【アップライトピアノ・グランドピアノ】新品・中古ご案内いたします!

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2023年01月20日

*グランドピアノ・アップライトピアノ、新品中古ご案内いたします! こんにちは。島村楽器ららぽーと新三郷店ピアノ担当の鈴木です。]]このページでは、ピアノをお探しの方向けに、アップライトピアノ選びに役立つ情報をお届けします!]]「子供にピアノを習わせたい」「保育士の資格を取りたい」「新たな趣味としては […]

グランドピアノ・アップライトピアノ、新品中古ご案内いたします!

こんにちは。島村楽器ららぽーと新三郷店ピアノ担当の鈴木です。
このページでは、ピアノをお探しの方向けに、アップライトピアノ選びに役立つ情報をお届けします!
「子供にピアノを習わせたい」「保育士の資格を取りたい」「新たな趣味としてはじめてみたい」「久しぶりにはじめたい」…などなど、アップライトピアノをお探しの方のお役に立てれば嬉しいです。
アップライトピアノをご検討される際、
・電子ピアノとアップライトピアノの違いは?
・価格によって何が違うの?
・アップライトピアノの新品と中古の違いは?
等といったご質問をいただきます。
こういった内容も含めて、アップライトピアノを選ぶ前に、皆さまが悩まれることに関して、ご説明させていただきます。

「ピアノ」の種類

ピアノとは、指先で、全身で様々な表現をする楽器です。
一言にピアノの音といっても、元気な音、優しい音、鋭い音、まるい音…様々な音を弾き方ひとつで表現できます。
ピアノを選ぶ前に、そもそもピアノで何ができるのか、どんな楽器なのかを確認しておきましょう!

アコースティックピアノと電子ピアノ

ピアノには大きく分けて二種類あります。
まずは、グランドピアノやアップライトピアノなどの、ハンマーで弦を叩いて、弦の振動により音を出すアコースティックピアノ(生ピアノ)。
そして、そんなアコースティックピアノの音を録音し、スピーカーから音を出すのが電子ピアノ(デジタルピアノ)。この違いを詳しくまとめてみました。

アコースティックピアノ(生ピアノ)

アコースティックピアノは、指先で鍵盤を押し、その力が複雑な機構(アクション)を通ってハンマーを動かし、弦を叩いて音を出します。
その弦を叩いた振動が、響板と呼ばれる木の板を伝わって楽器全体が振動して、独特な広がり、響きを生み出します。
音量の調整はできませんが、弾き方によって無限の演奏表現ができます。(消音機をつけて、音を消すこともできます。)
また、生の楽器なので一台一台の個性が少なからず存在します。調律・整備を定期的に行っていただくことで長期間の使用ができます。
また、ピアノ本来の形は、弦を水平に張った「グランドピアノ」なのですが、これを縦型にしてコンパクトにしたのが「アップライトピアノ」です。
ハンマーで弦を叩いて音を出す基本構造は一緒ですが、アクションや響板の形が異なるので弾き心地や音色も異なります。

電子ピアノ(デジタルピアノ)

一方電子ピアノは、指先で鍵盤を押し、その情報をセンサーで感知。
その動きを元にアコースティックピアノから録音(サンプリング)した音をスピーカーから出します。
そのため、アコースティックピアノと電子ピアノは根本的に構造が全く異なります。
多くはアコースティックよりも軽量・コンパクトでヘッドホン対応・音量調整機能が付属しているため、置く場所・練習環境を選ばず演奏が楽しめます。
また、アコースティックピアノにはない電子機能(音の変更・リズム・内臓曲再生など…)を使ってピアノを楽しむことができます。

