せはギターアドバイザー下森まで!

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