初心者ベーシストの為の、おすすめ定番ベースエフェクター特集!

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2018年06月17日

*エフェクターを使ってみよう! 島村楽器津田沼店ベース担当の矢野です。夏ですね。]]こうも暑いと家でひたすら独りでベースを練習するしかない。]]となれば、ベースを始めた皆様の思うことは一つ [!!『エフェクターで色々音作りしてみてぇ...』!!] これに尽きることかと思います。]](違ったら言ってく […]

エフェクターを使ってみよう!

島村楽器津田沼店ベース担当の矢野です。夏ですね。
こうも暑いと家でひたすら独りでベースを練習するしかない。
となれば、ベースを始めた皆様の思うことは一つ

『エフェクターで色々音作りしてみてぇ...』

これに尽きることかと思います。
(違ったら言ってください。)

本記事ではこれから音作りの世界へ踏み込む方へ
ベースのエフェクターをご紹介します。

・エフェクターとは
・プリアンプ、EQ
・コンプレッサー
・歪み系
・空間、モジュレーション、その他
・マルチエフェクター
・エフェクターと一緒に揃える物

エフェクターとは

ベースとアンプの間に繋いで音を変化させる機械です。
スイッチを足で踏むことによってON/OFFを切り替えたり、ツマミでエフェクトの効き具合を好みに調整したり。

ベースの音が地味...かっこよくしたい
バンドで音が埋もれる...辛い...
好きなバンドの音源で鳴ってるベースの音、なにあれ...

そんな悩みに突き当たった時
エフェクターが解決してくれるかもしれません。

こんな記事を書いておいてなんですが
音作りの基本は機材ではなく己の右手と左手です!
エフェクターは、ベースやバンドへの興味や可能性を広げてくれるもの。頼りすぎは厳禁です。

プリアンプ、EQ

スタジオやライブでベースを弾くとき
普段と違うアンプが置いてあって困ることありますよね。
部屋の大きさや床の高さによって低音が回り込み過ぎたり、響かなすぎたり。
プリアンプやEQは、音場に応じて柔軟に帯域をカットブーストして、どこでも自分の音を作るのに活躍するエフェクターです。

MXR M80 Bass D.I+

プリアンプの定番機。3バンドEQにディストーション、ノイズフィルターなど完備
カラースイッチをONにするとロー感の強いドンシャリサウンドに変化します。
アンプに繋ぐ前の出音の調整役として、操作も簡単でお勧めです。

型名 価格(税込)
M80 BassD.I+ ¥ 20,412

Tech21 SANSAMP

M80と並ぶベースプリアンプの大定番
M80よりもつまめる周波数帯が多く、きめ細かい調整が可能
SANSAMPのドライブチャンネルは原音を残しつつ、煌びやかに歪んでいくイメージ
疾走感のあるビートやスラップを筆頭に、場面選ばず活躍します。

型名 価格(税込)
SANSAMP BASS DRIVER ¥ 33,480

HAO BASS LINER

上記2機種よりもさらに広く、5バンドのEQ操作が可能
特にミドルの可変周波数が広く、音の抜け方や立ち上がりを細かく調整出来ます。
GAINとLEVELが付いているため、音圧高目な質感もしっとりローゲインもばっちり調整出来ます。
ミュートスイッチが付いているのも◎

型名 価格(税込)
BASS LINER ¥ 24,732

DarkGlass B7K Ultra

国内外問わず近年プロアーティストの中で愛用者の多い名機
ミドルの可変周波数帯が3×3の9通り選べる上に、ローミッドハイミッドそれぞれのアタック感まで調整できる優れもの
歪みは、薄めにかけると固めなドライサウンド、深めに抱えるとざらついたファジーな雰囲気まで広く調整出来ます。
アダプター駆動専用なので注意

型名 価格(税込)
B7K Ultra ¥ 49,140

FreedomCGR Wildstomp

東京町田の下町工房にて、全てハンドメイドで作られるエフェクター。
EQ系プリアンプと決定的に異るのが、決め打ちされた低域側のサウンドと、
歪を司る倍音成分を含む高域側のサウンドの「 音量 」のミキシングで音作りをするという事。(メーカーHPより抜粋)
繋いでみると、フルチューブアンプに繋いだような力強くウォームな出音。
プリアンプというよりはヘッドアンプのような出音と操作感が実現された担当一押しのペダルです。

型名 価格(税込)
Wildstomp ¥ 61,560

コンプレッサー

直訳すると圧縮というような意味の機材。
ベースはもともとパワーの強い楽器なので
ピッキングの仕方や位置によって音量にばらつきが出やすいものです。
大い音を抑え、小さい音を持ち上げる役割を持ち
聴き易い出音に調節してくれるのがコンプレッサーです。

(かけると音の粒が揃い、綺麗なサウンドに仕上がりますが、自分の指での粒のコントロールがおろそかになりがち。頼りすぎ注意!)