グランドピアノ アップライトピアノ 電子ピアノ
画像 グランドピアノ アップライトピアノ 電子ピアノ デジタルピアノ
アクション 横型
自重でハンマーが戻るので素早い連打もスムーズ。
縦型
バネでハンマーが戻るので連打には限界がある。
木製・プラスチックなど、メーカー・価格帯によって様々。
音がでる仕組み 鍵盤を使ってアクションを動かし、ハンマーが弦を叩き、楽器全体が共鳴することによって発音する グランドピアノ同様 鍵盤の動きをセンサーで読み取り、スピーカーから生ピアノから録音、もしくは合成された音が鳴る
音色 全体に倍音構成が豊かで、柔らかい音から鋭い音まで幅広い。音も響板から直接耳に入るため、細部まで聞き取れる。 箱型の限りあるスペース内に仕組みを収めており、響板が後ろ側にあるため、グランドピアノと比べると音はこもりがち。
それでも弦が共鳴し倍音が鳴るので音色はとても豊か
各メーカー、高価格帯では最新のデジタル技術により生ピアノの弾き心地にかなり迫るものも。
音量 指先のタッチ感、弾き方で音量・音色を調整するが、最大音量を調節することは不可能。消音機能が搭載・後付けできる機種も。 グランドピアノ同様。実はボリューム自体はグランドピアノと大きく変わりません。 ピアノ自体にボリュームがついており、最大音量を調節可能。殆どの機種がヘッドホンでの演奏にも対応しています。
重さ 小型のもので260kg程。コンサートサイズでは420kg程度。 200kgから大きなもので280kgほど 軽いもので40kg弱。重いものでも100kg前後。(*1)
メンテナンス 年に一回以上を目安に定期調律が必要です。 グランドピアノ同様。 基本的に調律は必要ありません。
耐久性 摩耗部分の取り換え・定期調律により長期間の使用が可能。 グランドピアノ同様 電気部品の耐用年数基準によります。
ピアノのレッスン用でお探しの方は、アコースティックピアノで練習していただくことをオススメします。

電子ピアノで練習されている方からよく、「家では弾けるのにレッスンでピアノを弾くとしっかり音が出せない」とか、「弱いタッチの表現・スタッカートの表現(スタッカートには、スラーのかかったものやフォルテやピアノのスタッカートなど色々あります)が、その弾き分けが電子ピアノではできない。」といったご相談をよくいただきます。
ピアノの練習は、ご自宅での練習が一番長くなると思いますので、上達するため・楽しくレッスンを続けるためには、「どういったピアノで練習するか?」ということが、とても需要になってきます。
※勿論、ご予算や環境により電子ピアノを選ばれる方も多くいらっしゃいますし、電子ピアノならではの楽しみもたくさんあります。
お一人お一人に合わせてピアノ選びのお手伝いをさせていただいておりますので、まずはお気軽にご相談ください!


アコースティックピアノと電子ピアノの「メリット&デメリット」

練習の為の楽器を選ぶ際にまず最初に決めなければならないのが、アコースティックピアノと電子ピアノ、どちらにするか?という事です。ここでは、電子ピアノとアップライトピアノのそれぞれのメリット&デメリットをご説明します。
電子ピアノとアップライトピアノの違いは、大きく分けると「タッチ」と「音」の2点に分けられます。
※タッチとは、「鍵盤を弾いた際に指先に伝わる重さ・感覚」の事を指します。

電子ピアノ

メリット

・場所を取らずコンパクトなものが多い
・調律の必要がない
・10万円前後~と価格がお手頃のものが多い
・ボリュームを小さくして練習ができる

デメリット

・タッチ感がアコースティックと全く違うので、弾き方のクセが付いてしまう
・どんな弾き方をしても同じ音がするため、音を聴いて弾く力が育たない
上達した時に買い替えが必要
・ペダルを踏み続けてもキレイに聞こえてしまうため、アコースティックピアノで弾くときには踏み方が雑になってしまう
・電化製品なので、アップライトに比べて耐久性が短い

アップライトピアノ

メリット

・ハンマーを動かすだけの力が必要になるため、しっかりと「弾く」練習ができ、指の力が正しく付く
・録音された音ではなく、倍音が豊かに共鳴してくれるため、しっかりと耳が育つ
・環境にもよりますが、きちんとメンテナンスをすれば、80年~100年くらいもつ

デメリット

・消音機をつけない限り、弾く時間が限られる
・お引越しの多い方は、移動が大変
・サイズが大きいので、スペースが必要


アップライトピアノの新品と中古では、どちらが良いの?

まず大前提として、絶対にこちらの方が良いという選択は有りません。
それは、弾かれる方が音楽と関わっている状況や、お客様自身の価値観等によって様々であるからです。
その中で、より正解に近い選択をする為に我々販売員が居りますので、是非楽器店へご相談頂く際は、「これは関係無いかも・・・」といった事まで、何でもお話し頂ければと思います。
それぞれのメリットをまとめますので、参考にして頂ければ幸いです。

