これであなたもスティックマニア!?ステッィクの選び方、教えちゃいます!

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2020年09月11日

皆さん、こんにちは!ららぽーと愛知東郷店ドラムアドバイザーの東(ひがし)です。]] さて、今回はドラマーにとって最重要とも言えるドラムスティックのご紹介をさせていただきます!]]材質、太さ、重さ、形状等、様々な種類があるドラムステッィク、その選び方についてご紹介をさせていただきます! *①木材の材質 […]

皆さん、こんにちは!ららぽーと愛知東郷店ドラムアドバイザーの東(ひがし)です。

さて、今回はドラマーにとって最重要とも言えるドラムスティックのご紹介をさせていただきます!
材質、太さ、重さ、形状等、様々な種類があるドラムステッィク、その選び方についてご紹介をさせていただきます!

①木材の材質

スティックを形成する木の種類は主に3種類あります。その中から自分のジャンル、スタンスに合った種類を選びましょう。

ヒッコリー

最もポピュラーな素材でドラムスティックの大半をヒッコリーが占めています。適度な硬さ、重量でコントロールのしやすい素材です。

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オーク

ドラムスティックの中で最も堅く、質量があるのが魅力です。そのため耐久性が高く、パワフルなサウンドが欲しい人にお勧め。繊細な音楽よりも、ハードな音楽に適した素材です。

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メイプル

軽量で手にしっとりと馴染む質感が特徴的な素材。ライドシンバルを叩いたときのサウンドに独特の響きをもち、ジャズやアコースティック系のドラマーに人気があります。

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②チップの形状

意外にスティックの音を決める重要な位置づけの部分です。様々な種類がありますのでご紹介します。

ウッドチップ

一般的にはウッドチップが使用されます。暖かくやわらかい音を出しやすいです。耐久性に弱く、チップが欠けやすいため買いかえることが多いです。チップが欠けるとリバウンドする方向が変わり叩きにくくなるためです。

丸型チップ

丸い形をしているので叩いたときにどんな角度からドラムを叩いても同じような音を出すことができます。ロックで使用することが多く、初心者の方にオススメです。

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ティアドロップ型チップ

チップが楕円形になっているため叩いたときの接触面積を変化させやすいです。ですので音に変化がつけやすいということになります。主にジャズなどの繊細さが要求される音楽で使用します。

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俵型チップ

丸型同様、同じような音を出しやすくさらに音量を上げやすい特徴があります。ロックで使用することが多いです。

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トライアングル型チップ

ティアドロップ型の特徴をさらに強くした形状です。音の変化をつけやすく、表現の幅を広げることができます。ジャズで使用されることが多いです。

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ナイロンチップ

ナイロンチップはコツコツと硬く、アタック感の強い音になります。シンバルを叩くとウッドチップより鮮明になり、音の輪郭がはっきりと表現できます。耐久性に強くチップがナイロンでできているため欠けにくいです。1セット買ったら長期間使えます。

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選び方

①太さと長さ

まずスティックはほとんどのメーカーに共通して5Aと5Bという大きさを表す単位のようなものがあります。まず5Aこれを基準にします、5Aモデルが各メーカーの基準となっているスティックだと思ってください。

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そして5Bは5Aを基準に一回り大きく作られています。自分の体型や筋肉量で選ぶことをお勧めします。握力や筋力に自身があるという方は、5Bも扱えるでしょう。しかし、大抵の日本人は、初めから5Bの太さでは扱いにくいと思われます。5Aの中から選ぶのががオススメです。

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これをふまえて各メーカーから選んでみて下さい。メーカーについては自分の好きなメーカーや第一印象で選んで良いでしょう。2本目のスティックをどうするか、同じ物でも良いですし、同じメーカーから違うものを選んでも良いでしょう、違うメーカーの5Aまたは5Bを一通り試してみる、というのもひとつの手段ですね。

②重さ

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スティックは木で出来ていますから、同じ型でもそれぞれ個体差があります。だいたい一本で最大15g程度の振り幅があったります。店頭で買う場合は重さに明らかな違いが無いか計量器で計ることも大事です。5Aは大体50g前後、5Bは60g前後と覚えておくと良いでしょう。

ドラムステッィク滑り止め用小道具

ドラムスティックは、強く握ったまま叩くのではなく、インパクトの瞬間に力を入れるのが正しい奏法。ですから演奏中、「何かの拍子にスティックがスッポ抜けて飛ばしてしまった」ということはよく起こります。ライブ?を観ていて、プロのドラマーでも、スティックを飛ばしているのを見かけることがあります。けれども、できれば飛ばさないに越したことはありません。

実はドラムスティックを飛ばさないために、さまざまな工夫を凝らした小道具が用意されています。ここでは3つのタイプを紹介しておきましょう。

①グリップテープ

まず最もポピュラーなのが、テニスラケットのグリップのように滑り止めテープを巻くタイプ。これは握った時の感触が自分の手にフィットするようにただ巻いていけばよいので、たいへん手軽です。

品番 TG1(右)
価格(税込) ¥660
品番 TG1(真ん中、左)
価格(税込) ¥770

品番 BG10
価格(税込) ¥550

品番 W-StickGrip TYS
価格(税込) ¥1,100

②グローブ

もうひとつはドラム用のグローブです。握りが大分楽になるので、滑り止めだけでなくパワーアップにも繋がります。ルックス的にもお洒落になることは間違いないですね。

品番 RG-3(L、Mの2種類)
価格(税込) ¥3,850

まとめ

色々な種類の商品をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
初心者の方は色々なメーカーを試してみて、その中から自分に最適な商品を選んでいくのも大事ですね!

担当者 ドラムアドバイザー東(ひがし)

経歴

・一人でギターを弾いていましたが高校生になり初めてバンドを組みバンド人生がスタート。
・ある日ギターの音が鳴らなくなり楽器店に修理に持っていくと数分で店員さんがリペアしてくれ、こういった人に自分もなりたいと憧れる。
・その憧れよりキャットミュージックカレッジ専門学校ギターエンジニア科に入学。
・2年間、ギター製作、リペア、電子系、音響の勉強をする。
・卒業後、島村楽器に入社。
・数えきれない程の本数のリペアを経験。
・ギター製作の勉強をしていたこともあり木材での音の違いやメーカーの特色など詳しいです。
・そういった経験よりオーダーギターの相談、エフェクタ―ボード制作等の依頼を頂いたりしています。
現在、社内認定ギターアドバイザー、ドラムアドバイザーとしてららぽーと愛知東郷店に勤務しております。

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