EBS MULTI COMP

ベース向けのアンプやエフェクターに重きを置くEBSの定番コンプ。
ツマミがコンプとゲインの2つだけというシンプル設定
原音がぐっと持ち上がり繋ぐだけで太さが増します。
非常に操作が分かりやすく、効き具合も分かりやすいので最初の一台に大人気。

型名 価格(税込)
MULTI COMP ¥ 26,244

BOSS

EBSとは打って変わり、原音を生かしたナチュラルなコンプ。
Inputのインジケーター、4つのツマミ。きめ細かく設定したい方にオススメです。

スレッショルド

どのくらいの音の大きさから圧縮するか、コンプが効き始めるポイントを設定するツマミ
回せば回すほど指のタッチで動かせる範囲が狭まっていきます。

レシオ

スレッショルドを超えた音を、どれくらい圧縮するかを決めるツマミ。
回すほど均一で抑揚の少ない感じになります。アタック音やバズも前に出てきます。

リリース

音量がスレッショルドを下回った時、どれくらいの長さ圧縮を維持するかを決めます。
少々わかりづらいですが、リリースタイムを短くし過ぎると、圧縮して持ち上げた音が直ぐに元に戻り
サウンドが不自然に上下します。それを自然な減衰に整えるのがリリースです。
リリースが長いほど均一にサスティーンが長くなり、短いと音が途切れるようなかかり方になります。

非常に煩雑な説明になっていますが、実際に機材に触れて頂くと意外と直感的にこなせます
よくわからないなって方は是非一度試奏をしてみてください!

型名 価格(税込)
BC-1X ¥ 21,600

MXR Dyna Comp

ギタリストに愛用者が多く感じますが、ベーシストにも人気のペダル。
EBSと同じくツマミがシンプルで、ポーンと小気味のいい音の出方が特徴。
とてもかかり具合がわかりやすいです。お値段もお求めやすいです。

型名 価格(税込)
Dyna Comp ¥ 9,828

MXR Bass Compressor

そんなMXRがベーシストに向けて作ったのがこちらのペダル
本機はAttackのツマミが搭載されています

アタック

スレッショルドを越えた音を、圧縮し始める早さを決めるツマミです。
アタックが短いと、入力した音がすぐに潰れてより抑揚の少ないサウンドに。
長ければゆるやかに圧縮し始めて自然な感じの出音になります。

スレッショルドのツマミが見当たりませんが、Inputのツマミが結果的に似たような効能になります。
がっつり太くするコンプサウンドから、自然な薄化粧まで。幅広く使える優れものです。

型名 価格(税込)
Bass Compressor ¥ 25,920

歪み系

プリアンプのお話でも何度か出てきた「歪み」。ゆがみではなくひずみと読みます
ギタリストの足元にはほぼ必需品な彼らですが、ベーシストにももちろん使ってほしい物

サウンドの芯を残しつつゴリゴリとベースラインを前に押し出したり
ソロのタイミングでザラザラと攻撃的なサウンドを演出したり。
かけっぱなしにするか、部分的に踏むか、どれくらいの歪み量を設定するか
ベーシストとしての戦略が広がるペダルです。歪ませよう。

ODB3

しっかりと歪む定番ぺダル。ベースのDRYサウンドとODサウンドをミックスしながら、音抜けの良いオーバードライブ・サウンドが得られます。
いわゆるザラザラした質感の歪み。掛ければかけるほど低音成分が減り音が痩せるのでかけすぎ注意。
かけっぱなしにも、ソロ用にも。幅広くサウンドがブレンドできます。

型名 価格(税込)
ODB3 ¥ 10,800

BB1X

ODB3とは対照的に、ギラギラと尖っていくような鋭い歪み
程よいコンプ具合も同時に兼ねており
掛けっぱなしで基本的な音色として採用できそうな冷たい歪み方です。
EQも2バンド、LINE OUTも付いているためプリアンプ的な使い方もOK

型名 価格(税込)
BB-1X ¥ 17,280

EBS

EBSマルチコンプに続く定番機。
真空管の動作をシミュレートしたTUBESIM
エフェクターを使用した際の低域不足を補うために、低域をスルーさせるSTANDARD(STD)
ストレートに歪み回路に入力するFLATの3つのキャラクターを選ぶことができる仕様となっています。
コンプと同じく操作は非常にシンプル。真ん中のMODEスイッチが非常に優秀です。

型名 価格(税込)
MULTI DRIVE ¥ 27,540

Alpha Omega

オペアンプを完全なベースとして、2つのディストーション回路(ALPHAとOMEGA)を搭載
特徴的なのは、二つの音色をセレクターで選ぶのではなく
ツマミでブレンドして使用出来るという事。

自由度の高いペダルです。プリアンプとしてもオススメ。

型名 価格(税込)
Alpha Omega ¥ 43,848

空間、モジュレーション、その他

ギタリストやキーボディストと比べて、ベースでは出番の少ないペダルたち
音に残響感を足したり、山びこを作ったり、揺らしたり。
最初の一台に選ぶことはあまりないと思うので、大まかな種類を紹介していきますが
使いどころをわきまえれば絶妙な奥行や雰囲気を醸し出せる、必殺技のペダル達です。