新品ピアノのメリット

・ファーストオーナーとして、音を育てていく事が出来る
・前任者が居ない為、音色に癖が付いていない
・すべての材料が新しいので、材料の破損、劣化の心配がない

お子様がレッスンで使用される場合は、新品ピアノをお勧めしています。

耳が最も育つ時期に「音を育てていく」「ピアノの音色と一緒に成長していく」という体験をさせて差し上げられる事は、何にも代えがたい価値が有ると思う事が理由です。

また、前述の「音のストックを増やす」という点でも、音が育つ過程で様々な音色を聴き取る事が出来ますので、有効だと考えています。

中古ピアノのメリット

・高スペックの物を、手頃な価格で購入可能
・比較的価格の手頃な個体が有る(整備状態には要注意!)
・現在は手に入らないデザイン・特徴のモデルも購入可能 ***ご趣味用でお探しの場合は、中古ピアノがお勧めです。
ピアノは弾いて音を育てていく楽器なので、良好の状態のものであれば新品よりも中古のほうが良い音を出すことができると言えます。最初から、出来上がった音で楽しみたいという方には、中古ピアノがお勧めです。


ピアノは価格によって何が違うの?

手頃であれば30万円しない物から、高価な物は数千万円(!)と非常に幅が広いピアノですが、その違いがどこに有るのか、気になる方も多いと思います。
価格による違いは、中古ピアノと新品ピアノで異なります。ここでは価格による違いをご説明します。

中古ピアノの価格の違い

・製造された年(年式)
・当時のグレード・色(定価)
・(整備の内容)

新品ピアノの価格の違い

・製品のグレード
・色 ・(ブランド)


音が余り出せないけれど、何か対策が出来るの?

ピアノを検討する上で、避けては通れないのが音の問題です。ご近所に対して・ご家族に対して、ピアノの音とどう付き合っていくか悩まれる方も居られます。
基本的にアップライトピアノは音が弾き手から奥側に、グランドピアノは全方向に音が出ます。ここでは簡易な順に、音の対策をご説明します。

①(アップライトピアノの場合)マフラーペダルを使用する

アップライトピアノにはペダルが2本もしくは3本ございます。この3本ある場合の真ん中のペダルは「マフラーペダル」という名称で、ハンマーと弦の間にフェルトを入れ、音を1/3程度に抑える事が出来ます。
音そのものがおさえられるので、常時ペダルを踏んだ状態は避けた方が良いですが、時間帯によって切り替える等の活用が可能です。

②遮音ボードを使用する

アップライトピアノはピアノの奥側に、グランドピアノは弦の上や下に入れる遮音材が販売されています。
製品によりますが、弾き手に聞こえる音が多少は変わってしまいますが、マフラーペダルよりは違和感の無い練習が可能です。
但し、完全に音を止める訳ではないという点と、基本的に設置した場合は常時その状態で練習しなければならないという点に注意が必要です。

③消音ユニットを取り付ける

アップライトピアノ・グランドピアノ共に、殆どのモデルに消音ユニットという物を取り付け出来ます。
これは、簡単に言うとピアノと電子ピアノを切り替えて使用できるというアイテムです。
消音時は電子ピアノと同じく電子音になってしまう点に注意が必要です。
ちなみに、こちらは後付けが可能ですので「小さいうちは無しで、大きくなって練習する時間帯が遅くなった際に取り付ける」といった活用の仕方もございます。

④防音室を導入する

音を気にせず、いつでも好きなだけピアノが弾きたい!という方におすすめなのが防音室です。
相応のコストは掛かりますが、いつでも練習出来るという環境は、音楽好きにとっては理想です。
防音室も新品・中古を含めて幅広い提案が可能ですので、是非ご相談下さいませ。
お客様のレッスン環境によって、音の問題対策は様々な選択肢がございます。
最適な提案をさせて頂きますので、ピアノを検討の際は併せてお問合せ頂ければ、更に詳しくご説明させて頂きます。

ららぽーと新三郷店では防音相談会を行っています。
詳しくは防音お悩み相談会←こちらをクリック!


ご案内の流れ

島村楽器ららぽーと新三郷店に展示されているピアノは電子ピアのみになります。

ですが、アップライトピアノやグランドピアノに詳しいスタッフが常駐しておりますのでまずはお話し聞かせてください♪

①店頭またはお電話にてお客様のご要望をお聞きします。

②ご要望に合う機種を近隣店舗からお探しします。

③実際に見に行く またはカタログなどをご覧いただきご注文。

他店舗に見に行かれる際に、担当者が同行させていただきます!

お問合わせ先

住所 〒341-8550
埼玉県三郷市新三郷ららシティ3-1-1
ららぽーと新三郷1F
電話番号 048-950-5030
店舗名 島村楽器ららぽーと新三郷店
ピアノ担当 鈴木

*1: 据え置きタイプの場合。メーカー、機種によって異なります。

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