コーラス

バンド界隈におけるコーラスには非常に多くの意味がありますが
エフェクターのコーラスと言えば、音に揺らぎを持たせるもの
本来のベース音とは別に、時間軸・音程が異なる音を鳴らすことで、音に厚みと奥行きが出ます。
掛け過ぎると低音がわんわんと揺れて気持ち悪くなりますが
あっさりかけると非常に綺麗で爽やかな音色になります。しっとりしたソロにかけてみよう。

型名 価格(税込)
CEB-3 ¥ 11,880

ディレイ、リバーブ

いわゆる空間系と言われるエフェクター
ベースの原音をこだまさせたり、反響音をプラスすることで
音の奥行やフレーズのビート感が変わったりします。

例えばスラップのフレーズにディレイを足して、手数を増やしたり
豪快に歪ませたソロに残響音を足してより迫力を増したり。
使いどころによって音の魅力が深まる素敵なペダルです。
掛け過ぎると音が濁って邪魔になるので注意

型名 価格(税込)
DD-7 ¥ 18,900

シンセベース

シンセサイザーや打ち込みのベース音のような電子的な音を再現できるペダル
ブンブンうねったり、ミョンミョン跳ねたり、不思議な音色がたくさん。
いわゆる飛び道具と呼ばれる立ち位置になるので、かけっぱなしにするには不向きですが
狙った場所できっちりかかると、メリハリの付いたアレンジの一助になります。
繋ぐと延々と弾いていられる、楽しいエフェクター。

型名 価格(税込)
SYB-5 ¥ 15,120

マルチエフェクター

色々とご紹介してきましたが
「結局どうすればいいの...」という方へ。
前述のエフェクターがまるっと全部入った"マルチエフェクター"なるものが、最近いろいろな種類発売されております。

自分がどんな音を出したいのか、まだはっきりしない
あれこれ繋いでみたいけど、お金かかる...

そんな時は是非マルチエフェクターをお試しください。

Zoom B3n

Zoom社製、定番マルチエフェクターその1。
70種類以上のエフェクトを、最大7つ同時に使用可能。特筆すべきは、「説明書いらず」と称されるシンプル操作。
3つのストンプボックスが横に3つ並んだような感覚で、直感で操作出来ます。
リニューアルして音質も更に向上。言う事なし!

型名 価格(税込)
B3n ¥ 21,600

BOSS GT1B

BOSS製定番マルチエフェクターその2。
90種類のエフェクトを搭載、こちらも操作がシンプルな新設設計
PCに接続してBOSS TONE CENTRALにアクセスすれば、
プロ・ベーシストによりセットアップされた即戦力パッチを無償でダウンロード可能。
ボリュームペダルも標準装備で嬉しいです。そして非常に軽い。

型名 価格(税込)
GT-1B ¥ 21,600

ZOOM MS60B

エフェクトとアンプモデリング全58種類を、ワンペダルに収めたMS-60B。
そこから4種類を組み合わせることが可能です。
何よりもコンパクトエフェクターサイズというのがとてもありがたい逸品。
マルチとして使ってもよし、飛び道具のセクションとしてコンパクトと併せて使ってもよし。

型名 価格(税込)
MS-60B ¥ 9,400

LINE6 Helix

LINE6が6年の歳月を掛けて発表したフラッグシップ。

型名 価格(税込)
Helix ¥ 192,240

エフェクターと一緒にそろえる物

さあ後は必要なものを揃えて弾くだけです。
夏はバンドマンの味方です。弾きまくろう。

ACアダプター

エフェクターの電源。電池が使える機種もあります。
エフェクターによってボルトやアンペアなどが異なるので注意。

価格(税込)
¥2,000~3,000

エフェクターボード

エフェクターを持ち運ぶケース。
底面がマジックテープになっているので
エフェクターを固定していつでも使えるようにセットしておきます。

価格(税込)
¥5,000~10,000

パッチケーブル

エフェクター同士をつなぐ短いシールド
ジャックの位置によって長さやプラグの向きを選びましょう。
初めてエフェクターを買う場合は、エフェクター→アンプを繋ぐために
もう一本長いシールドも必要になるので注意。

価格(税込)
¥1,000~5,000

終わりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。

本記事でご紹介したエフェクターは全て島村楽器津田沼店でお試し頂けます。
気になる物がございましたら、是非お気軽にお立ち寄りくださいませ。

また、音を言葉にするというのは非常に難いもので
うーん、結局どうしたものやら、という方がいらっしゃいましたら
是非、店頭にて担当までお声掛けください。
音作りの方法を始め、バンドの事や練習の事も幅広くご相談に乗ります。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

この記事を書いているのはこの人

津田沼店のベース担当矢野です!
ベース歴8年、現在もバンドでベーシストをやっています。
プレイヤー目線で親身にご相談に乗りますので
ご来店の際は気軽にお声掛けください!

お問い合わせ

店舗名 島村楽器 津田沼パルコ店
電話番号 047-474-7700
当社HPからの問い合わせ先 お問い合わせ先
担当 矢野

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